自転車おやじのカリフォルニアゴールデン日記

ゴールデンレトリバーのジュリーのblogから、ロードバイクのブログへと衣替え。トライアスロンとサーフィンについても少し。

インターネットタクシーはすごい!

2014-05-27 20:31:20 | ゴールデン
先週の土曜日に開催されたOyajiman 70.3トライアスロンレース、スイム会場はロングビーチのベルモントショアでした。





T2トランジションポイント(バイクからランへのトランジション)であるJimmyさんの家で集合し、ランニングのためのシューズ、ウォーターボトル、サンバイザーなどを置いて、各自の車でスイム会場のベルモントショアニ向かいます。Jimmyさん宅から、ベルモントショアまでは約5マイル(8km)です。


泳いだ後は、車でウエットスーツを脱いで、車に積んであったバイクに乗り、バイクコースに向かいます。バイクが終わった後は、Jimmyさん宅でランシューズに履き替え、ランニングです。そして、無事ランも終了しました。


ここで問題が発生です。無事ハーフアイアンマンレースは終了しましたが、我々の車はまだ5マイル離れたベルモントショアにあります。レース開始前は、「5マイルくらいだったら、バイクに乗ってたらたら車を取りに行きましょう。」と私は提案していました。


でも、レースが終わってゆっくりした後、またバイクに乗って車を取りに行くのは非常にかったるいので、タクシーに乗って車を取りに行くことにしました。でも、超腹ペコだったので、まずは、メキシカンフードで腹ごしらえ。そして、食べ終わり、ひとしきり反省会を行った後、そろそろタクシーを呼ぼうということになりました。


ここでJimmyさんが使ったのは、iPhone上のUberというインターネットタクシーのAppです。


2人とも、当初は半信半疑でした。でも、Appを使ってタクシーを呼ぶと、その後は驚きの連続です。


まず、こちらの居場所を知らせる必要が全くありません。iPhoneの位置情報により、こちらの現在地を自動的に探してくれます。このPick Upのリクエストは、最寄の道を走るドライバーに送られ、そのドライバーがPick Upリクエストを受け入れると、そのドライバーの情報がこちらのiPhone上で表示されます。表示されるのは、

- 現在の車の位置
- ドライバーの名前、顔写真
- 車の車種

ドライバーが車で近づいてくるのを地図上で見ながら待つこと約5分、SUVに乗ったドライバーがPick Upに来ました。


このドライバー、Uberに登録したドライバーで、まあ普通の気のいいにいちゃんです。タクシーのメーターのかわりに、ハンドルの横に付いているのは、ただのiPhone。ただ、このiPhoneには通話機能はなく、ただUberの運営用にアプリがインストールされただけのものです。


Uberにドライバーとして登録し、バックグラウンドチェック(犯罪歴がないか、違反歴がないか等)が終了すると、この専用iPhoneが送られて来るそうです。


Uberのドライバーになるためには、特別のライセンスは必要ないそうです。バックグラウンドチェックに通りさえすれば、誰でもなれるそうです。しかも、週何回働くか、何時間働くかは全くドライバーの自由で、暇なときの小金稼ぎに絶好のようです。


そして最後に驚いたのが料金の安さ。約5マイルの道程で、たったの$11でした。多分、普通にタクシーを呼んだら$25はかかるのではないでしょうか。Jimmyさんが、チップをあげようとしましたが、「チップは受け取れないんだ」とドライバー君。「ナイショで受け取ったら?」とJimmyさんがオファーしても、「Uberは定期的におとりの客を送ってきて、もしもチップを受け取るとその場でクビになるんだ。だかた受け取れないんだ」と、ドライバーはチップを断りました。


そもそもの値段の安さに加え、チップも必要ないことを考えると、トータルの料金としては多分、普通のタクシーの1/3くらいではないでしょうか。このサービスの素晴らしさに、本当に感心してしました。


こんなビジネスが出て来ると、通常のタクシー業者はいちころにやられてしまいますね。


どうやらこのUberという会社はまだプライベートカンパニーのようですが、IPO(株式公開)されることになったら、絶対に株を買おうと思います。超有望ビジネスだと思います。


ハーフアイアンマンのレースにからんで、こんな素晴らしいビジネスについて知ることが出来るとは思ってもみませんでした。世の中なんでも、アイデアですね。





「あだじも、いづでもおいじいものがたべれるあいであがほじいでず」


ダメだ、ダメだ、そんなアイデアがあると、お前はおデブになっちまうからな。


では。





Oyajiman 70.3 ハーフアイアンマンレース

2014-05-25 21:52:23 | ゴールデン
きのう土曜日は、私にとっては初めてのハーフアイアンマンレースでした。本当は3月の末に、Ironman California Oceanside 70.3に出場する予定だったのですが、直前に体調を崩しDNS(Did Not Start)という結果。今回は、その雪辱を果たすという意味もありました。


さて、今回のトータルの参加人数はというと...2人。そうです、参加者は私と筋金入りのアイアンマンで、この大会の企画者、運営者、参加者である、Jimmyさんです。ちなみにこの大会の名称は何と、Oyajiman 70.3。大会計画発表直後は、おやじアスリート会会長のMasaさん、マラソン歴多数、ハーフアイアンマン経験者のAkiraさんも参加予定だったのですが、諸般の事情により、2人とも棄権。ということで、Jimmyさんと私の一騎打ちとなりました。


2人だけのレースとは言えど、本人達はかなり真剣。何と、Jimmyさんはレース1週間近く前から、禁酒、特別ダイエットに励むほどの力の入れよう。前の日に、かあさんの誘惑に負けてビールを飲んでしまった私としては、本当に恥ずかしいばかりです。でも、私もこのレースに備えて、バイクのフィッティングをしたり、テーパリング(レースの前にトレーニングの負荷を徐々に少なくしていくこと)をしたりで、かなり真剣に望みました。


スイムは、Jimmyさんの地元のロングビーチのベルモントショアと呼ばれるビーチが会場です。ウエットスーツに着替えた時点でまず1ショット。





ビーチに着くと、他にも泳ぐ準備をしている人達が何人もいました。まずは、体をほぐすために試泳。水の温度はたぶん63Fくらいで、オーシャンスイムにはほぼ最適の水温。そして、本番開始。とにかく、湾の中なので、波が全くなく、とても泳ぎやすい場所です。泳ぐ人のためにブイもたくさん浮いており、まずコースからはずれることもありません。小さな桟橋までを2往復。こんな感じでした。





スイムタイムは、私としてはまずまずの出来。車に戻って、バイクの準備をします。


バイクの準備を急ぐJimmyさんの図。





私のバイクもスタンバイ状態。





さあ、バイクのスタートです、ロングビーチから、海沿いのPCH(Pacific Coast Highway)をひたすら南下し、私の住む街の近くで、ちょっと山登りをして、再びロングビーチへと戻るコースです。スタート直後は、ノースリーブのトライアスロンウエアを着ていたこともあり、相当寒く感じたので、ちょっと気合を入れて漕いで体を暖めます。


レースペースの23~24mphくらいのスピードでガンガン漕ぎます。ランの前にあまり気合を入れ過ぎてはだめだと思っていたのですが、一旦走り出してしまうと、とにかく速く進みたいというのがサイクリストの悲しいサガです。どんどん、バイカーを抜いて行き、順調にPCHを南下します。


そして、15人くらいのグループを抜きます。こちらはトライアスロンバイク、向こうは全員ロードバイクなので、私の方がスピードが出せます。ところが、私がグループを抜いた時に、どうもそのグループに火を付けてしまったようで、集団で私を追い抜こうとします。でも、追い抜かれて、集団の後ろに付いてしまうと(ドラフティングと言います)、トライアスロンのトレーニングにならないので、何とか抜かれないようにこっちもスピードを上げます。トライアスロンのレースでは、基本的にドラフティングは禁止されているからです。


結局、途中で別のルートに分かれるまで、その集団に抜かれることは、信号で止まった時以外にはありませんでした。こういう風に競争相手がいると、なかなかいいトレーニングになります。


私の住む街近辺で山登りをした後、今度はPCHを北上し、バイク―ランのトランジション会場である、Jimmyさんの自宅に向かいます。ランに備えて少しスピードダウンしようかとも思いましたが、結局最後までほぼ100%の力で漕いでしまいました。バイクルートはこんな感じ。





Jimmyさんの自宅のガレージがトランジションポイントで、ここでバイクを置き、ランシューズにに履き替えます。少し栄養補給をし、ランに出発です。





ランのコースはJimmyさんの自宅から、Jimmyさんの母校であるカリフォルニア州立大学ロングビーチ校のキャンパスを4周するというものです。


56マイルバイクでガンガン走った後ですが、足はそれほど疲れていません。少しゆっくりのペースですが、いい感じでランを開始します。このカリフォルニア州立大学ロングビーチ校のキャンパスですが、平地にあるのに、結構アップダウンがあるのです。やはり登りの部分に来ると、足に疲労が来ているのがよく分かります。


キャンパス1周は約3マイル。最初の1周を走っている時は、「おいおい、これを4周もやるの? 先が長いなぁ。」と思っていました。でも、周回を重ねるに連れて、コースに慣れて来て、走るのが楽になって来ます。3周目くらいになると、かえって余裕が出て来ました。


そして、4週目を走っている時に、私の1.5倍くらいのスピードで抜いていくランナーが登場です。そうです、Jimmyさんです。あのスピードはバイクに乗った後では、とても私には出せないスピードです。さすが、マラソン出場歴30?回のJimmyさん。


4週目を走り終わり、あとはJimmyさんの家まで辿り着いたら、レースも終わりです。ここで少しスピードアップし、元気にゴールを切ることが出来ました。ゴール地点には誰も応援してくれる人は居ませんでしたが、いやぁ、最高に気持ちよかったですね。ランのコースはこんな感じ。





バイクで頑張ったおかげで、何とかリードを守りきり、1位(2人中)を獲得することが出来ました。


それにしても、レースの企画、運営は、本当に非の打ち所がありませんでした。さすがレース経験豊富なJimmyさんです。


2人でレースなんかしても、まじめに出来ないではないの?と思われるかも知れませんが、これが決してそうではないんです。もう1人同じルートを走っている相手がいると思うだけで、全然気合の入り方が違います。本当に最高のトレーニングレースでした。Jimmyさん、感謝、感謝です。


今回驚いたのが、ハーフアイアンマンの方がマラソンよりもはるかに楽だということです。時間的にはハーフアイアンマンが5時間20分くらい、マラソンが4時間くらいなので、マラソンの方が短いのですが、やはりマラソンは、同じ筋肉ばかり使うので余計に苦しいのでしょうね。Jimmyさんに言わせると、一般的にそういうものだそうです。ランの苦手な私にとっては、余計にそうなのだと思いますが。


Julie、私はきのう頑張ったぜ。





「あだじは、があさんのあじのあいだで、ぎもちよくしでいるからだいじょうぶでず。がんばるつもりなんて、じぇんじぇんあじまぜん。」


では。









バイクヘルメットを新調、がしかし

2014-05-21 21:26:26 | ゴールデン
最近、身近でもバイクヘルメットの重要性を改めて確認させる事がありました。このヘルメット、使い始めて4年くらいになります。





ちまたでよく言われるのが、「ヘルメットは汗などで発泡スチロールが劣化するので、3年おきくらいに買い換えた方がいい」ということです。果たして、これが本当なのか、はたまたヘルメットメーカーがヘルメットを売るために流しているガセなのか分かりません。この話を信じると、私のヘルメットは買い替え時です。しかも、私のヘルメットにはこのようなクラックが入っています。





通常使用では全く問題なのですがねぇ。でも、ヘルメットは転んでみなければ分からないで、なかなか試しようがありません。ということで、バイクヘルメットを新調することに決めました。買ったのは、ジャッジャジャーン!、これです。





向こう側が新しいやつ、手前が古いやつ。そうです。同じメーカーの全く同じモデルです。違いといえば、サイドに付いているロゴの色くらいでしょうか。


なぜ、わざわざ全く同じヘルメットを買ったかと言うと、


- 自分の頭には、この"Bell"というメーカーのLargeサイズしか入らない。何せ私の帽子のサイズは63cmですからね。
- 4年使って、今でも非常に気に入っている。
- 質の割には値段が安い(セールで$80くらい)


というのが主な理由です。実はきのう、この新しいヘルメットを試しに使いました。感想はと言うと、「以前と全く同じ!」でした。そりゃあそうですよね。同じメーカの同じ型なんだから。まあ、頭をまもるため保険だと思うことにします。古いヘルメットは、もちろん捨てません。貧乏性の私しですから。古い方もいつか、友達とかに貸すことになって(一般人には大き過ぎでしょうって?)、再び日の目を見るときが来ることがあるかも知れません。まあ、4年もよく頑張ってくれました。でも、本当に安全走行には気を付けないと。


さて、Julie子ですが、相変わらず、何かに期待して顔をすり寄せて来ます。





そんなカワイイ顔して近づいて来たら、いつもおいしいものにはあり付けるっていうのは大間違いだからな。今日も食いしん坊顔のJulieでした。


では。



ロングランとセンチュリーライド

2014-05-18 22:16:44 | ゴールデン
今週末は、ラン、バイクとも距離を延ばすことに重点を置き、トレーニングをこなしました。


土曜日はラントレーニング。目標は18マイル。2週間前のマラソンで、痛い目にあったので、とにかく距離を積むことに重点を置き、9:30/mileくらいのゆっくりのペースで走り始めます。金曜日までは猛暑だったのですが、土曜日には少し気温が下がったので、長距離ランには助かります。


6マイル時点で、「これの3倍か、まだまだ先は長いな」と思いながらも、iPhoneにインストールしたPandoraで音楽を聴きながら、黙々と一定ペースで走ります。折り返し地点のの9マイル当たりになると、足の疲れを感じ始めますが、大したことはありません。


残り3マイルくらいになると、足はかなり疲れて来ましたが、歩くほどではありません。そして、18マイルを特に問題なく完走。やはり普段よりも1min/mileほど遅いペースで走ると、疲労度が全然違いますね。次回の長距離ランは、同じくらいのペースで20マイル走る予定です。


土曜日の夕方は、ロードバイクのフィッティングのために、再びEro Sportsへと出向きます。


まず、トレーニング用のローラーにバイクをセッティングし、オーナーのJimにペダリングの様子を見てもらいます。「既にかなりいい感じでフィッティング出来てるよ。いくつか微調整するだけで済むかも知れないね。」ということです。トライアスロンバイクのときと同じように、体にセンサーをつけ、ペダリングをコンピューターで解析します。


Jimの予想通り、ほとんどの数字が目標範囲内に収まっています。少し目標範囲からはずれている部分を修正するために、次の3つを行いました。


- サドルを5mmほど下げる
- サドルを5mmほど後ろにずらす
- ハンドルバーを少しだけ上に回転させる


ということで、トライアスロンバイクに比べて、かなり少ない調整で済みました。



今日の日曜日は、朝5時起き、6時出発でフィッティングしてもらったトライアスロンバイクでのロングライドです。目標は最低80マイル、余裕があれば100マイルですね。


最初の35マイルは単独走行。そして、毎週日曜日にあるグループライドに合流します。きのう18マイル走り、今日、単独で35マイル、バイクに乗った後の高速グループライドはちょっときつかったですね。でも、何とか最後まで走り、「あーあ、疲れた」状態。この時点で70マイル。この後どうしようか考えましたか、「えーい、もう少し頑張ろう」と決めて、向かい風の道を走ります。この向かい風の10マイル程は辛かった。


思わず近くのスターバックスにピットイン。





エスプレッソとレモンパウンドケーキで元気を取り直します。そしてこの後、海沿いを5マイルほど北上し、100マイルを達成出来る目処がついたので、引き返します。家までの帰りの道は、追い風でラクラク。疲れた時の追い風って、本当に有り難いです。それとカフェインの効果って、素晴らしいですね。エスプレッソを飲む前と、飲んだ後では全然疲れが違いました。


ということで無事100マイル達成。その後、かあさんとショッピングセンターに買い物に出かける元気まで残っていました。


今回100マイル走ってみて、トライアスロンバイクのフィッティングが、とてもうまく行っていることを確認出来ました。100マイル走った後も、腰、首の痛みはなし。とにかく、体勢を思いっ切り下げたので、体に無理がかかるのではと、少し心配でしたが、全くそんな心配は不要でした。さすが何百人もバイクのフィッティングをしているプロだけのことはありますね。本当に感謝、感謝です。


さて、うちのJulie子は、おにいちゃんのお下がりのまくらをもらってゴキゲンです。





「あだじ、くーらーのかかったおへやで、まぐらがあれば、もうなにもいじません。」


いいねぇ、お前は本当に悩みがなくて。


では。


ここまで変わるとは - バイクフィッティング

2014-05-14 19:48:43 | ゴールデン
いや~、今日は本当に暑かったです。103Fですよ。103F=39.3℃ですよ、5月だというのに。





このくらいの温度になると、車のエアコンが効かなくなり、ちょっとキツイですね。


こんな暑い中、今朝は半休を取って、以前から予約を取っておいたBike Fittingに行って来ました。Bike Fittingというのは、個人のボディーサイズ、柔軟性、経験を考慮して、自転車のサドル高、ハンドル高、サドルとハンドルの距離等をを調整するものです。


Bike Fittingには、ピンからキリまであります。一番簡単なのは、バイクを買ったバイクショップで、普通の店員のにいちゃんに適当にフィッティングしてもらうものです。次のレベルは、ショップにいるいわゆる"Certified Fitter"に調節してもらうというものです。今のロードバイクのセッティングと、今日フィッティングをしてもらうまでのトライアスロンバイクのセッティングは、バイクを買った時に"Certified Fitter"にしてもらったセッティングを、自分で適当にアジャストしたものです。


この「人の勘で行う」フィッティングの上に位置するのが、Retul FitBG Fitといった専用マシンを使ったFittingです。


私が行ったのは、Retul Fitのマシンを使ってBike Fittingをする、Ero SportsというBike Fitterです。ここのオーナーのJimは、オリンピック選手やプロのトライアスリートが、わざわざ飛行機でFittingにやって来るほどの、すごい人だそうです。何とも素人アスリートの私には、釣り合わないようなBike Fitterですが、私の会社のバイク仲間の1人と、最近おやじアスリート会に加わったHideさんのおススメで、ここでBike Fittingをすることに決めました。


このBike Fittingは、すごい場所でやっています。1984年のLAオリンピックの自転車競技のために建てられたVelodromeという場所です。中はこんな感じ。





ここに着いた時、「ゲゲゲッ、ここで試走するのかな」と思い、ちょっとビビッてしまいました。結果的には、このバンクのきついトラック競技用のトラックでバイクに試走する必要はありませんでした。何故、ここでBike Fittingをやっているかというと、オーナーのJimが、ここで練習するたくさんのオリンピック選手やプロアスリートのFittingをやっているからだそうです。


ここに到着して、色んなインタビューを受けた後、バイクウエアに着替えて、自分のバイクにまたがります。今日は、トライアスロンバイクのフィッティング、3日後にはロードバイクのフィッティングの予約が入っています。少し、ウォームアップをした後、センサーを付けてペダルを漕ぐときの体の各部分の動きをコンピューターで解析します。





この解析で、サドル高が高過ぎることが判明。あと、ペダリングの時に、膝が前後に動き過ぎていることも判明。この私の現在のバイクのセッティングをRetulマシンにコピーし、その後、サドル高、ハンドル高、サドル/ハンドルの前後の位置を調節し、もっとも楽に最大のパワーを生み出す位置を見つけて行きます。設定を変更するたびに、コンピュータでパワーを測ります。パワーが出ても、乗り難いと意味がないので、Jimが「これではどうだ? 痛いところはないか? Comfortableか?」と質問して来ます。10種類くらいのポジションを試した後、最終的に落ち着いたのがこのポジションです。





当初のセッティングに比べ、サドル高は1.5cm下がり、ハンドル高は2.5cm下がり、サドルとハンドルの間の距離は2cm延びました。そして、サドルとハンドルの位置は若干前に寄りました。体が全体的に下がりました。正直言ってここまで全体的な位置が下がるとは思いませんでした。特に、サドル高は、よくバイク仲間から「君の身長だと、サドル低過ぎない?」とよく言われてました。ところがJimにこの話をしたら、「君は身長は高いけど、足が短くて胴が長いから、サドルは下げないとダメなんだ」と言われてしまいました。


子供の頃から、お前は胴が長い、足が短いとよく言われていたので、分かっていたのですが、プロフェッショナルなバイクフィッターから言われてしまうと、ちょっとガクッと来てしまいました。気を取り直して、Before/Afterの比較です。





Post-Fitの方が、背中が地面に水平になっているのがお分かりかと思います。これだと、首や背中が苦しくなるのかと思いましたが、そうでもないんですね。このポジションだとコンパクトな体勢でペダリングが出来ることに気付きました。コンパクトということは風に対する抵抗が少なくなるということ。果たしてこれで速くなるんでしょうかね。今週末のお楽しみにしたいと思います。


フィッティングの結果のバイクセッティングの最適値は、30項目くらいこんな感じで出してくれます。





トータルで3時間程、料金もかなり$$$でしたが、行った甲斐があったと思います。早く本格的な試し乗りをしたいなぁ。


さて、今日は暑かったですが、Julieはクーラーの効いた家の中で快適、快適。





普段はエアコンはほとんど付けないのですが、ここまで暑いとエアコンなしでは、Julieが干からびてしまいます。電気代がコワイですね。


では。


Mother's day トライアスロンバイク トレーニング

2014-05-11 22:19:11 | ゴールデン
今日は母の日。私もきのうのうちに、日本にいる母に電話をしました。恥ずかしながら、学生時代なんかは母の日に電話なんてしたこともなかったし、ましてやギフトなど送ったこともありませんでした。でも、歳をとると、母親の有り難さというのが、本当によく分かります。こんなやりたい放題の私を、完全な放任主義で育ててくれた母に、感謝、感謝ですね。


さて、今朝は筋金入りアイアンマンのJimmyさんと、一緒にTriathlon Bikeに乗ろうということになり、早朝からバイクトレーニングです。


我が家から約20マイルの海沿いのPCH(Pacific Coast Highway)で落ち会い、まずは、Jimmyさんの最新のTriathlon Bikeのチェックです。





このバイク、最新のTriathlon Bikeのテクノロジーの結集という感じです。変速は電動シフトです。Triathlonバイクは、電動シフトのメリットが、普通のロードバイクよりも大きいのです。


Triathlon Bikeに乗る時は、通常、肘をTribarというバーの上に乗せて、上体を低くして風の抵抗を少なくして進みます。従って、変速機はこのTribarの先に付いています。こんな感じで。





ところが、坂を登る時は、この体勢は取り難いので、通常のロードバイクと同じように、ブレーキの付いたハンドルの端の部分を握ります。通常にTriathlon Bikeには、このハンドルの端の部分は、ブレーキだけでシフターがありません。だから、変速したい時は、ハンドルから手を離し、Tribarの先にあるシフターに手を伸ばさないといけないのです。これって、結構不便なんですよね。


Triathlon Bikeに電動シフターが付いていると、この不便さが一気に解消されます。というのは、シフターが、Tribarの先と、ハンドルの端のブレーキ部分の両方に付いているからです。つまり、ハンドルの端のブレーキレバー付近を握っていても、Tribarに手を伸ばすことなく、シフターが操作出来るのです。


2箇所でシフターを操作するというのは、ワイヤーでシフターを操作する機械式には不可能な話なのですが、電動シフターでは可能なのです。いいなぁ。私も欲しいなぁ。


このバイク、斜め左後ろからの2枚目の写真を見て、ちょっと通常のバイクと違うのがお分かりでしょうか。通常は、シートの下の部分から、後輪をフレームに固定する部分まで直線に伸びる、シートステイという部分がないのです。その分、ペダルを漕ぐ部分から後輪をフレームに固定する部分まで繋がる、チェーンステイという部分が、非常に太くなっています。最新のTriathlon Bikeは、ちょっと違いますねぇ。私も欲しいなぁ。


このJimmyさんの最新のTriathlon Bikeを観察しながら、64マイル程の楽しいライドを終えて家に戻りました。


家に戻ると、「XXXはどっかに出かけたよ」とかあさんが言います。大学の寮から戻って来ているうちの上の息子は、朝からどこかに出かけてしまったようです。「本当に感謝という気持ちのないやつだなぁ」とブツブツ言っていると、その息子が戻って来ました。これを持って。





なかなかやるじゃん。こんなこと今まで一度もしたことなかったのに。それも、自分で花瓶に入れ、アレンジしたと言います。どうやら、朝出かけて花を買い、友達の家で買った花をアレンジしたようです。冒頭に書いたように、私なんて学生時代に花なんて贈ったこともなかったのに。ちょっと、見直しました。


かあさんも、思いがけないプレゼントに大喜びでした。





さすがに、お前にはかあさんに感謝の気持ちを示せとは言えないけど、これからも女同士仲良くやるんんだぞ。「わかりまじだ。いづもながよぐやっでます」だと? 確かにね。


では。


フルマラソンから3日目の朝

2014-05-07 08:19:56 | ゴールデン
今日でフルマラソンを走ってから、3日目の朝です。足の筋肉痛は回復し、そろそろランやバイクを再開しようかと思っているところです。でも、あまり無理して、また故障してもダメなので、今朝はおとなしくスイムトレーニングにしておきました。1500yrd泳いで、いっそう身体がほぐれたような気がします。


体の疲れは、フルマラソン当日が最悪。家に帰ってからも、ベッドでずっと横になっている状態。見るに見かねたかあさんが、「あたしがよく行くマッサージでも行く?」と誘ってくれました。私は普段は全くマッサージなど興味がなく、行きたいとも思わないのですが、この日はさすがにちょっと行ってみようかなと思いました。


約1時間のマッサージの後、体全体の疲れがかなり取れているのに気付きました。マラソンしたのに、何故か上半身、特に肩が痛かったのです。マッサージ師の先生にも、「体全体、かなり筋肉が堅くなっていましたよ。」と言われてしまいました。全身、力んで走っていたのですかねぇ。このマッサージ、ちょっと病み付きになってしまいそうです。筋肉がこりやすい人には、本当におススメです。


翌朝起きると、やっぱり足が疲れています。Julieの散歩をかあさんに頼むかどうか迷ったのですが、リカバリーのために歩いた方がいいだろうと思い、Julieの引っ張られながら、散歩に行きました。これがよかったですね。散歩前よりも、ずいぶん足の疲れが取れました。この日は、歩くのは特に問題はなかったのですが、階段の昇り降りがつらかったですね。


2日目は、90%回復というところでしょうか。階段の昇り降りも、ほぼ問題なくなりました。


マラソン当日はものすごく大変でしたが、その後特に故障もなく、問題なくトレーニングを再開できそうなのは、よかったですね。


さて、Julie子。本当は2週間ほど前に、お風呂に入るスケジュールだったんですけど、出張やらなんやかんやで、つい延び延びになってしました。マラソンの後に、お風呂に入れようと思っていたのですが、とてもそんな元気はありませんでした。


きのうやっと6週間ぶりくらいでお風呂に入りました。





この顔を見ると、喜んでいるように見えますが、それはもうお風呂から出れると分かっているからです。お風呂に入る前は、相変わらず、「いやいや」状態。いつものように引きずってお風呂まで連れて行きました。


Julie、残念でした。日曜日にお風呂をまぬがれたのは、私が疲れていたからでした。ジタバタせずにお風呂に入れるようにならないとな。


では。


OC Marathonレポート

2014-05-04 21:44:49 | ゴールデン
はっきり言って、フルマラソンというのを甘く考えていました。周りでフルマラソンを走ったことがある人が結構沢山いたので、たぶん自分も問題なく完走出来るだろうと思っていました。4:00:30で何とか完走しましたが、最後の6マイルの辛かったこと、辛かったこと。はっきり言って、その場で棄権して、止めたかったです。


今は達成感というより、とにかく疲れたという気持ちの方が大きいですね。


スタートは5:30am。暗いうちにかあさんとうちの下の息子に車で送ってもらいました。





最初は3:45のペーサーと走っていたのですが、かなり調子が良かったので、少しペースを上げて、3:40分のペーサーと走り始めました。今考えると、これが間違いでしたね。


これは走り始めてから、50分後くらいの地点での写真。まだまだ元気がみなぎっています。





今日の撮影隊は、一眼レフとGoProの二段構え。GoProでは、こんな感じで普通のカメラでは撮れないようなアングルで、素晴らしい写真が撮れます。





バックの太陽とやしの木が綺麗ですね。この頃もまだまだ元気、元気。こんな感じで16マイルくらいを過ぎても快調に飛ばします。


ちょっと苦しいかなと思い始めたのが、18マイル地点。とうとう3:40のペーサーに付いて行けなくなります。ここからは、「自分のペースで行こう。とにかく歩かずに完走だ」と気持ちを入れ替えます。


この後は、本当に崖から転がり落ちるようにペースが下がります。そして、20マイルくらいを過ぎた辺りで、初めて少し歩いてしまいました。


この後、再びかあさんと息子を見つけて、何とか元気そうに手を振りますが、まさに空元気。








この後は、本当に苦しい状態が続き、走っては歩き、走っては歩きの繰り返し。それでも4時間は切れるだろうと思っていましたが、徐々にそれも危うくなります。


そして、25マイル辺りで、とうとう足が攣ってしまいました。コースの真ん中で止まってしまい、全く動けません。すると走っているランナーが、「歩け、歩け。そのうち治るよ。」と激励してくれます。よーし、そうしてみようと、歩き始めます。少し歩くと何とか足が回復して来ました。


あとは、最後の1マイルを何とか走りきろうと頑張ります。26マイルを過ぎた辺りで、もうあと少し、もうすぐだと歯を食いしばります。でも、26.2マイルを過ぎても、ゴールに辿り着きません。どうやらコースが26.2マイルよりも長かったようです。





これはゴール少し前の写真。本当にこの時は苦しかったなぁ。結局、トータルで26.7マイル走り、ほぼ4時間ジャストで完走。





ゴールした後は、かなりの間、起き上がれませんでした。





「あそこまで疲れている人は、あまり見かけなかったよ。」とかあさんに言われてしまいました。ちょっとオーバーかも知れませんが、自分でも、多分これまで生きていて、もっとも疲れた一瞬だったと思います。


何とか完走はしましたが、完全なペース配分ミスです。前半をもう少し抑え気味に走るべきでした。頭では分かっていたのですが、最初は調子が良かったので、ついついオーバーペースになってしまいました。いわゆる「レースハイ」というやつですね。まあ、こういうのもレースの経験を積みながら、徐々に学ぶものなのでしょう。


今日は、おやじアスリート会からは、筋金入りアイアンマンのJimmyさんも参加。3:36という素晴らしいタイムでFinishされました。そしてキャプテンのMasaさんも、GoPro持参で応援に駆けつけてくれました。これは、MasaさんがGoProで撮られた素晴らしいビデオです。本当にMasaさんのビデオ撮りテクニック、編集技術には感銘してしまいます。是非ともこの素晴らしいビデオをお楽しみ下さい。







Julie、今朝は留守番ご苦労。





結構、犬を連れて応援している人も多かったぞ。次回は一緒に応援に来てくれるかい?


明日は、筋肉痛がひどいんでしょうね。起きれるかな?


では。




3ヶ月ぶりの波乗り

2014-05-03 13:17:18 | ゴールデン
昨晩、かあさんに「明日は海に行くつもり」と言ったところ、「えっ、まだサーファーだったの? てっきり引退したのかと思ってた」ですと。


それもそのはず。1月に波乗りして以来、バイク、ランニングなど、トライアスロンのトレーニングに明け暮れ、波乗りはすっかりご無沙汰でした。可哀想に、私のボードもこのように完全な物置き状態になっていました。





ほとんどバイク用のジャージとか、ランのための小物とかですね。


今日は頑張って、5時過ぎに起き、いつものビーチへと繰り出して来ました。コンディションは、大き過ぎず、波待ち時間も長過ぎず、久しぶりの波乗りには丁度良いい感じでした。最初の2本くらいはちょっとテイクオフの感じが掴めず、「アレ」という感じでしたが、すぐに慣れました。





やっぱり、波乗りは楽しいですね。バイクやランばかりせず、波乗りにも行かないと、と思った今日一日でした。


さて、明日はいよいよOC Marathon。42.195km走って来ます。波乗りから帰って来た後、タイミングチップとBIBを取りに行って来ました。





このところ、異様な暑さが続いており、少々気候が心配ですが、明日は少し涼しくなりそうです。まあ、スタートも5時半だし、何とか暑くなる前に走り終えたいのもです。


今日の夕ご飯は、かあさんに頼んでカーボーローディングのスパゲティ。





ものすごい大盛りで完食するのが結構大変でしたが、何とか明日のエネルギーになってくれるでしょう。





Julie、お前は家で留守番だけど、ちゃんと応援しておいてくれよ。明日は4時起きなので、今日は早く寝よっと。


では。