20190700葉蓋洗い茶巾

2019-07-12 10:57:57 | 稽古記録
葉蓋は
11代玄々斎が七夕の趣向のお茶会にお好みの末広籠の受け筒に
梶の葉を蓋にして水指に使われたのが始まりです。

今は短冊に願い事を書いて笹に付けますが、
昔は梶の葉に和歌を書いて提げたそうです。


家には梶の木がありませんので、プラタナスで代用しました。
末広籠もありませんで、受け筒だけを宗和先生から頂いたものです。

お盆の頃は蓮の葉を用います。

蓮の葉に露を溜めて


洗い茶巾は
夏は涼しくの趣向で、
平茶碗に水を張り、茶巾をたたまずに、対角角取りにして入れて、
茶筅、茶杓を仕組みます。



建水は唐金が良いです。竹蓋置き、柄杓を仕組みます。

まず、お菓子を運び出します。

水指を建付に置いて主客総礼。
水指を運び出す。水指を釜の環付きに揃えて置く。

茶碗だけを両手で持ち、点前座中央に座り、

右真横、左手前と持ち直して両手で勝手付きに仮置き。

茶碗仮置きのまま水屋に戻り、棗を右手に乗せ、左手で建水を持ち出す。

建水置いて、棗を左・右と半月に持ち直し、水指の右前へ置く。

茶碗を左手前・右真横と両手で持ち、左真横・右手前と持直して、
水指前へ置き合わせる。

柄杓かまえ、蓋置きを出し、

杓を蓋置きにひく。(カッ)


建水上げて、居まいを正す。


茶碗・棗を膝前に置き、棗・茶杓を清める。
茶巾・水の入った茶碗はそのままで。
柄杓構えて、釜の蓋を開け、湯を汲む手つきで置き柄杓。

両手で茶碗を手前にひき、
茶巾を角とりのまま持ち上げ、 
建水の上でよ~く絞り、
茶巾をたたみ釜の蓋へ置く。 


茶碗を右左と両手で持ち上げ、
左一手で、
水音涼しく建水へ水をあける

湯を汲み

茶筅通し

茶碗を茶巾で拭き、茶杓とりお菓子をどうぞ、
棗から茶を掬い、棗茶杓戻す。

いつもは水指の蓋を開けるところで、
葉を両手でとり、(蓮の葉なら露を建水へコロリと落し)
葉をたたみ建水へ捨てる。

肝心なところの写真がない。

いつもの通りに茶を点てる。

お仕舞を受けて、
いつもの通りに水で茶筅通し、、、
棗・茶碗を置き合せまで同じ。

仕舞水を釜に入れ、
柄杓構えて釜の蓋を閉める。

正客、油断するな!
ここで、拝見を言う。
水指の蓋がないから。

亭主、拝見受けて、
直ぐに柄杓を建水に掛け、蓋置も片付ける。
後はいつもの通り。

写真は数年の寄せ集めです。
無いところはいつか追加します。


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コメント (3)
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