前回の続き、みたいな記事になります。が、これ単独でも読めます。
私が通ってた小学校は、当時ですでに創立百周年を超えた、大変歴史ある学校でした。なんせ創立当初は『○○学舎』という名称だったらしい(と、一回書いたけど『○○尋常小学校』だったかもしれない)。
現代を生きる日本人は全員、生まれた時には学校、義務教育という存在が当たり前にあったわけです。けど学校って最初からあったわけではなくて、誰か創ろうと思ってくれた人がいたからできたのです。
大人になってみたらどうでしょう。ちょっと資格の勉強でもしようと思ったら、3~6ヶ月で20万とか、40万とか、80万とか、普通にしますよね。
そう考えるとみんな当たり前すぎて忘れてるけど、9年間通い放題の義務教育って素晴らしいと思いませんか。
マジで、行かないと損 だと思うんですよね。
自前であれだけの教師(講師)、音楽室や体育館などの設備、教材その他をそろえようと思ったらいくらするんだよ(金かよ)。
えと、コスパ(お金)のことだけではなく、カリキュラムの中身ももちろん、過去の誰かが年単位とか、下手すると一生かかって研究、発見したことを、一時間机の前に座ってただけで教わることができるって、タイムパフォーマンスの面でも効率がいいと思います。
それについては例えばネットでググるなどしても同じかもしれませんが、興味や基礎知識の有無にかかわらず様々な分野を網羅してくれるというのは義務教育ならではじゃないでしょうか。
ただもちろん、既存の学校の画一的な教育には問題はあるとは思います。
コストのことだけで子どもに、馴染めない学校に行けっていうのは本末転倒だと思うんですよ。非常にありがたい存在と思いますが、それを子どもに説くのはただの押し付けになってしまう。いくら先人が偉大でも主役は現役の子どもたちですからね。
無理して行く必要はないと思うが、やはり勉強はできるうちにしておいた方がいいわ、という30年前に森高千里さんが下した結論になりますね。どうしてもね。
一人一人にとって学校が楽しい、行きたくなるところだと感じられるといいのですが。
どうしても行きたくない子にはリモートとか通信教育とかが充実してくれるといいですね。
キレイごとばかり書いているようですが、私も当時学校が好きだったわけでは全然ないです
だから行きたくない気持ちももちろん分かるし、それぞれにベターな選択を見つけていただければと思っています。