20190722鎌倉の講演会へ②

2019-07-24 10:57:13 | お出かけ茶道鎌倉
2019年7月22日(月) 
鎌倉支部主催の講演会へお出かけ。

午前の部の続き

お昼休み。
以前は会場の鎌倉芸術館のレストランへ行きましたが、閉店。
近くのイタリアンはクリニックに。

Ciaoさんとsofoは

大船駅で大船軒のサンドイッチを調達
080さんはお結び持参。
お若い063さんは駅前のお店へ。


午後は 鎌倉彫作家の三橋鎌幽氏の
「禅と茶道と鎌倉彫」 のお話

鎌倉で作られるから鎌倉彫と思っていましたが、
鎌倉時代にできた技法だから鎌倉彫だそうです。

会津塗とか輪島塗とは違いますものね。

堆朱、器胎の上に漆を何層も塗り重ねて紋様を彫る。
100回塗って、3mmですって。
で、先に紋様を彫ってから漆を塗る、鎌倉彫ができた。

三橋家は元々仏師だった。
仏師の仕事は仏像を彫るだけでなく、
須弥壇、欄間、香合等仏具、などすべて作る。

明治の廃仏毀釈で寺が壊され、仏像も海外へ流出した。

鶴岡八幡宮も元は八幡宮寺で、三門、宝塔などがあった。
そう言えば変に空地がある。仏教建物の跡なのだ。

仏師の仕事が無くなり、
仏具の技法の鎌倉彫が残った。

仏具の香合は大きい。
茶道の香合は袖香合(袂に入れて持ち歩く)の大きさです。

うちの香合で蓋を捻ると開かないようになる物があります。
袂の中でこぼれない為なのですね。

三橋鎌幽氏は新しい技法への挑戦もされています。

青い鎌倉彫、初めてみました。
昼休みに実物が展示されていました。

充実した特別研究会でした。


写真はあまり撮れなかったので、

帰りの新橋の交差点で。

しあわせな心豊かな一日でした。


にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へにほんブログ村


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする