はんなりする話

京都の義肢装具会社〝㈱大井製作所”のスタッフの日常や装具の話など。
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2012-08-20 01:34:14 | Weblog

本日の担当はメディフット藤岡です。

先日納品をさせていただいたTさんの靴を紹介します。

Tさんは電動車椅子で生活されていますが、靴を履くときは、床に足を開いて座った状態でしか履けません。この状態に僕はなれませんが・・・。

なので、必然的にサイズのかなり大きい、すぽっと履きこめる靴を履いておられました。

かなり大きいので、靴が何かにひっかかって脱げてしまうことも・・・。また座った状態(靴の内側が下)で履きこむので内側がすぐに破れることも。

できるだけぴったり合って座った状態で履ける靴をという注文でした。

ということで、他にはないオリジナルデザインになりました!!色はTさんチョイスで、アクセントに黄色が効いてます。

踵にあるループは履くときに引っ張りやすいように、斜めになっており、

親指が上に持ち上がるのを防ぐためのベルトが、前足部から足の甲全体をしっかりホールドしてくれます。

いやー履けてよかった。よかった。ほっ・・・。

実は

踵のループの引っ張る方向が斜めじゃないと履けなかったんですね。既製品だと普通まっすぐついてますからね。

TさんやPTさんにいろいろアイデアをもらいながら、試行錯誤しましたが気に入っていただけました。履く練習もさっそくしてもらったようで、

今では芸術的な靴の履き方をして頂いております。感謝です。

次はズボンを履くのが困っているみたいなので・・・だれか何かいいアイデアありますかね?因みに座っている状態からごろんと背中を床につけて履いてるらしいです。

 


こんなの作りました!

2012-08-09 20:21:40 | Weblog

お久しぶりですvv4年目の松原です

働き始めて3年が経ちました。。。

いつも食べたり遊んだりしたことを書いていましたが、今回はこんな仕事してますよっというのを紹介したいと思います(。-∀-)

 

1週間の内約3日は病院へ営業

そして2日は会社内で製造の業務を行っております

製造では主にサポーターの縫製を行っていますので、今回はその中でも珍しい商品をご紹介しますね

 

まずは既製のサポーターでは大きすぎて合うサイズがない男の子の肘サポーターです

注文内容としては 『青が好き』 とのこと。

既製の形をベースにこんな感じに↓↓

男の子という事だったのでポイントも控えめに。。。

いろんな青を使ってみました!o(´ω`*)

裏のマジックは黒なんですけどね;

 

 

そして小学生の女の子からのご注文 『かわいい膝サポーター』

 

従来のサポーターにワッペンを付けてみました

そして端のほつれ防止にドット柄のテープを使っています

このヒヨコちゃんかわいいですvv

 

たまーーーにしかありませんが製作依頼がくると(○´艸`)っとなりますvv


8月になりました(゜∀。)

2012-08-08 21:57:18 | Weblog

どうも、噛みまして田坂です(n‘∀‘)η

 

8月に入ってなお暑さはますばかり・・・昼間、救急車が走っていると熱中症かな?と思ってしまいます((((;゜Д゜))))

 

それはさておき、

 

8月なると、当然ながら涼しい服装をしますよね~街中を歩いてても夏をという感じがします!そんな中、最近は何気なく人の足元を見る様になりました。

 

病院の同行をさせていただくと扁平足や外反母趾といった足の病気で来られる患者さんも数多くお見受けします。勉強をさせていただく中で足や履物の大切さを実感しています。

 

なので、サンダルを履いてる人を見てちょっと危ないなーとか思ってしまったり^^;かく言う自分も扁平足なのですがヽ(`Д´)ノ←

 

足から体に不調をもたらしてる場合もあるので暑くても足は大切にしたいですね!

 

まだまだ勉強不足な点が多々ありますが暑さに負けず頑張っていきたいです(ノ∀`)

 

 

 

それと、誰か30cmの靴屋を教えてクダサイ・・・・・・

 

 

 

 


慣れた頃が要注意っ!だな。。。

2012-08-02 04:42:54 | Weblog

今月から実名でブログを書くことになりました

管理人こと中村です

 

ここのところ、すぐに油断してしまう自分にむけて仕事中のマイルールというものを作ってみた

 

○  その日が始まれば、『初心の気持ち』でいること。

○  『同じような事例』はあっても、『同じ事例』は無いと思うこと。

○  今日の『電話の相手』は明日の『お客様』と思うこと。

 

 

『初心の気持ち』

同じような仕事を20年以上もしていると、ついつい惰性で仕事を処理してしまうことがある

 

仕事をこなすというとデキる感じがして聞こえも良いが、わたしはこれに当てはまらない

『こなす』というよりもやはり『処理』しているに近い。

これは考えて取り組んでいなさそうで、いかにも自分がバカっぽくてイヤだな…と思う

 

初めて仕事に就いた時にあったであろう『やる気』『前向き』『好奇心』『根性』『謙虚』なんかを、

今現在の自分自身に毎日暗示をかけている。

これも身に付いたら本物なんだろうけど・・・

なんだろう?・・・最近それもうっすらしている感じ??? 歳?

 

 

『同じような事例』と『同じ事例』

以前にこんなことがあったな。。。というときに、似たような過去の事例は参考にはなるけれど、

相手も時間も違えばその背景にあるものがそれぞれ違うので、

いつも新しい案件と思って接するように自分自身に言い聞かせる。

 

同じ説明やセリフを数え切れないほど言っても、伝える相手が違うとその人は初めて聞く内容なわけで、

逆の立場になったとき機械的に話されると結構不快だなと思うことが良くあるからだ。

 

 

『電話の相手』と『お客様』

請求先の担当者さんからは不承不承といった感じで電話をいただいたりする

実はうちに帰ればわたしはあなたのお客さんなんだよね。。。と思いながら話している。

 

慌ただしくバタバタしているときによく営業の電話がかかってきたりする

明日はこの電話の向こうの人がお客様になっているかも知れないなと思って話している。

 

こういったときに思うことは所違えば立場も違うことだし

電話を切るまでは丁寧に応対しないとなということ。

 

 

自分で決めたルールをいつも実行出来ていればいいけれど、

油断すると傲慢になったり横柄な態度になったりしてしまう

わたしの場合まず先に『謙虚さ』についてもう一度考えないといけないのかもしれないな反省

 

やっぱり慣れた頃が要注意っか。。。