昨日までの暴風雨が嘘のように今朝の関東地方は晴天の台風一過。
時期的に油断ならぬ空の状況なので、気象庁の警戒情報に耳を傾けて慎重に行動したいものです。
▲京町家風の店構えが目印
さて、夏の京都旅行は神社仏閣巡りが相次いだので、
趣向を変えて“いつもの”体験工房で京文化に触れる時間。
京都の伝統工芸である“京友禅染”の体験ができる
京友禅染体験工房「丸益西村屋」に足を運びました。
▲入口が狭く、奥行きのある伝統的な京町屋風の建物内へ
京友禅染(きょうゆうぜんぞめ)とは京都の伝統的な着物を染める技法、
又はその技法に従って作られた着物や品物のこと。(以下、京友禅)
こちらの丸益西村屋は、この道30年以上という京友禅の職人、
西村氏が「京友禅を通して京の文化や技、心に触れてもらいたい」という想いから、
古い町家を改装した工房兼土産処で、様々な体験メニュー(要予約)があります。
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■友禅染めメニュー
*ハンカチ(小):1300円
*ハンカチ(大):1400円
*スマホケース(デジカメケース):1700円
*ペンケース:1800円
*ランチョンマット:1900円
*スクールトート:1800円
*風呂敷(小):2200円
*風呂敷(大):3000円
*京扇子(白布):2200円(送料込)
*京扇子(色布):3000円(送料込)
*エコバッグ(小):2200円
*ブックカバー:2200円
*タンブラー:2200円
*Tシャツ:2700円
*ミニタペストリー:2700円(送料込)
*巾着(ちりめん):2700円
*がま口:2700円
*オリジナルバッグ:4200円~
*半えり:4200円
*帯揚:6300円
詳細はHPをご確認下さい。
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例年通り、まずはスタッフの方が京友禅について概要をお話してくれます。
京友禅には柄をつける技法が幾つかあり、ここで体験できるのは刷毛で染料を
布に摺り込む「摺込友禅(すりこみゆうぜん)」という技法なので、
絵の不得手は問題ありません。
(しかしながら、飽きっぽくて集中力のない方は退屈かもしれません)
毎回申し込んではいますが、摺込友禅の体験工程をおさらいしてみます
▲妻はランチョンマットに兎ですw
■工程1 京友禅のご案内
「摺込友禅」とは型紙と刷毛を使って生地の上に絵柄を染め入れる技法。
体験メニュー(染める対象)はハンカチ・扇子・風呂敷・ブックカバー・巾着など様々。
▲自分は七福神にしてみました
■工程2 デザインを決める
染める対象アイテムに合った型紙の中から好きな絵柄を選びます。
型紙は花・動物・魚・文字・祭事・など約1000種類あるそうです。
店内には仕上がりサンプルを多数展示しているので、イメージし易いと思います。
■工程3 色を乗せる
代となる板とアイテム、型の位置合わせをして刷毛を使って染料を摺り込んでいきます。
デザインによって枚数は異なりますが、型を2枚目、3枚目と重ねていくことで
絵柄の完成に近づいていきます。
色を上手に乗せるポイントは刷毛に含ませた染料を掠れるまでキッチンペーパーで
拭き取り、刷毛をクルクルと円を描くように動かして染料を布に摺り込んでいきます。
▲妻とは生地違いのランチョンマットに色乗せ
■工程4 完成
一部仕立てが必要なもの等を除いて、完成品がその場で受け取ることができます。
帰宅したら、生地に当て布をして適温でアイロンがけをすれば使用可能です。
※ポリエステル(ちりめん)=低温/綿=中温/麻=高温
※いずれもあて布をしてドライアイロンがけ
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いざ始めてしまうと時間が経つのはあっという間...2時間半くらい没頭していました。
スタッフの方は作業中は付かず離れずの距離感でアドバイスしてくれるので、
いつも仕上がりは大満足。
こちらの体験は僅かな時間ながら自分で手を動かして
京都の伝統工芸と“色”に向かい合う心地良さを実感できるだけでなく、
そのまま実用的なお土産になるので、一石二鳥。
また次回も足を運んでみようと思います
(つづく)
【過去の記事より...要素の多いデザインに毎回挑んでいますw】
*[夏の京都2015 vol.4 ~京友禅体験工房『丸益西村屋』~]
*[夏の京都・大阪2011その9 友禅染体験]
*[夏の京都・奈良2010その4]
*[夏の京都2 友禅体験工房でハンカチを染める!]
時期的に油断ならぬ空の状況なので、気象庁の警戒情報に耳を傾けて慎重に行動したいものです。
▲京町家風の店構えが目印
さて、夏の京都旅行は神社仏閣巡りが相次いだので、
趣向を変えて“いつもの”体験工房で京文化に触れる時間。
京都の伝統工芸である“京友禅染”の体験ができる
京友禅染体験工房「丸益西村屋」に足を運びました。
▲入口が狭く、奥行きのある伝統的な京町屋風の建物内へ
京友禅染(きょうゆうぜんぞめ)とは京都の伝統的な着物を染める技法、
又はその技法に従って作られた着物や品物のこと。(以下、京友禅)
こちらの丸益西村屋は、この道30年以上という京友禅の職人、
西村氏が「京友禅を通して京の文化や技、心に触れてもらいたい」という想いから、
古い町家を改装した工房兼土産処で、様々な体験メニュー(要予約)があります。
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■友禅染めメニュー
*ハンカチ(小):1300円
*ハンカチ(大):1400円
*スマホケース(デジカメケース):1700円
*ペンケース:1800円
*ランチョンマット:1900円
*スクールトート:1800円
*風呂敷(小):2200円
*風呂敷(大):3000円
*京扇子(白布):2200円(送料込)
*京扇子(色布):3000円(送料込)
*エコバッグ(小):2200円
*ブックカバー:2200円
*タンブラー:2200円
*Tシャツ:2700円
*ミニタペストリー:2700円(送料込)
*巾着(ちりめん):2700円
*がま口:2700円
*オリジナルバッグ:4200円~
*半えり:4200円
*帯揚:6300円
詳細はHPをご確認下さい。
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例年通り、まずはスタッフの方が京友禅について概要をお話してくれます。
京友禅には柄をつける技法が幾つかあり、ここで体験できるのは刷毛で染料を
布に摺り込む「摺込友禅(すりこみゆうぜん)」という技法なので、
絵の不得手は問題ありません。
(しかしながら、飽きっぽくて集中力のない方は退屈かもしれません)
毎回申し込んではいますが、摺込友禅の体験工程をおさらいしてみます
▲妻はランチョンマットに兎ですw
■工程1 京友禅のご案内
「摺込友禅」とは型紙と刷毛を使って生地の上に絵柄を染め入れる技法。
体験メニュー(染める対象)はハンカチ・扇子・風呂敷・ブックカバー・巾着など様々。
▲自分は七福神にしてみました
■工程2 デザインを決める
染める対象アイテムに合った型紙の中から好きな絵柄を選びます。
型紙は花・動物・魚・文字・祭事・など約1000種類あるそうです。
店内には仕上がりサンプルを多数展示しているので、イメージし易いと思います。
■工程3 色を乗せる
代となる板とアイテム、型の位置合わせをして刷毛を使って染料を摺り込んでいきます。
デザインによって枚数は異なりますが、型を2枚目、3枚目と重ねていくことで
絵柄の完成に近づいていきます。
色を上手に乗せるポイントは刷毛に含ませた染料を掠れるまでキッチンペーパーで
拭き取り、刷毛をクルクルと円を描くように動かして染料を布に摺り込んでいきます。
▲妻とは生地違いのランチョンマットに色乗せ
■工程4 完成
一部仕立てが必要なもの等を除いて、完成品がその場で受け取ることができます。
帰宅したら、生地に当て布をして適温でアイロンがけをすれば使用可能です。
※ポリエステル(ちりめん)=低温/綿=中温/麻=高温
※いずれもあて布をしてドライアイロンがけ
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いざ始めてしまうと時間が経つのはあっという間...2時間半くらい没頭していました。
スタッフの方は作業中は付かず離れずの距離感でアドバイスしてくれるので、
いつも仕上がりは大満足。
こちらの体験は僅かな時間ながら自分で手を動かして
京都の伝統工芸と“色”に向かい合う心地良さを実感できるだけでなく、
そのまま実用的なお土産になるので、一石二鳥。
また次回も足を運んでみようと思います
(つづく)
【過去の記事より...要素の多いデザインに毎回挑んでいますw】
*[夏の京都2015 vol.4 ~京友禅体験工房『丸益西村屋』~]
*[夏の京都・大阪2011その9 友禅染体験]
*[夏の京都・奈良2010その4]
*[夏の京都2 友禅体験工房でハンカチを染める!]