こんばんは
毎日1映画のぐうじとるうさん
いつも、レンタル店にあるようなメジャーな映画じゃなく、番組表の内容を見てるうさんがチョイスします
きんなは「ゲルハルト・リヒター」の実話『ある画家の数奇な運命』でした
グペキティアによると、リヒターは・・
2012年、競売大手サザビーズがロンドンで行った競売で、エリック・クラプトンが所有していたリヒターの抽象画『アプストラクテス・ビルト(809-4)』が約2132万ポンド(約26億9000万円)で落札されたといいます
生存する画家の作品としては当時史上最高額
さてさて、そんな画家のナチ政権下のドイツ映画です
少年クルト(リヒター)は叔母の影響から、芸術に親しむ日々を送っていました
←おばさん
ところが、精神のバランスを崩した叔母は強制入院の果て、安楽死政策によって命を奪われます・・
当時のナチはユダヤ人だけじゃなく、自国の国民さえ過去に悪しき遺伝子を残す危険性のある者の命を奪っていました・・・
狂ってますね
終戦後、クルトは東ドイツの美術学校に進学し、そこで出会ったエリーと恋におちます
元ナチ高官の彼女の父親こそが叔母を死へと追い込んだ張本人なのですが、誰もその残酷な運命に気づかぬまま二人は結婚します
が、運命の綾は映画の節々で画像として訴えます
映画『ある画家の数奇な運命』10月2日(金)公開 予告篇<ロングVer.>
これがクルトの彼女の父(産婦人科医)
この辺の人生の綾がすごい
こんな細部まで実話なんですから・・・
やがて、東のアート界に疑問を抱いたクルトは、ベルリンの壁が築かれる直前に、エリーと西ドイツへと逃亡し、創作に没頭します
映画『ある画家の数奇な運命』公式サイト
ぐうじとるうさんが観る映画は、第1線に出るような映画は少なく、考えさせられたり、歴史の事実や、偉人たちの思いを知るようなもの
“芸術家が生まれる瞬間”を切り取った『ある画家の数奇な運命』本編映像
今回の映画も知らない人のほうが多いでしょう
だけど、アカデミー賞やゴールデン・グローブ賞にノミネートされていますね
芸術の公開処刑⁉ナチスドイツの美意識 VS モダンアート 10/2(金)公開『ある画家の数奇な運命』
彼の絵はやはり近代モダンアートなのかな・・・
ドイツ将校の絵・・・
写真のようですがぼやけています
これも彼の作品・・
「絵」です
そしてこれも彼の作品
完成した作品に・・・・
こうやって、横に刷毛で塗りつぶしていくんです
こうやって写真のような完成度の写真にです
これも横に刷毛(はけ)が入れらています
これもそう(クルトと、安楽死させられた叔母の写真)
ここ数年「ナチ」系の映画はめっちゃ増えてきました
戦後、罪悪感の呪縛がとれたのかなんだかわかりませんが、それによって、ナチの残虐性と猟奇的狂った行為がノンフィクション映画により全世界に伝わっています・・
ま、日本も似たように情報統制をし、間違った道に入っていったわけですが、今のプーチンがしていることも同じ。
民間人の人生や、財産を奪い、命を奪いウクライナの国土を侵略し続けています。
ロシアとウクライナの問題がある、今だからこそ、様々考えさせられた映画でした
一気に観て終了が25時
ま、そんなフリーダムなぐうじ家なのです
皆様にはステキな午後をお過ごし下さいませ