こんばんは。普段「M-1なんか興味ないぜ、ふ」とか言ってるクセに、いざ見始めたらご飯も食べずに結局最後まで観てしまった者です。
なぜ興味がないのか、以前から一度ブログのネタにしたいと思っております。が、話せば長くなるので、鮮度が高い別の話題を書いてるうちに後回しになってる感じですね。これについてはいずれ。
今回は、せっかくなので忘れないうちに19日(日)に放送された『M-1グランプリ2021』の感想を書きたいと思います。『雑な感想』というのは丁寧に書いてると永久に書き終わらないから。でも長文になる予感
登場順です。
- モグライダー
そもそも彼らのことは『にちようチャップリン』で知っていた。その時は見た目から、ボケの子の天然パワーと昭和のツッパリみたいな強力ツッコミの組み合わせで、あらびき団的な芸風なのかな、と思い見始めた。が、意外とと言うと失礼ですが、ちゃんと練られた台本で、いい意味で裏切られた、というのが第一印象だった。
M-1出場者の中に彼らの名前を見てもピンと来なかったのですが、顔を見て、あ、あの人たちじゃん、がんばってね、ってなった。
期待はしていたが自分の中であまりハードルを上げるのもどうかと思っていたが、ちゃんと面白くてほっとしました(なぜ私がプレッシャーを感じるのか)。途中、本当に間違えたのか台本通りなのかアドリブなのか分からないところもあったがツッコミのフォローが上手いね。星座の順番覚えるのややこしいよね。
- ランジャタイ
めちゃくちゃなようでいてパントマイムが上手くないとできないネタ。面白かったです。モグライダーとは逆で期待してなかったのに面白かった。
ネタも面白かったし、終わった瞬間審査員の半分が同じ姿勢で頭を抱えてたのも笑った。と、同時に笑いに点数をつけることの意味を問いたくなるのはこういう時。
- ゆにばーす
この辺から、あれ、ひょっとして、今年のM-1外れがないのでは? と思い始めた。忌憚なく言わせてもらえば前年('20年)はイマイチだったので。といってもちゃんと観たのは奇跡の連続だった'19年が初めてだったので例年がどうなのか私は知らないんだけど。
川瀬名人がネタの中で言っていたことがどの程度事実なのかネタなのか気になる…、が、知ってどうするという自分の中でのこの意味のない葛藤をどうしてくれよう。
- ハライチ(敗者復活組)
ハライチ、というか岩井さんのネタは好きなんですよ。『地獄のピエロ』『塩の魔人と醤油の魔人』大好き。『まんが未知』いつも視てます。
ただこの、ほぼ無名メンバーの中に入ると異質だなと正直思いました。
出場資格的に問題ないのは分かる(結成15年以内の漫才師(2人以上)。ちなみにラストイヤー)。しかし、M-1というのはまだ世の中に出てない埋もれた才能を発掘するのが基本コンセプトなのでは。
逆に言えばいわゆる手の内がバレてる、不利な状態で(敗者復活とはいえ)決勝まで勝ち上がってきたのはやっぱり岩井さんの発想力なのかとも思う。
ネタ的には、《マイクの前でじっとしてない漫才》《ボケを徹底的に否定しまくるツッコミ》…って、コレここ何年かのM-1とお笑いシーンに対するテーゼとアンチテーゼですよね
これがやりたかった、そういうことか…。
岩井勇気…、恐ろしい子……(白目)。
あ、澤部さん、『日本人のおなまえ』いつも視てます。←取って付けたよう。
- 真空ジェシカ
初めて拝見しましたが面白かったです。ところで観ていただきたいのが4:45辺りのさり気ないカメラのスイッチング。M-1はスタッフも優秀。
真空ジェシカ【決勝ネタ】1st Round〈ネタ順5〉M-1グランプリ2021
真面目な話し、《Help me》のハンドサインは覚えておきたいところ。
- オズワルド
私がM-1を見始めた2年前(足掛け3年前)からストレートで決勝進出してる唯一のコンビです。
技巧派。M-1審査員は全員ベテラン芸人なので技巧派には高得点をつける傾向がある(だからランジャタイには頭を抱える。あれはあれで巧いんだけどな)。こちらは後ほど改めます。
案の定長文になったので記事を分けます。後編は明日にでも。