さてと、今日は何処に・・・

CW移動屋JF1NDTの運用記録です。

キボシビーム

2014年02月02日 | アンテナ製作

今日は新アンテナの調整のつもりが いきなり実戦投入になってしまった(汗)

移動車をKカーにしてしまったので荷物の積載能力が半減してしまい
如何に設備を簡略化して今までと同等のレベルを保つかと試行錯誤しています。

今回その一環として、今年からキボシDPで追っかけしていますが、
CONDXの良い時にはこれでも十分28Mhzまで追っかけできますが
ちょっと悪いときはやはりビームが欲しくなります。

そこで今まで使っていたキボシDPに各バンドちょっと長めのキボシを作成して
これを反射エレメントにして2エレビームにしてみました

  

設計はMMANAで各バンドの2エレ直接給電の八木をデザインし最適化したデータで
エレメントの長さを求めました、するとラジエターエレメントは今まで使っていた
キボシとあまり変わらずに済みこれを流用出来そうです、そこで今回リフレクターエレメント
のみ新たに作成しブームとして3.8m長のステンレス物干し竿に取り付けました。

先端に付いているのはラジエターの従来のキボシです、そこから2.2m位の位置に
新たに作成したリフレクター用キボシを取り付けました。
実は各バンド事にエレメント間隔(ブーム長)は異なるのですが21~28は2.2m
18は2.8m、14は3.6mで最大性能という結果になっています。
またこの間隔で無いとSWRも悪化し18はともかく14はこの条件にしないと
SWRが極端に悪化しました。
よって14にQSYするときはリフレクターのエレメントをスライドさせる必要があり
ちょっと面倒です、18の時は2.2mでもあまり変わらずそのまま運用しました。

10Mhzのエレメントも付いていますが、物干し竿が最大で3.8mまでなので
その数値で最適化してみましたがSWRが1.7前後FG/FB共に7db程度の計算値で
あまり期待できませんが一応ビームにはなっているようです、今日は国内のQSOでしたので
10Mhzでの試験は行いませんでしたが、次回DXでも試してみようと思います。

また7Mhzはさすがにエレメントが近すぎてビームにはなりませんhi

今日は14~28で試用してみましたが各バンド同じような信号で聞こえ、明らかに
キボシDPシングルの時よりは聞きやすく、28Mhまでカスカス交信も可能でしたので
これなら実用になりそうです、各バンドの切り替えも14以外はポールを下す必要もなく
キボシの抜き差しだけでスムーズにQSY可能です、しかし最大の欠点は回せない事hi

でも今日は終始南ビームにして朝から夕まで運用できましたが、回したいときは
必要な方向に張り直せばよいのでそれほど苦にはならない・・・・・?

軽量化的にはキボシ2セットと物干し竿なので八木に比べ大分軽量化できたが、
しかしこれでも長いお化けポールとベースを積まなければならず さらなる軽量化には
釣竿2本だけでキボシを上げる なんて事も考えてます・・・・・ つづく