2019年7月18日(木) 3人でお花を入れました。
人様にお見せするようなものではありませんが、
お弟子さんの記録のために載せます。
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槿 唐銅一文字花入 真
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縞芦 下野 竹舟型釣花入 草
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縞芦 桔梗 紫紅槿 金糸梅 小判草 古里籠 草
翌金曜日、桔梗と金糸梅が開き、槿は萎み、
思うように咲いてくれません。
土曜日
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紫紅槿 白釉花入 行
花には真行草があります。
(フォーマル、セミフォーマル、カジュアル?)
花入の真行草
焼物の花入
(外国渡りの)青磁・白磁などは「真」です。一番格が高い
国焼で釉薬を掛けた陶器は「行」です。
国焼で釉薬を掛けない陶器は「草」です。
解りやすい焼物花入の例
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中央 青磁 「真」
右の 釉薬を掛けた焼物 「行」
左の 釉薬を掛けない焼締め 「草」
焼物以外の花入
(外国渡りの)唐銅・古銅・青銅などは「真」
籠・竹切りは「草」
義山(ギヤマン)も「草」
うちは板床なので敷板を用いませんが、
畳床の場合は敷板を用います。
真 真塗矢筈端
行 塗蛤端
草 木地蛤端
茶道文化検定対策でした。
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人様にお見せするようなものではありませんが、
お弟子さんの記録のために載せます。
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槿 唐銅一文字花入 真
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縞芦 下野 竹舟型釣花入 草
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縞芦 桔梗 紫紅槿 金糸梅 小判草 古里籠 草
翌金曜日、桔梗と金糸梅が開き、槿は萎み、
思うように咲いてくれません。
土曜日
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紫紅槿 白釉花入 行
花には真行草があります。
(フォーマル、セミフォーマル、カジュアル?)
花入の真行草
焼物の花入
(外国渡りの)青磁・白磁などは「真」です。一番格が高い
国焼で釉薬を掛けた陶器は「行」です。
国焼で釉薬を掛けない陶器は「草」です。
解りやすい焼物花入の例
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中央 青磁 「真」
右の 釉薬を掛けた焼物 「行」
左の 釉薬を掛けない焼締め 「草」
焼物以外の花入
(外国渡りの)唐銅・古銅・青銅などは「真」
籠・竹切りは「草」
義山(ギヤマン)も「草」
うちは板床なので敷板を用いませんが、
畳床の場合は敷板を用います。
真 真塗矢筈端
行 塗蛤端
草 木地蛤端
茶道文化検定対策でした。
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2019年7月22日(月)
鎌倉支部主催の講演会へお出かけ。
午前の部の続き
お昼休み。
以前は会場の鎌倉芸術館のレストランへ行きましたが、閉店。
近くのイタリアンはクリニックに。
Ciaoさんとsofoは
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大船駅で大船軒のサンドイッチを調達
080さんはお結び持参。
お若い063さんは駅前のお店へ。
午後は 鎌倉彫作家の三橋鎌幽氏の
「禅と茶道と鎌倉彫」 のお話
鎌倉で作られるから鎌倉彫と思っていましたが、
鎌倉時代にできた技法だから鎌倉彫だそうです。
会津塗とか輪島塗とは違いますものね。
堆朱、器胎の上に漆を何層も塗り重ねて紋様を彫る。
100回塗って、3mmですって。
で、先に紋様を彫ってから漆を塗る、鎌倉彫ができた。
三橋家は元々仏師だった。
仏師の仕事は仏像を彫るだけでなく、
須弥壇、欄間、香合等仏具、などすべて作る。
明治の廃仏毀釈で寺が壊され、仏像も海外へ流出した。
鶴岡八幡宮も元は八幡宮寺で、三門、宝塔などがあった。
そう言えば変に空地がある。仏教建物の跡なのだ。
仏師の仕事が無くなり、
仏具の技法の鎌倉彫が残った。
仏具の香合は大きい。
茶道の香合は袖香合(袂に入れて持ち歩く)の大きさです。
うちの香合で蓋を捻ると開かないようになる物があります。
袂の中でこぼれない為なのですね。
三橋鎌幽氏は新しい技法への挑戦もされています。
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青い鎌倉彫、初めてみました。
昼休みに実物が展示されていました。
充実した特別研究会でした。
写真はあまり撮れなかったので、
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帰りの新橋の交差点で。
しあわせな心豊かな一日でした。
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鎌倉支部主催の講演会へお出かけ。
午前の部の続き
お昼休み。
以前は会場の鎌倉芸術館のレストランへ行きましたが、閉店。
近くのイタリアンはクリニックに。
Ciaoさんとsofoは
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大船駅で大船軒のサンドイッチを調達
080さんはお結び持参。
お若い063さんは駅前のお店へ。
午後は 鎌倉彫作家の三橋鎌幽氏の
「禅と茶道と鎌倉彫」 のお話
鎌倉で作られるから鎌倉彫と思っていましたが、
鎌倉時代にできた技法だから鎌倉彫だそうです。
会津塗とか輪島塗とは違いますものね。
堆朱、器胎の上に漆を何層も塗り重ねて紋様を彫る。
100回塗って、3mmですって。
で、先に紋様を彫ってから漆を塗る、鎌倉彫ができた。
三橋家は元々仏師だった。
仏師の仕事は仏像を彫るだけでなく、
須弥壇、欄間、香合等仏具、などすべて作る。
明治の廃仏毀釈で寺が壊され、仏像も海外へ流出した。
鶴岡八幡宮も元は八幡宮寺で、三門、宝塔などがあった。
そう言えば変に空地がある。仏教建物の跡なのだ。
仏師の仕事が無くなり、
仏具の技法の鎌倉彫が残った。
仏具の香合は大きい。
茶道の香合は袖香合(袂に入れて持ち歩く)の大きさです。
うちの香合で蓋を捻ると開かないようになる物があります。
袂の中でこぼれない為なのですね。
三橋鎌幽氏は新しい技法への挑戦もされています。
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青い鎌倉彫、初めてみました。
昼休みに実物が展示されていました。
充実した特別研究会でした。
写真はあまり撮れなかったので、
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帰りの新橋の交差点で。
しあわせな心豊かな一日でした。
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2019年7月22日(月)
鎌倉支部主催の講演会へお出かけ。
東海道線に遅れがでているとニュースに心配したが皆さん無事に到着。
まず、お呈茶席へ。
御菓子
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滝幕 鎌倉三鈴製
たっぷりで濃いめのお薄を一服頂く。
大寄せのお茶会で何服も頂くときは
あまり大服は困るけれど、今日は丁度良い。
会場へ。
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午前の部
講師 報国寺住職 菅原義久
「平常心」~平常なる心とは~
午後の部
講師 鎌倉彫作家 三橋鎌幽
「禅と茶道と鎌倉彫」
幹事長の挨拶。
利休居士、歴代宗匠、物故会員に黙祷
ことばの唱和
(うちのお弟子さん暗誦できない、若いうちに憶えておきなさい)
利休百首
その道に入らんと思う心こそ我が身ながらの師匠なりけり
報国寺の菅原義久ご住職による
「平常心」についてのお話
ご登壇になると、
勢いよく拍手する人がいて、
つられてパラパラと拍手が上がる。
お坊様に拍手はしないの。
初め建長寺官長に講話の依頼がありましたが、
建長寺開山蘭渓道隆大覚禅師の遠忌が7月24日にあり、
ご多忙で、建長寺派の報国寺のご住職がお越しになりました。
菅原ご住職もこの後、お手伝いに伺うそうです。
講演会の設定はいろいろ配慮しなければならず大変ですね。
○建長寺開山から三代のお話。
大覚禅師は宋から渡来した始めは常楽寺にされた。
(ネットみたら寿福寺にと ある。私の聞き間違いかも?)
「喫茶去」という禅語を発された。
日本の修行僧が説教を受けた後、本来は座禅を組むのに、
禅堂に居らず、居室に戻り教えを書き留めていた。
宋の言葉で教えを説かれ、通訳も充分でなく、
聴いた言葉をすべて必死で書き留める。
その気持ち解ります。
お稽古の帰り、横須賀線の中で、
とりあえず先生が言われた事をすべて書いていました。
大覚禅師は禅の教えを言葉で伝えるだけでなく、
お茶を通して教えることにしたのです。
そこで「喫茶去」 まぁお茶でも召し上がれ。
「去」は強調で「され」という意味はありません。
二代は大覚禅師の弟子、南浦紹明(なんぽしょうみん)大応国師
(ネットみたら(しょうみょう)とも。私の聞き間違ではない)
駿河の国生まれ日本の人
大徳寺の天源院にも住された。
(入宗して)台子を日本にもたらされた。
台子は元は幅一間(181cm)もある大きな物だそうです。
上野の茶道具展で見た台子もかなり大きかったけれど、
更に大きい!
三代は大応国師の弟子、宗峰妙超(しゅうほうみょうちょう)大燈国師
大徳寺を開山
○修行の心得
常に良いと思う事を平常心で繰り返す
平・・・たいら 凸凹なし おだやか
常・・・つねに いつも かわらない
心・・・こころ 気持ち 心持ち
(鬱々と何もしたくなかったり、たまにハイになったり 凸凹な私)
菅原ご住職は剣道をなさる方で、
宮本武蔵の五輪書 水の巻 「兵法心持ちの事」
のお話が面白かったです。
こちらも平常心を説かれています。
力まない。 大事ですね。
○坐禅の基本 調身・調息・調心
調身・・・安定した正しい姿勢を作る
調息・・・安定した正しい呼吸を行う
調心・・・安定した正しい姿勢で安定した正しい呼吸ができた時、
平常なる心が宿る
役員によるお礼の挨拶
50年前に円覚寺官長様にご講話をお願いしたおり、
拍手して叱られた事を話した。
その時私もいました。
お弟子さんがお坊様の講演会に行くときは、
拍手をしてはいけないと念を押します。
皆で起立し、礼をして感謝しました。
もう少し静かにお稽古したい。
よくしゃべる人がいるのですよね。
自分で実況中継しないとお点前出来ない人とか。
主客総礼したとたんに喋り出す客とか。
以前、子育て中でイライラ怖い顔をして来た人が
四方捌きをしているうちに、す~と穏やかな良い顔になった。
これが平常心、お茶を稽古する意味でしょう。
以前から拝読していたgooブログ
稽古とは「点前に集中して無になる時間を持つ」とありました。
コメントできないので無断でLINKさせて頂きます。
こちら です。
午後の部へ つづく
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鎌倉支部主催の講演会へお出かけ。
東海道線に遅れがでているとニュースに心配したが皆さん無事に到着。
まず、お呈茶席へ。
御菓子
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滝幕 鎌倉三鈴製
たっぷりで濃いめのお薄を一服頂く。
大寄せのお茶会で何服も頂くときは
あまり大服は困るけれど、今日は丁度良い。
会場へ。
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午前の部
講師 報国寺住職 菅原義久
「平常心」~平常なる心とは~
午後の部
講師 鎌倉彫作家 三橋鎌幽
「禅と茶道と鎌倉彫」
幹事長の挨拶。
利休居士、歴代宗匠、物故会員に黙祷
ことばの唱和
(うちのお弟子さん暗誦できない、若いうちに憶えておきなさい)
利休百首
その道に入らんと思う心こそ我が身ながらの師匠なりけり
報国寺の菅原義久ご住職による
「平常心」についてのお話
ご登壇になると、
勢いよく拍手する人がいて、
つられてパラパラと拍手が上がる。
お坊様に拍手はしないの。
初め建長寺官長に講話の依頼がありましたが、
建長寺開山蘭渓道隆大覚禅師の遠忌が7月24日にあり、
ご多忙で、建長寺派の報国寺のご住職がお越しになりました。
菅原ご住職もこの後、お手伝いに伺うそうです。
講演会の設定はいろいろ配慮しなければならず大変ですね。
○建長寺開山から三代のお話。
大覚禅師は宋から渡来した始めは常楽寺にされた。
(ネットみたら寿福寺にと ある。私の聞き間違いかも?)
「喫茶去」という禅語を発された。
日本の修行僧が説教を受けた後、本来は座禅を組むのに、
禅堂に居らず、居室に戻り教えを書き留めていた。
宋の言葉で教えを説かれ、通訳も充分でなく、
聴いた言葉をすべて必死で書き留める。
その気持ち解ります。
お稽古の帰り、横須賀線の中で、
とりあえず先生が言われた事をすべて書いていました。
大覚禅師は禅の教えを言葉で伝えるだけでなく、
お茶を通して教えることにしたのです。
そこで「喫茶去」 まぁお茶でも召し上がれ。
「去」は強調で「され」という意味はありません。
二代は大覚禅師の弟子、南浦紹明(なんぽしょうみん)大応国師
(ネットみたら(しょうみょう)とも。私の聞き間違ではない)
駿河の国生まれ日本の人
大徳寺の天源院にも住された。
(入宗して)台子を日本にもたらされた。
台子は元は幅一間(181cm)もある大きな物だそうです。
上野の茶道具展で見た台子もかなり大きかったけれど、
更に大きい!
三代は大応国師の弟子、宗峰妙超(しゅうほうみょうちょう)大燈国師
大徳寺を開山
○修行の心得
常に良いと思う事を平常心で繰り返す
平・・・たいら 凸凹なし おだやか
常・・・つねに いつも かわらない
心・・・こころ 気持ち 心持ち
(鬱々と何もしたくなかったり、たまにハイになったり 凸凹な私)
菅原ご住職は剣道をなさる方で、
宮本武蔵の五輪書 水の巻 「兵法心持ちの事」
のお話が面白かったです。
こちらも平常心を説かれています。
力まない。 大事ですね。
○坐禅の基本 調身・調息・調心
調身・・・安定した正しい姿勢を作る
調息・・・安定した正しい呼吸を行う
調心・・・安定した正しい姿勢で安定した正しい呼吸ができた時、
平常なる心が宿る
役員によるお礼の挨拶
50年前に円覚寺官長様にご講話をお願いしたおり、
拍手して叱られた事を話した。
その時私もいました。
お弟子さんがお坊様の講演会に行くときは、
拍手をしてはいけないと念を押します。
皆で起立し、礼をして感謝しました。
もう少し静かにお稽古したい。
よくしゃべる人がいるのですよね。
自分で実況中継しないとお点前出来ない人とか。
主客総礼したとたんに喋り出す客とか。
以前、子育て中でイライラ怖い顔をして来た人が
四方捌きをしているうちに、す~と穏やかな良い顔になった。
これが平常心、お茶を稽古する意味でしょう。
以前から拝読していたgooブログ
稽古とは「点前に集中して無になる時間を持つ」とありました。
コメントできないので無断でLINKさせて頂きます。
こちら です。
午後の部へ つづく
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床
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色紙
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「心如海」 (醍)醐(寺)山崎 明道
今年は7月15日が海の日でしたので。
花入れは 釣り舟
香合
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ミャンマーから海を渡ってきた蒟醤の小箱 器体は竹です。
御菓子
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青楓 喜久乃屋
お干菓子
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氷餅 亀屋良長
7月②
7.18(木)
045 14:00~ 名水点
080 14:00~ 名水点
067 14:30~ 葉蓋洗い茶巾
7.20(土)
074 11:00~ 濃茶棚点前 薄茶平点前
065 13:00~ 唐物
KJi 13:30~ 名水点
079 14:00~ 葉蓋洗い茶巾
077 14:00~ 唐物
043 14:00~ 唐物
にほんブログ村
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色紙
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「心如海」 (醍)醐(寺)山崎 明道
今年は7月15日が海の日でしたので。
花入れは 釣り舟
香合
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ミャンマーから海を渡ってきた蒟醤の小箱 器体は竹です。
御菓子
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青楓 喜久乃屋
お干菓子
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氷餅 亀屋良長
7月②
7.18(木)
045 14:00~ 名水点
080 14:00~ 名水点
067 14:30~ 葉蓋洗い茶巾
7.20(土)
074 11:00~ 濃茶棚点前 薄茶平点前
065 13:00~ 唐物
KJi 13:30~ 名水点
079 14:00~ 葉蓋洗い茶巾
077 14:00~ 唐物
043 14:00~ 唐物
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