この試合より１時間早くキックオフした同グループのもう１カードで福岡が勝利した結果、この試合で引き分け以下に終わると予選グループ敗退が決定することに。そんな状況で０－０のまま後半がスタート。梶浦のゴールで先制に成功し、さらにＧＫ波多野のビックセーブで流れを引き寄せたかに見せましたが、直後にＣＫから失点し１－１の同点に。その後はお互いにゴールに迫るもあと一歩のとこで奪えず。特に東京は梶浦が無人のゴールにシュートを放つシーンを迎えるも、クロスバーに当てて決定機を逃したのが痛かった。そのまま１－１で試合終了かと思われたアディショナルタイムも終了間際に磐田に決勝点を奪われ１－２で敗戦、今季のルヴァンは予選１試合を残して敗退が決まりました。
試合前からもう残りの２試合は勝たないと予選突破はほぼ無理であろう状況のなかでしたが、メンバーはリーグ戦から大幅に変更し、若手主体のメンバー構成。前節のルヴァン湘南戦でもかなり相手に圧倒された内容で、この日も不安はありましたが、攻撃面ではチャンスも多く作り内容は悪くなかったと思います。ただ結果は伴わずに敗戦、梶浦に至ってはプロ初ゴールも、その後の決定機を外したことで、悔しさのほうが勝る結果になってしまいましたね。
初戦以外はリーグ戦とはメンバーを大幅に代えて臨み、若手主体で挑んだルヴァンリーグ戦でしたが、やはり甘くはなかったですね。ただルヴァン開幕前にコロナの関係で中止などあり、日程的にもちょっと難しい状況でしたが、それでもトータル的にみて残り１試合を残した時点での予選敗退はちょっと…というかかなり残念な結果。しかも福岡、湘南、磐田とこのレベルの４チームで上位２位以内に入れなかったのは、チーム全体の選手層の薄さというのも現れてしまった感じですね。