(今日の山庭です~白く見えるのは花ですよ)
山庭のシンボルツリーの名前がわかりました!
この土地にもともと自生していたものですが、25年ほどを経てこんなに大木に
なりました。
ここに、庭を造くろうと思ったときこの土地の後方真ん中にこの落葉樹はありました。
何の木かわからないままにこの木を残すことにして、あとの松などはすべて
伐採しました。
約12mぐらいは、あるようです~まだ、5mぐらいは伸びそうです。
はじめ鳥の落し物が、ここの土地に根付いてこんなに大きく成長しました。
さて、名前はですが、
クマノミズキ といいます。
ミズキ科ミズキ属 (熊野水木)
三重県の熊野地方に多く生育しているので、この名前がついたようです。
水分を多く含むので、環境も湿った谷沿いなどが適地です。
まさに、私の山庭にぴったりです。生育は、速く環境にあえば、1年にかなり
成長するそうです。
この木は、毎年伸び続けています~ここに庭を造り始めてからかなり大きくなりました。
ちょうど梅雨の頃、白い花を咲かせます。
今日は、みごとに全体に花をつけて咲いています。
小さな花が固まって木が白くみえています。
一つの花は、こんなのです。4枚の花弁と4本のおしべ、中心に1本のめしべがあります。
葉は、アジサイのようです。調べたら、特徴は対生していることです。
確かめました!~対生しています。
今の季節は、たくさんの葉を繁らせて白い花をこんなにもたくさん咲かせています。
夏のあいだは、東屋の上に枝が繁って心地よい木陰を作ってくれます。
この木がなかったら、暑くていられないだろうと想像できますよ。
秋になるとその花に黒い実ができて、ちょうどサンゴのように赤っぽくなった
ものが庭にいっぱい落ちています。
そして、晩秋には葉が色づき、冬にはあのたくさんの葉をすべて落として丸裸に
なります。大量の落ち葉は、庭に降り積もって寒さから宿根草を守ってくれます。
それが、いつか腐ってフカフカの土を作ります。
すべて、落葉するので冬は、この下の植物によく日が当るんです~~
なんて、よく出来た自然のサイクルなんでしょうか^いつも感心します。
この木の名前を教えてくださったのは、山で暮らしておられる原始人さんです。
原始人さんと言っても、このあいだまでは街でお仕事をされていた紳士ですよ。
初めてお会いしたとき、サンタクロースか仙人かと私は驚きましたが・・・・
場所が、こんなひとけのない山の中だったのでそんな風に思いました。
原始人さんは、山の樹木に詳しくきのこのことやウラシマソウの自生地などの
いろんな情報を教えてくださいます。
この木は、たぶんミズキかガマズミなのではないかと調べていただいたそうです。
先日、山庭にお越しくださったシンゲルさんもこの木に興味をもたれて葉を持ち
帰って調べてくださっていました。
まもなく、原始人さんからお知らせいただいて検索したものを山庭の花や葉を
照らし合わせて確認してきました。
原始人さんとシンゲルさんにお礼を言わなければ~ありがとうございました!
たった1粒のとりの落とした種がこんな大木に育ちました。
自然の力は、偉大です。
クマノミズキ~名前が素敵です。
とても、瑞々しい樹木です。
山庭の大切な木の名前がわかった喜びをこのブログにお越しくださっている皆さんに
しっていただきたいとUPしました。
☆ 岡山理科大のサイトにこのクマノミズキの記載があります。
クマノミズキで検索してみてください。
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