自転車おやじのカリフォルニアゴールデン日記

ゴールデンレトリバーのジュリーのblogから、ロードバイクのブログへと衣替え。トライアスロンとサーフィンについても少し。

Ritchey Breakawayは素晴しい!

2017-05-30 12:49:23 | サイクリング
この週末は、アメリカではMemorial Dayの3連休でした。色々と忙しい週末でしたが、土曜日、日曜日と朝イチで、前回のブログで書いた、「フレームが真っ二つになるバイク」、Ritchey Breakawayを試して来ました。





感想は、一言で言うと、「素晴しい」に尽きます。土曜日は、先週行ったQueen Mary号までの、平坦な海沿いのルートの往復でした。Ritchey Breakawayに跨って、走り始めました。ところが、変速をしようと、シフターを操作するのですが、ギアが変わりません。???何で変速しないの?と最初は思いましたが、すぐに理由に気付きました。


このRitchey Breakawayは、私にとっては4年ぶりの機械式の変速機のバイクです。電気式は、同じようにシフトレバーを操作するのですが、レバーはあくまでも電気式の「スイッチ」です。ところが、機械式は本物の機械なので、かなりのストロークでシフターを操作しないと変速しないのです。特に前のシフターは、「よっこいしょ」という感じで操作しないと変速しません。


最初は、「もう機械式は無理かな」と思いましたが、少し乗っていると慣れてくるものですね。30分も走っているとほとんど違和感は無くなりました。一旦慣れると、機械式もなかなかのもんです。このRitchey Breakawayは、カーボンの部品を1つも使っていないので、フルカーボンのCannondaleと比べると、2kg以上重くなっています。でも、全く重さは感じませんでした。Queen Maryからの帰りの道では、集団のスピードが上がったのですが、問題なく付いて行くことが出来ました。平地ではレースにも使えるバイクだなと思いました。なかなかうまく言い表せませんが、スチール独特の「ねばり」が感じられるフレームでした。


そして、きのう日曜日は、6-8%くらいの登りもあるハードなグループライドに、このRitchey Breakawayで参加して来ました。きのうは、地元出身の女子のトッププロ、Coryn Riveraがグループライドに参加しており、これはかなりきつくなるなという予想でした。案の定、登りに入ると、彼女を含めた集団が抜け出し、あっと言う間に差が開いてしまいました。私は、この時期の定位置、第3グループでライドをフィニッシュ。普段と全く変わらない結果だったので、Ritchey Breakawayでも十分参戦出来るなと思いました。私の実力では、勝つことは出来ませんが。


次は、10%以上の登りのあるルートでこのバイクを試してみたいですね。


実は、土曜日の帰り道に1回パンクし、今朝、またタイヤがパンクしているのに気付きました。今回、ホイールは、Mavic Ksyriumという割と定評のあるアルミクリンチャーホイールにしたのですが、これに付属してくるタイヤはあまり質が良くなく、パンクし易いというので有名です。というわけで、早速このバイクに使おうと思って買っておいた、Continental Granprix 4 Seasonの28mm幅のタイヤに変えました。


最近私が使っていたのは、幅25mmのタイヤです。今回は、さらに太い28mmです。ちょっとした未舗装道路でも、このタイヤなら行けるかなと思い、この太さにしました。





このバイクはスチールなので、カーボンバイクに比べて、フレームを細く出来ます。だから、28mmでもタイヤクリアランスはこの通り全く問題なし。





ブレーキさえ干渉しなければ、32mmくらいでも行けそうです。でも、まあ大人しく28mmくらいに留めておくことにします。タイヤを太くすると、空気圧が低く出来、乗り心地がよくなるとのこと。今の25mmでは、90psiくらいの空気圧で乗っているのですが、この28mmでは80psiくらいを試してみたいですね、


さて、今週末、忙しかったのは、次男のホッケートーナメントがあったのが1つの理由でしたが、もう1つの理由は買い物に明け暮れていたからです。でも、買い物と行っても、すぐに想像出来るような服や靴の買い物ではなく、こんなものを買い漁っていました。





実は、うちのメインのバスルームのバスタブにヒビが入って来ており、ちょっとヤバイ感じなのです。今すぐに水が漏れるということは無さそうですが、そろそろ寿命かなという感じなのです。ということで、今回、メインのバスルームを全改装することに決めたのです。


最近は、インターネットで色んなバスルームのサンプルの写真が見れるので便利ですね。大体、デザイン、色をどういうものにするかを決め、タイル、シャワー、蛇口、照明なのどを買い揃えて来ました。後は、Contractor(まあ、日本で言う大工さんみたいなもの)にお願いして工事してもらうだけです。全て丸投げにするより、はるかに安く上がります。まあ、こんな風に自分で材料を揃えないといけないので、時間と手間はかかりますがねぇ。


さて、自分でデザインしたバスルームはどんな感じに仕上がりますかね。


では。

フレームが真っ二つになるロードバイク

2017-05-27 13:46:36 | サイクリング
先日、「Trek Madoneが売れました」という記事を書きましたが、その売却で手に入ったお金で、新しいロードバイクを組み立てました。というか、チーム御用達のバイクショップで組み立ててもらったのですが。


今回組み立てた自転車は、普通のロードバイクではありません。というのは、フレームが真っ二つになり、旅行用のバッグに入るのです。これが、フレームが真っ二つになった状態。





フレームの上部はシートポストを利用して合体させます。そして、フレームの下部(ダウンチューブ)は、この小さな金具(クランプと呼ばれています)を使って合体させます。





やっと一人前のフレームになった状態がこの写真。





フレームの接合部はこんな感じ。見た目はちょっと心配ですね。





何故このフレームでロードバイクを組むことにしたかと言うと、


- 似たようなカーボンバイクを2台持ってても、結局1台しか使わない
- スチールバイクに乗ってみたかった
- 日本でロードバイクに乗ってみたかった
- 周りに同じバイクを使用している人が複数いて、みんなこのバイクを絶賛していた


というのが主な理由ですかね。周りでこの自転車を所有しているのは、「筋金入りアイアンマンのJimmyさん」、「最近うちの近所に引っ越して来たKさん」、そして「アメリカ人の自転車仲間のA君」です。みんな言うのが、「普通のロードバイクと全く違いが分からない」ということでした。「本当かなぁ」と半信半疑でしたが、色々リサーチ調べてみると、本当にそのようです。


私は最近ずっと、一度日本でロードバイクに乗ってみたいと思っていました。これには理由があります。私の実家は、大阪の北部の山の麓にある箕面という街なのですが、実はこの街、関西ではロードバイクのメッカだそうなのです。休日にもなると箕面の山にサイクリストが集まるそうです。


次回帰る時は、今乗っているロードバイクを飛行機でも運べる搬送用のバックに入れて持って帰ろうと思ったのですが、このバック自体がやたらと高い。安いもので$300くらい、ちょっとしっかりしたものだと、$600とかします。しかも、このような搬送のバッグはバカでかく、日本国内で持ち運びするのは至難の業だそうです。しかも、このようなバッグは、エアラインのカウンターでオーバーチャージとして片道$150くらい取られるそうです。


というような訳で、こんな自転車を1台持っていてもいいかなと思い、購入することに決めました。フレームは、Kさんに教えてもらったインディアナ州の店に注文し送ってもらいました。グループセット、ハンドル、サドル等は、Merlin CycleChain Reaction CycleProbikekitといったイギリスの通販サイトで、格安のものを探しました。ホイールは、eBayで完成車から取り外して使っていないものを購入しました。


そして、組み立てはチーム御用達のお店でやってもらったので、非常にお手頃価格でロードバイクを組むことが出来ました。そして、出来上がったのがコレ。





結構いい感じに仕上がりました。さすがに重さは、スチールバイクで、部品もメインのバイクほどいいものは使わなかったので、メインのバイクに比べて約5パウンド(約2kg)増。これは想定済みで、ほぼ思った通りの重さに仕上がりました。





フレームを繋げた部分はこんな感じ。





バイクのセッティングは、今のメインのバイクのセッティングと全く同じにしてもらいました。





そして、これが付属のバッグ。ちょっと大きめのスーツケースという感じですが、持ち運びには問題無さそうです。





さて、皆さんが言うように、「普通のロードバイクとほとんど変わらないよ」と思えますかねぇ。早速明日にでも試してみようと思います。


では。



私のTrek Madoneは日本で買われたらしい

2017-05-21 13:00:40 | サイクリング
前回の記事で、「eBayで売りに出していた私の旧車が売れました」、という記事を書きましたが、買い手の情報を辿っていくと、日本にいる人が買ったようです。


なぜこれが分かったかというと、Paypalの振り込み元が個人ではなく、会社名になっていたのです。この会社名を辿って行くと、こんなウエブサイトに辿り着きました。


日本最大級の海外ショッピングサイト「セカイモン」


このサイト、日本に居ながら海外のオークションサイトで売りに出されている品物を、オークションで買えるようです。自転車だけでなく、あらゆる商品が買えます。例えば、"Trek Madone"で検索すると、非常にたくさんのTrek Madoneが出て来ます。


そして、これらの品物はeBayでも同時に売りに出されています。どうも、このサイトはeBayと提携しているようで、eBayに出品されている、ほとんどの商品が閲覧出来るようです。私のMadoneも、このサイトに載り、日本におられる方が落札されたようです。


さて、eBay、「セカイモン」は、どのように利益を分配するのでしょうか。eBayにとっては、セカイモンを通した販売でも、通常取引の場合も差はなく、一定の販売手数料(通常は売却価格の10%)を売り主に請求します。たまに、手数料を50%オフにするとか、25%オフにするとかいうプロモーションあるので、そういうのを利用して売ると手数料が安くて済みます。


さて、セカイモンはというと、売却価格に対して、15%を手数料としてとり、これにアメリカから日本への送料を加えた額が、日本の購入者に請求されます。例えば、以下は一例です。





日本への送料は、自転車の場合、¥40,000程度かかるようです。日本からこの自転車を買った場合は、20万円弱の自転車に、27万円以上払うことになるようです。これは非常に割高に思えますが、必ずしもそうではないようです。


例えば、Trekの自転車は、日本ではほぼ定価販売だと聞きます。アメリカだと、通常は5-10%引き。セールだと、20%以上の値引きになります。これと円/ドル換算レートを考えると、15%の手数料+日本への発送量を払っても、日本で買うより安いケースが出て来ます。


あとは、海外でしか買えないものを買いたい人にとっては、そのくらいの手数料+送料は納得出来るのだと思います。


それにしても、15%の手数料というのはいい商売ですね。セカイモンのサイトの説明によると、売り手から届いた商品のチェック、不備があった場合の売り手に対する交渉、日本への発送の際の再梱包というのが、彼らの仕事だそうです。この作業内容に対して、15%の手数料というのはちょっと割高だと私は思うのですが、まあ利用者がいて、商売として成り立っているので、あまりとやかく言うのは止めておきます。まあ、私の自転車が売れたのも、このサイトのお陰ですからね。



今日は、先週に続いて、レースの予定でした。ところが、一昨日、レース参加のレジストレーションをしようと思ったら、レースのレジストレーションのリンクが消えていたのです。???どうなったんだろう、と色々調べてみると、何と私が登録しようとした日にレースがキャンセルされたようです。レースの2日前ですよ、2日前。理由はよく分かりませんが、ちょっとヒドイですよね。


ということで、今日は気を取り直して、海沿いの道を北上するグループライドに参加して来ました。目的地はココ。





うちから約50㎞くらいのロングビーチにある、Queen Maryという観光船までの往復です。奥の右側に見えているのが、Queen Maryです。ただし、このQueen Mary、停泊しているだけで動きませんが。日本の横浜なんかにも、こんな船ありましたよね。


とても天気が良く、快適なライドでした。レースがキャンセルされた不満も、気持ちの良いライドで、一気に吹き飛んだ一日でした。


では。
 


Trek Madone 7 売却完了

2017-05-18 13:30:50 | サイクリング
以前、私の前の愛車Trek Madone 7を売りに出そうかなと思っている、という記事を書きましたが、きのうeBayで売れました。


最初は、売れれば儲けものという感じで、かなり高めの値段で"Buy It Now"(日本語で言うと「即決」というやつですね)方式で出品しました。ただし、"or Best Offer"オプションを付けて。これは、提示した価格で売りに出すけど、買い手はそれより安い値段を打診出来るというオプションです。


この最初の"Buy It Now"で買い手がどれくらいの値段であれば、買う気があるかというのを見極めます。いくつか、私の希望価格に近いOfferがあったのですが、別に急いでいないので、Offerは全てDecline(拒否)し、もう少し様子を見ることに決めました。


そして、この"Buy It Now"の出品の期限が切れた後、希望価格の少し上の価格で、30日間という長めの期間を設定し、再度出品しました。ただし、今度は"Best Offer"のオプション無しで。


eBayはどのくらいの数の買い手が興味を持っているかという情報を提供してくれるので、比較的長い期間で出品していると、出品した品物が売れそうかどうかが分かります。このMadoneの場合は、かなりの数の買い手が"Watching"していたので、値段さえ下げれば売れることが分かっていました。


問題は、いつ、どれだけ値段を下げるかです。あまり早く値段を下げ過ぎると、買い手は、「売り手はあせっているな。もっと値段が下がるぞ。」と思い、さらに値段が下がるのを待ちます。今回は、出品期間が残り7日になった時点で、$100値段を下げました。すると、1日以内で買い手が付きました。


今回は、売却作戦が思った通りに進んだので、なかなか気持ちがいいです。ちょっとしたeBayの売却のコツですが、もしもeBayで何か売ろうとしておられる方がおられましたら、試して下さい。成功するとは保証出来ませんが。


「どうやってそんな方法を思い付いたのか」って? それは、私がeBayの買い手でもあるからです。色んな失敗と成功を繰り返して、学んだという感じですね。失敗したケースの方が多かったような気もしますが。


さて、売れた後は、Shippingです。Sellerとしてのいい評価を得るためには、出来るだけ早く発送しなければなりません。バイクが売れることを想定して、行きつけのバイクショップで、予めShipping Boxをもらっておきました。


ホイール、ハンドル、サドルをはずし、傷が付かないようにBubble Wrap(いわゆるビニールのプチプチですね)でプロテクトします。





そして、これをShipping Boxに丁寧に押し込み、緩衝材をたくさん入れて、梱包完了。





あとは、eBayでプリントしておいたShipping Labelを箱に張り付けて、FedExのオフィスに持って行くだけです。


小さい品物はUSPS(郵便)の方が安いですが、ある程度大きな物を発送する時は、FedExの方が安いですね。



とても気に入っていて、大切にしていたバイクなので、売ってしまうと名残惜しい気持ちがするのかなと思っていました。でも、いざ売ってしまうと、不思議と「ああ、売ってしまった」という寂しい気持ちにはなりませんでした。


このバイクは、ここ3カ月ほどガレージの肥やしになっていましたが、新しいオーナーの元で、再び頑張って走ってもらいたいですね。


では。












危ない波乗り、どうしよう...

2017-05-15 13:20:45 | サーフィン
ここ2週間ほど、南カリフォルニアのサーファーの中では、ある1つのことが話題になっています。それも、とても危険な話題です。


そうです。サメ、サメ、サメです。今年の初めから、Surflineという波情報のサイトが運営している、波乗りポイントのLive Cam(インターネットによるビデオ中継)に、海の上でイルカのように飛び跳ねているサメが映り、話題となっていました。


そして、とうとう2週間程前に、悲劇が起きてしまいました。それも、私が普段いつも行く、波乗りスポットで。サーファーの中に混ざって、ビーチ際で泳いでいた女性がサメに襲われたのです。その女性は、太腿の裏側をゴッソリ噛み千切られ、生死の境を漂っていたそうです。でも、サーフボードのリーシュコードで、出血を止めるという救急処置のお陰で、何とか命を取り留め、今は快方に向かっているようです。


その後も、この辺りのあちらこちらの海岸で、体長7-10メートルくらいのGreat White Shark(ホオジロザメでしょうか)が目撃されており、しょっちゅうニュースになっています。先週の水曜日には、私の行くスポットの隣町のビーチで、15匹ものGreat White Sharkがヘリコプターから確認され、スタンドアップパドルボードをやっていた人が、ヘリコプターから「ただちに浜に戻りなさい」と警告されたそうです。


‘You are paddleboarding next to approximately 15 great white sharks,’


「サメなんかに喰われる確率はものすごく低いので、そんなこと気にしない」とタカを括っていた私でも、さすがに、自分のいつも行くビーチで事故が起こり、これだけニュースになると、ちょっとビビってしまいます。


実は、きのうのバイクレースの帰りに、ちょうどいつも行くビーチの近くを通りかかったので、様子をチェックして来ました。


ビーチの入り口のゲートにいたPark Rangerのおじさんに、「サメのやつらはどうしてる?」と聞いたら、「うーん、いるねぇ。きのうも崖の上から見てたら、3~4匹泳いでいたよ」という答えが返って来ました。ちょっと、ギョギョギョですね。


そして、実際ビーチまで行って様子を見て来ました。土曜日で天気も良かったのに、人はまばらです。広いビーチなのですが、海に入っている人の数は余裕で数えれました。





全部で、15人も居なかったですね。そして、駐車場もこの状態。





この時期、普通なら駐車場に入り切れない車の列が続くというのに... サメの事件の影響は絶大ですね。


どうしたもんでしょうね。さすがに、サメの目撃情報が落ち着いて来るまでは、ちょっと様子見って感じですかね。何とか夏本番になる前には、サメ野郎たちが居なくなって欲しいもんです。


では。







今シーズンのレース2戦目

2017-05-13 21:37:27 | サイクリング
ご無沙汰しています。Julieが旅立ってから、ちょっとブログ更新が滞り気味ですが、地道に頑張りますのでよろしくお願いします。


さて、今日は今シーズン2戦目のレースに参戦して来ました。場所は、うちからサンディエゴ方面に車で1時間ちょっと走ったあたりの田舎です。基本的に、バイクのロードレースは、一般の車の通行にあまり邪魔にならない、交通量の少ない場所で開催されます。


それでも、最近は、バイクのレースの許可を取るのが厳しくなって来ているようです。このレースも、当初は4月の半ばに予定されていたのですが、開催の2週間前になっても許可が下りず、日程が今日に変更になりました。そして、今日のレース開始前のアナウンスメントでも、主催者が、「周辺の住民からの苦情が多く、レースを開催するのが難しくなって来ている。来年はどうなるかちょっと分からない。」と言っていました。ただでさえ少ないロードレースの数がどんどん減っていくのは悲しいですが、周辺住民の気持ちも分かるので、ちょっと仕方がないような気がしますね。


私が出場したのは、「45歳以上、カテゴリー4/5」のレースです。このレースでは、1周約23.5kmのコースを3周します。スタートしてから約5kmは、長い下り坂です。約30人の集団がかなりのハイスピードで、この長い下り坂を下ります。そして、その後は、ゆるやかなアップダウンはありますが、ほぼ平坦な道を進みます。そして少し登った後、Uターンして来た道を戻ります。





そして、下って来た坂を今度は登ります。比較的緩やかですが、5kmの長い登り坂です。そして、坂を登り終わった後、スタート地点でUターン。そんな感じでこのコースを3周走ります。コースの勾配は下のような感じです。





このレース、全てが最後の登りで決まります。だから、みんな3周目までは、体力を使わないようにかなり抑え目に走ります。3周目の登りに入る前の直線でポジション取りが始まります。そして、最後の登りが始まり、心拍数が上がって来ます。それでも、最後の1kmまでは、まだ少し余裕がありました。最後の500mを切ると、スプリントが始まり、私は15番手くらい。最後の最後で、力を振り絞り、何とか5人ほど抜き、10位でフィニッシュしました。





去年は、ゴール直前にあった落車に巻き込まれそうになり、先頭集団からは少し遅れてのフィニッシュだったので、少し進歩ですかね。私としては、ほぼ思っていた感じのレース運びが出来たので、まずまず満足です。次回は何んとかトップ5くらいに入りたいですが、どうなることやら。レース自体が無くなるかも知れないし。



さて、Julieが旅立ってから5週間になります。私の中では、そろそろ次女を探したいという気がして来ているのですが、うちの息子2人は、まだ心の準備が出来ていないようです。「次の犬のことなんかまだ考えられない」という心境のようです。これだけは、家族の意見が合わないとダメなので、もう少し時間を置きたいと思います。


私もJulieのことを忘れてしまったわけではありません。いつもこの携帯の待ち受け写真を見て、ニヤニヤしています。





そして今でもJulieの話をよくします。やっぱり、Julieが我々の心の中からいなくなることは、永遠になさそうです。


では。







南カリフォルニア日本人ライダー集合! その2

2017-05-03 14:00:46 | サイクリング
"Top of the World"なるスポットで休憩+記念撮影した後、目的地のコーヒーショップを目指します。でも、コーヒーにあり付く前には、まだまだ試練が待っています。


まずは長~い下り。リーダーは、「あまり下りは得意じゃないんですよね」と言いつつ、ガンガン飛ばします。でも、この下りは比較的道幅が広く、それほど難しいコースでもなかったので、何とか付いて行きます。長い坂を下っていると、それまで頑張って登りで貯めて来た貯金を、一気に使い果たしてしまうような感覚になってしまいます。気持ちはいいんですがねぇ。


そして、この長い下りのあとは、"Piuma"と呼ばれる長い登りに入ります。傾斜は最初の登りに比べると、5-10%と少し緩やかです。でも、この登りがまた長い。30分以上登りっぱなしです。下りで脚を休めた後の登りは、脚にこたえます。


この登りを越えた後は、道幅の狭い急なワインディングロードが続く、テクニカルな下りです。最初は、リーダー、元実業団のONさん、マウンテンバイク出身のHDさんに何とか着いて行っていましたが、途中で脱落。その後は安全運転。下りも少しは上達したかなと思っていたのですが、まだまだ修行が足りませんね。


このテクニカルな下り坂を下り終えた後は、少し平坦な道を走ります。みんなこの頃から、「あとコーヒーショップまでどれくらい?」とリーダーに聞き始めます。「あと、もう少しですよ」とか「これが最後の登りだったと思いますよ」とかリーダーは言いますが、一向に目的地に着きません。それどころか、どんどん新しい登り坂が現れます。そのうち、リーダーはみんなから「狼少年」扱い(英語でも"Crying Wolf Boy"って言うんですよね)。まあ、言い始めたのは誰かというのは秘密です。


そして、ようやく目的地のコーヒーショップに到着です。その名も、"10 Speed Coffee"





まさにサイクリストのためのコーヒーショップです。このバイクラックを見て下さい。








鍵付きのバイクラックが、バイク数十台分用意されていて、バイク乗りはバイクのことを全く心配せずにくつろげます。おまけに、店には本格的なバイクショップが併設されており、バイクサービスも行ってくれます。





カプチーノも、ケーキ類もとても美味しくて、大満足。そして、もちろん、バイク談義にも花が咲きました。


約30分くらいの休憩の後、帰路に着きます。このあとは約30㎞の道のり。途中までは再び登りでしたが、比較的緩やかな登りで、くたびれた脚には有難かったですね。


このライドのサマリーはこんな感じ。








ルートのプロファイルで分かるように、激しい登りは前半に集中していました。2つ目の登りを登り終えた時点で、走行距離30マイル(約48km)、獲得標高5000フィート(約1500m)でした。多分、私がこれまで走った中でも、もっとも厳しい登りの1つだったと思います。特に、赤丸で囲った最初の登りは超ハードでしたね。


そして、最後は比較的緩やかな登り+下りで締めくくる、ほぼ完璧なルート設定。さすが、Malibu近辺を毎日のように走っているリーダーですね。そして、多分全行程の80%を、先頭で引いてくれたのもリーダー。パーフェクトな企画と鬼引きに、感謝、感謝です。


南カリフォルニア日本人ライダーの皆さん、本当にお疲れ様でした。是非また一緒に乗りましょう! 実は、帰りの車の中で、KHさんと次のライドの企画を始めました。詳細は、ナイショですが。


では。










南カリフォルニア日本人ライダー集合!

2017-05-02 14:10:13 | サイクリング
きのう日曜日は非常に楽しく、非常に苦しい一日でした。


以前、うちから車で約1時間弱のSouth Bayと呼ばれる地域に住む日本人ライダーの方々と一緒に、「ドーナッツライド」という激しいライドに参加して以来、「また是非一緒に乗りましょう!」と誓いながらも、約1年が経ってしまいました。


そしてきのう、やっと1年ぶりに皆さんとの再会、そしてライドが実現しました。参加メンバーは、


- ロードバイク歴2年ちょいなのに信じられなく速いYUさん(きのうのリーダー)
- かれこれロードバイク歴20数年、チューブラー命ののSUさん
- アメリカ在住約20年なのに99%関西人、マウンテンバイク出身のHDさん
- 日本の実業団出身、こちらでもクリテリウムレーサのONさん
- トライアスリート上位入賞歴あり、元スイマーのKJさん
- 唯一私と同じOC在住、日本帰国時は東京から金沢まで自転車で行ってしまうKHさん
- そして断トツ最年長のワタクシ


の7人です。


ルートは、リーダのYUさんが考えてくれた「マリブお楽しみ山登りルート」です。





マリブというのは、うちから車で約1時間のところにある、LAの北西の海沿いにある高級住宅地です。私はこれまで何回もマリブに来たことがあります。でも、これまではすべて波乗りのため。自転車を乗りにマリブを訪れたのは、きのうが初めてです。


朝6時半にKHさんと待ち合わせして、マリブに向かいます。日曜日の朝なので、フリーウエイは渋滞もなく、7時半前にはマリブに到着。そして、準備をして集合場所スターバックスに向かいます。さすが、みんな自転車乗り。遅刻する人は誰も居ません。我々が普段やっているグループライドは、いつも定刻発車。遅れたら、置いて行かれるだけなので、時間には敏感なんだと思います。


スターバックスを出発してから、約15分間は平坦なPCH(Pasific Coast Highway)。80%はリーダーのYUさんが引いてくれたので、残りの6人は軽くウォームアップという感じでした。


そして、海沿いの道を離れ、山登りに入ります。リーダーから、「これから登りが約40分続きます!」とのアナウンス。「ちょっと急ですが」とリーダーが付け足します。そして、登り出して少し経ってから、「確かに急だ」とみんなが思い始めます。登り始めてから5分位経つと、コンスタントに12-15%の傾斜の坂が続きます。





最初はリーダーに付いて行こうと頑張っていましたが、この先、どのくらいこの坂が続くか分からなかったので、付いて行くのを諦めました。これまで長い坂を登ったことはありましたが、ここまで急な長い登り坂を登ったのは初めてです。でも、この長い急な上り坂が、ライドの初めの方にあったのは、本当に幸いでした。これが、後半の方にあったら、苦しみは倍増していたと思います。


そして、登り始めて30分位経った辺りで、「プシューッ」という聞き慣れた音がします。パンクしたのは、チューブラー命のSUさんの後輪でした。普段は、「おいおい、誰かパンクしたぞ」となるのですが、きのうは、「よくぞ、パンクしてくれました! やっと休めるぞ!」という感じでした。チューブラーは、タイヤの中にチューブが入っていないので、パンクするとタイヤを交換するしかありません。通常は最低30分くらいかかります。


私は、SUさんがパンクしたことを伝えるために、先を行くYUさんを追いかけます。5分位登ると、頂上でYUさんが待っていました。チューブラーのパンクの修理には相当時間がかかると思ったので、YUさんと一緒にSUさんがパンクした地点まで、坂を下りて戻ることにしました。


ところが、YUさんと私がパンクした地点まで戻ると、パンクの修理がほぼ終わっているではありませんか。パンクしてから15分位しか経っていません。さすがチューブラー命のSUさん。チューブラーのパンクをそんな短時間で修理するテクニックを持っていたようです。


そして、再び走行開始。15分位登ったところで、マリブの山の頂上に到着。





ここは、"Top of the World"と呼ばれているそうです。南の方には太平洋が広がり、北の方には"Valley"と呼ばれる地域が広がります。"Top of the World"と呼ばれるだけありますね。そして、この"Top of the World"で記念撮影。





頂上まで登って、これで登りも終わりかと思われたかも知れませんが、実は登りはまだまだ続きます。ちょっと長くなったので、続きは次回ということで。


では。