はんなりする話

京都の義肢装具会社〝㈱大井製作所”のスタッフの日常や装具の話など。
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4月も終わります。

2014-04-30 23:52:10 | メディフット

こんばんわ!広報部の田坂です。

 

本日でもう4月も終わりです。みなさん、今年度始めの月はいかがだったでしょうか?

 

5月もブログを更新して行きますのでよろしくお願いします!

 

では( ̄^ ̄)ゞ


体幹装具

2014-04-24 22:08:05 | メディフット

こんばんわ!広報部の田坂です!

 

いきなりですが、みなさんはカップうどんやそばを食べますか?あれって、関西と関東だと味が違います。

関西版は少し薄味でしょうか(。-∀-)

 

タイトルとまったく関係ないですが、ちょっと関係があったりします。

どの製作所でも体幹装具は必ず作られると思います。ただ、メジャーな?体幹装具は関西と関東で違います。

 

ダーメンコルセットは全国共通かと思います。これは軟性ですね。

 

硬性となると、関東ではプラスチックタイプの体幹装具になりますが、関西では・・・

このような体幹装具がでます。中は金属で表面は革でフェルトと挟んで縫ってます。これを反対側と合わせて挟むようにして装着します。写真は片側のみですね

ここから先は秘密ということで・・・

このコルセットの利点は金属なので加工がしやすく、汎用性が高いというところでしょうか。

 

学生さんは地方事に違いがあることを気にすると面白いかと思います。

 

いかがだったでしょうか?ではでは(o・・o)/~

 


義足のあれこれその2

2014-04-22 23:46:48 | Weblog

こんばんわ!広報部の田坂です!

 

今日は先日写真がありませんでした樹脂注型の流してる部分の写真と注型後の写真を載せます!

今回の樹脂注型では樹脂には色をつけていません!義足の表面が黒いのはカーボン繊維の黒です。メーターうんぬん万円・・・(ひゃー

注型後です。前回と同じく硬化を待ちます。

いきなり工程が飛びましたが硬化して切り出したものになります(。-∀-)下の断端部分がとんがってますが、この後削ってピラミッドを出します。

 

この後の写真が申し訳ありませんが撮ってませんでした((゜Д゜)ノオイ)

 

写真がメインになってしまいましたがいかがだったでしょうか?

 

ではでは( ̄^ ̄)ゞ


 リミッター

2014-04-19 12:11:02 | Weblog

 

 はじめまして、パナソニックエイジフリー京都店の田中です。

 

 今日は、福祉用具の「選定」について自分なりに考えてみました。 選定とは・・・多くの中から目的・条件などに合うものを選び定めること。(辞書より)「多くの中から・・・」 たしかに 福祉用具には実にたくさんの種類があり、ご利用者様に合った商品をお届けするのが僕の仕事です。

 

 身体状況に適合したものでより良い用具を選定する・・・。 「奥が深い...そして極めたい」 それが今の僕の心境です。選ぶものひとつでご利用者様の毎日が良くも悪くも変わる・・・。だからこそ慎重かつ、丁寧に時間をかけてご利用頂き、満足してもらう。 

 

 ふと自分に問いかけます。「できてるか~?」「まだまだ・・・です。でも仕事が楽しいし、極めます」

 

 さて最近、二人の人から同じ時期に言われた言葉が印象的で心に残ってます。 

 

「仕事に対してワクワクするような事してる?? 自分の中で、限界のリミッターを決めてない??」 「たしかに・・・」

 

 その1人のお師匠さんの中で Sさんがいます。 その方は 現在も、ある業界でトップを走り続けています。しかも五年で実現させてる。その方は目標を明確に持ち、いつまでに実現さすか。人に喜んでもらうこと。人の役に立つこと。 そして何より決断が早い・・・。そして自分のリミッターを決めていない。本当にいい刺激をもらってます。

 

私も自分のリミッター を外して、福祉業界を微力ながら盛り上げていきたいとおもいます。

 

 そいえば、カーネルサンダースは65歳から起業した本で知りました。 きっとこの方も勝手な想像ですが、「リミッター」が良い意味でないんやろな・・・。 

 

 

 


義足修行

2014-04-18 10:49:03 | **活動日誌**

こんばんわ、広報部の田坂です(。-`ω-)

 

最近の京都は暖かかったり少し寒かったりしています。昨日は雨が降ってました・・・今日会社に来たところ準備していたPVAが大変なことにΣ(゜Д゜)

 

これは間違いなく湿気のせいです、はい。やはり、義足に限らずですが使う材料だったり樹脂だったり扱いや管理が大変なものも多いのでこのあたりの知識もしっかりしたいと思う今日のこの頃です。

義足の練習をさせて頂いてるのですが、PVAのおろし方だったり樹脂の流し方だったりさりげない技が多くて、見たうえで自分の中に落とし込むのが大変です(´・ω・`)

 

写真を最近撮り溜めさせて頂いてるので段々とアップしたいと思います。

 

あと、義足に限らずですが体に有害な物もたくさんありますで、学生さんだったり使う方々は扱いに気をつけましょう。

 

特に注意したいのは石膏です。有機溶剤は体もある程度解毒してくれますが石膏の粉なんかは肺に残って固まったりしますのでマスクは必ず着用しましょう!

ではでは(^◇^)

 

 


装具が出来るまで

2014-04-15 20:34:51 | Weblog

今日はめちゃくちゃ天気良くて春という感じです、どっか行きたかったです。どうもこんばんわ広報部田坂です。

 

さて、装具が出来るまで流れについて書きたいと思います。

基本的に義肢装具士は病院に向かいます。そして病院の医師の方の診察の時間、待機します。

・装具等が必要な患者さんが来られたら

→診察室にて患者さんの状態を確認して先生とどのような装具にするか話合います。どのような装具にするか決まったら、仮合わせ、お渡しする日を話合います。

・採型、モデル製作

→会社に持ち帰りモデル製作、装具を製作。

・仮合わせ

→病院にて仮合わせ。その状況をみて改善すべき点があるかどうか先生と確認します。

・最終確認

→仮合わせが済んだら、仕上げを行いお渡しします。

 

これはあくまでざっくりした流れになります。義肢装具士の人は病院を回る形になります。

参考になったでしょうか?非常にざっくりでしたが(;'∀')

 

ではでは(^^)/

 

 

 

 


義足のあれこれ~樹脂注型~

2014-04-14 20:24:09 | メディフット

こんばんわ!広報部の田坂です(´Д`)

 

今日は義足が出来るまでの流れを写真を交えて書きたいと思います!前のPVAからの続きですね(。-∀-)

 

これは石膏モデルを吸引装置に取り付けてPVAをかぶせた状態です。石膏モデルが白くないのはセルロイドという液体を塗っています。この液体は石膏モデルの湿気なんかを防いでくれます。石膏モデルが湿気り過ぎていると、PVAが弱くなりソケットの内側がボコボコになったりPVAが破ける原因にもなるのでセルロイドを塗る前にしっかりとオーブンで乾かしています。

先ほどの状態からフェルトという生地とストッキネットという生地をかぶせたものです。これに樹脂を染み込ませてソケットは完成します。だいたい7枚、7層分かぶせます。

更にPVAをかぶせた状態です。この状態から樹脂を流し込ませます。もう少し上部分も撮ればよかったです^^;すみません(´Д`;)ヾ ドウモスミマセン

樹脂を流し終えた状態です。ここまでしたら樹脂が熱を持って固まるのまって冷めたら切り出して仕上げまで行います。

 

今回は樹脂注型までを書かせていただきました!文章はざっくりでしたが^p^

 

ではまた(o・・o)/~

 


会社でお花見♪

2014-04-11 14:05:51 | **活動日誌**

肌寒い日も少なくなり、春の心地よい陽気の日が多くなってきましたが、皆さまはお花見されましたか?

私も岡崎や祇園、御所などで桜のお花見を楽しみましたが、弊社も今、色とりどりのお花が咲き誇っています

いつも社長がお花を選んで、スタッフと一緒に色のバランスを考えながら花壇に植えていきます。

イメージ通りになるかは、咲くまでわかりませんが、今回もとっても良い感じになりました

チューリップは植えた時期が遅かったのか、茎が伸びず短くなっちゃいました・・・

でも社長が可愛い名前をつけてくれました「おやゆび姫」

短い品種のチューリップもあるみたいですが、可愛い名前をつけてもらってチューリップも何だか嬉しそう

会社の花壇には春、夏、秋、冬、四季に応じたお花を植えて、皆様をお越しをお待ちしています


義足のあれこれ

2014-04-10 23:15:12 | Weblog

こんばんわ!広報部の田坂です!

 

今日は義足製作の豆知識?を書こうと思います(´Д`)

まぁ、僕も教えて頂いた受け売りなのですが(´∀`)

 

義足ソケット製作時には樹脂を流すために必ずPVAというものを使います。これは義足ソケットに内側がなめらかになるように、石膏モデルに樹脂がつかないようにするために使います(写真なくてごめんなさい)

 

このPVA、実はスーパーボールに使われている材料と同じらしいです。僕も入社したての時して初めて聞きました(°д°)

学生の時からこのPVAの扱いが上手くなく、苦労した事を覚えています^^;

 

多分、これからの講義で作られる学生さんもいるのではないでしょうか?そんな学生さんの参考にもなればと思います。

PVAは水に弱く、湿らせると伸びやすくなる反面、破けやすくなるので注意が必要です。逆に熱耐性は良くでヒートガンなどで温めると表面がパリっとします。(もちろん炙りすぎると溶けます)

 

なので、PVAを石膏のモデルに通し終えたあとはヒートガンで少し温めてあげると破けにくくもなるのでぜひ温めましょう!最後樹脂を流す際に安心できます(笑)

 

もしかしたら当たり前の知識かもしれませんが、学生の時は知るよしもなかったので参考になれば幸いです。樹脂注型の風景など写真であげられれば上げていきたいと思います。

 

ではでは( ̄^ ̄)ゞ