はんなりする話

京都の義肢装具会社〝㈱大井製作所”のスタッフの日常や装具の話など。
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ゴールデンウィークの経験

2018-05-18 18:23:38 | **活動日誌**

はじめまして!営業部のAKです

GW皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか??

私事にはなりますが5/3~5まで東北へ空飛ぶ車いすの活動に参加しに行きました

名前だけ聞くと、空飛ぶ車いす空飛ぶ車いすでも開発しているのとなるかと思いますが、

「日本で使われなくなった車いすを修理し、車いすが必要だけど買えない人へ届ける」ボランティア活動のことです。

届ける場所はタイ・スリランカ・台湾などの海外が主ですが、東日本大震災から毎年GWに施設に届けた車いすの点検・修理を行っています東日本大震災から7年がたち、空飛ぶ車いすの活動として東北へ行くのは8回目、私は学生時代からこの活動に参加しているので今年で参加するのは5回目となります。

私がはじめて参加させていただいた時に比べだいぶ道路が綺麗になったりや新しい建物が出来てきて毎年行くのが楽しみです。

ただ現地の方の話を聞くと「ハード面(建物など)はだいぶ綺麗になってきたけれど、ソフト面(人の心の面や人数的)にはまだまだ震災前とは大きく差がある」とのことでした。これからは東北の活動はどうあるべきか?「毎年忘れずに来てくれるだけで元気が出る」といってくれる現地の人にもっと何かできることはないか?と考えさせられた2泊3日でした。

普段の仕事でも「病気やケガで苦しむ人に装具を通して何ができるか?」「もっとこうしたら装具をつけるのもまだましになるかな?」と思うのと通じるものがあるなぁと感じました。まだまだ義肢装具士としては半人前ですが、頑張っていきたいなと思いました

最後に活動風景に載せておきます現地の移り変わりの写真などなど沢山載せたいのですが厳選しました

↓車いすの修理を教えている様子

↓みんなで力を合わせて頑張り、約50台修理しました

↓奇跡の1本松を観光しました

もしテレビで最近見ないけれど現地がどうなっているのかな?と気になる方がいれば是非東北へ行ってみてはいかがですか?

きっと暖かく歓迎してくれると思います

長々とすみません ありがとうございました