読書備忘録

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映画「君の名は。」

2016-10-03 | 映画

英題「Your Name」2016年日本長編ファンタジーアニメ 新海誠監督・原作・脚本作品。

巨大彗星の接近が1カ月後に迫ったある日、山深い田舎町に暮らす神社の娘で女子高生の宮水三葉(声・上白石萌音)は、自分が東京の男子高校生になった夢を見る。日頃から田舎の小さな町に窮屈し、都会に憧れを抱いていた三葉は、夢の中で都会を満喫する。一方、東京で暮らす男子高校生の立花瀧(声・神木隆之介)も、行ったこともない山奥の町で自分が女子高生になっている夢を見ていた。2人の心と身体が入れ替わる現象が続き、互いの存在を知った瀧と三葉だったが、やがて彼らの入れ替わりが途切れてしまう。三葉と三葉の目を通して見た情景が頭から離れない瀧は、スケッチブックに書いた絵を手掛かりに三葉のいる村を探す旅に。やっと見つけた土地で知ったのは三葉の住んでいた村は破壊されたまま立ち入り禁止区域にされてされているという意外な真実を知ることになる。

その他声の出演、長澤まさみ、市原悦子ら。

物語は「絶望は唐突に訪れるが人間の歴史はその繰り返しで、一つの災害が終われば知見を増やし次に備え、日々の生活に戻り、時に忘れては思い出す。その中で人は愛し、生活を営み、笑ったり泣いたりして死んでいく。そんな幾人もの人生の積み重ねに今の我々があるのだ、ということを描いている。時間はねじれて、絡まって、時に戻って。災害で失われた人々の想いは時を超えてもどこかで今を生きる我々とつながっているのだ」と。

『興行収入100億円突破。観客動員850万人突破。岐阜県飛騨市がモデル聖地巡礼現象。世界八十数カ国への配給決定。恋と奇跡の物語。』

マスコミやネットで評判になっているのを見て遅ればせながら映画館に。

鮮やかな色使い、細かなこだわりの風景、刻々と変化する光の映像が綺麗。時系列が複雑で理解するのに時間がかかったが、隕石落下と3,11震災とがダブり日常の何気ない毎日の幸せの大事さをこの映画教えているように感じた。時空と次元超えたアニメでこそ発揮できるファンタジーでした。


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