早いもので一月も終盤...
来週にも迎える「立春」を境に少しづつ“春の訪れ”を感じたいところですが、今を取り巻く事態は悪くなる一方で“終わらない冬”がしばらく続きそうです
想い起せば、2021年は年始早々に「緊急事態宣言」が発出された途端に新規感染者が減少したものの、濃厚接触者を追随しない方針に切り替わっただけの“ヌカ喜び”ではじまり、それから3~4か月周期で訪れる「波」の繰り返しは、まるで日本の四季そのものといったところ。
年々短く感じる秋にあって色鮮やかな紅葉、それを目にした瞬間は鮮明であっても、いつかは記憶の深層に埋もれてしまうもの。
一年前の美麗な映像をふと目にすれば懐かしむ心はあろうものの、この2年は事態を煽るだけの映像・情報の垂れ流しに知らず知らず心労が増えるばかりの昨今、不安に駆られて病状悪化、最悪の事態に陥った方々もいて嘆かわしい日々です...
全てのメディアをシャットアウトし、誰もが「仙人」のような山籠もり生活なんてできませんからね、
「伝え方」を日々考えていただき、注目を集めたいだけの報道続きは御免被りたいものです…
さて、本日は2022年最初の「肉の日」
そもそも毎月29日は「肉の日」と掲げられていますが、年に一度、昨年11月29日(=いい肉の日)は恐らく肉が一際注目された日だったでしょうか。
去年はコロナ禍の影響で牛・豚・鶏すべてが高騰する中、売り手側も赤字覚悟に大盤振る舞いした“お値打ち品”が精肉売場にズラリと並んで美味しそうな「赤身一色」だったはずですが、ここぞとばかりに仕事を終えて妻と向かってみると敢え無く撃沈したのはココだけの話(笑)
とは云え、長引く自粛生活だからこ「プチ贅沢」もあって然り...
我が家の食卓に昨年登場した「肉メシ」の数々を振り返りがてら紹介したいと思います
■壱:焼き鳥丼:銀座惣菜店
まずは以前紹介した、東京・埼玉・千葉・茨城のスーパーマーケットに40店舗以上を展開する『銀座惣菜店』から看板商品の焼き鳥です。
時間が経っても肉が固くならないよう噛めば噛むほど旨味が溢れる程よい食感を保つ“串の刺し方”にこだわった炭火焼はそのまま食べても勿論美味しいのですが、串から外してドンブリ飯に。
鶏肉の柔らかい食感よろしく噛むほどに溢れる肉汁が滴る、お手軽「焼き鳥丼」でした
■弐:豚の角煮丼:業務スーパー
ココ数年、テレビ番組で頻繁に登場する「業務スーパー」から普段使いに重宝しそうな逸品です。
そのまま温めて「豚角煮」としても勿論美味しい「やわらか煮豚(レトルトパック)」を食べやすいサイズに刻み、青梗菜を添えて角煮丼にしてみました。
特製醤油ダレで柔らかく煮込まれた豚かたまり肉は濃厚で旨味抜群!トロリとした脂身と甘辛い味付けは白メシが捗る美味しさ
さらに細かく刻んで炒飯の具材も良し、スライスしてラーメンのトッピングにしても良し!
残り汁はルーロー飯や炊き込みご飯、野菜を添えた煮込み汁としてもアレンジが効く、コスパの高い惣菜だと思います。
■参:チャーシュー丼:ヤオコー
埼玉県を中心に一都六県で展開するスーパーマーケット「ヤオコー」が、週末の散策コースにあったのをキッカケに通うようになったのは昨年のこと。
食品を扱う店が近いのはいいことですが、同じ系列店ばかりだと食卓に並ぶオカズも変わり映えせずマンネリ化するばかりですから...ヤオコーの惣菜コーナーで「店内焼き上げ」と称した叉焼を何気なく手に取ったところ、想像以上に美味しく、適度な脂身と柔らかい口当たり、そして味の染み加減が絶妙なので最終的にゴハンに乗せてしまいました(笑)
個体差はあまりないと思いますが、生活圏でヤオコーを見かけたら、ぜひお試しください
■四:ステーキ丼:千葉県産みやざわ和牛
「みやざわ和牛」と聴いて他県かと一瞬思いきや、千葉県の北総台地とやさしい風土の中、一貫生産されている黒毛和種でした。
県を代表する銘柄牛肉「チバザビーフ」にも選ばれ、肉の締まりよろしくキメ細やかな肉質、豊かな風味が特徴ということでサッと焼いてステーキ丼に。
専門店でジュージューとたくさん焼きながら食べるのも楽しいですが、上質な脂身(旨味)故に自宅で食べるにはちょうどいいボリュームでした(年々、脂っこいのがキツくなってきました:笑)
■伍:ほうじ茶が香る肉だし茶漬け:千葉県産みやざわ和牛ロースしゃぶしゃぶ
同じく「みやざわ和牛」のしゃぶしゃぶ用を少しだけ使った「お茶漬け」、と云うよりもはやゴチソウ丼。
サッと湯通ししたロース肉を白飯に乗せ、ほうじ茶と「茅乃舎」の出汁をかけたシンプル調理ながら、肉の脂身が程よく落ちて旨味だけを残した味わいに。
わずか2枚だけでしたが、思わずニンマリしてしまう満足度の高いドンブリ飯でした
■陸:もつ煮定食
京都に出かけた際、祇園祭の屋台で美味しい「土手焼」を食べてから、我が家の「もつ煮奉行」に就任されたのは10年も前のこと(笑)
それから味噌汁かわりに毎年大量に仕込むものの食べるのはアッという間
下処理から始まって手間暇かかりますが、これも季節を感じる一品なので作り続けたいですね
■七:お赤飯:井村屋[お赤飯の素]
最後は「畑の肉」と云われる大豆、ならぬ小豆(あずき)。
さらに厳密に云うと...
小豆とは親戚のようで違う直物の 「ささげ」と云う豆があって、小豆より粒が大きく皮が破れにくいことから東日本の赤飯は「ささげ」が好んで使われているとか。
というのも「皮が破れた豆=腹が割れる=切腹」を想起し、「小豆の赤飯は縁起が悪い」と嫌う武士が多かった説があるそうです。
あの日は白米でも美味しく炊ける「お赤飯の素」で簡単調理...祝い事がなくとも”喜ばしい出来事”さえあれば食べたいのがお赤飯。
要は気持ちのもち(餅)ようです(笑)
ゴチソウさんでした
【-おまけ-】
週末のベーカリー...平日最後は食パンを焼いてサンドイッチに。
・味付け煮玉子
・カニカマポテト&リーフレタス
・ツナ&リーフレタス
・レンコン&海苔チーズ
作る手間はかかっても食べるのはアッという間(笑)
いずれ記憶は忘却の彼方へ誘いますが...食べたものは自分の血肉になりますから一口ひと口をいとおしむよう、慎ましく穏やかな日々を過ごしたいものです