溯ること1955年、当時開業した「後楽園ゆうえんち」に日本初の本格的なジェットコースターが登場したことから本日7月9日は「ジェットコースターの日」なんだとか。
ジェットコースターと云えば絶叫マシンの代表格ですが...
ここ一年と半年、毎日報道される新型コロナウイルスの新規感染者を示した「推移グラフ」がジェットコースターの浮き沈みと重なり、絶叫を通りこした憤慨と無力を痛感する諦観を繰り返すばかり…
同じ言葉なのに発言するヒトによって伝わり方・受け取り方にこれ程違いがあるのか!?と驚く今日この頃で、「安心・安全」「先手先手」が「不安・危険」「後手後手」と置き換わった意味合いを成し、軽率に使えない言葉になった気がします。
個人ブログで何ら訴えても届かないのが虚しいところ、間もなく東京は4回目の緊急事態宣言が発令されて今なお好転しないことに“よもやよもや”な事態で迎えること2年目の夏です...
制限ばかりの日常生活が続きますが、無理のない程度で皆さんもご自愛くださいませ。
さて、先日7月7日は「七夕」でしたが...
その行事食に「そうめん」を全国に広めようと定められた「そうめんの日」でもありました(1982年 全国乾麺協同組合連合会が制定)
それで思い出したのは、少し前に妻の実家から届いた野菜群の他に桐箱に入った「揖保乃糸」を恐るおそる食べた時のこと(笑)
■揖保乃糸(いぼのいと) <兵庫県>
兵庫県は手延素麺協同組合が商標登録している手延素麺「揖保乃糸」は御中元の定番でしょうか、幼少時に店頭で見かけても四文字熟語の如く読めなかったのは遠い記憶...「揖保乃糸」を全国ブランドに引き上げたのは「そうめん やっぱり、揖保乃糸」と親しみやすいフレーズが耳に残るCMだと思います。
小麦粉に食塩と水を混ぜてよく練り、「引き伸ばし」と「熟成」を何度も繰り返して乾燥させるという「手延べ製法」の揖保乃糸は、生地をねじりながら編み込むように延ばしていく正に職人技。
その種類も一つかと思いきや、小麦粉の質や原材料、麺の細さや製造時期(10月~4月)によって、上級品・特級品・縒つむぎと「等級」も様々。
・上級品 :「揖保乃糸」生産量の78%を占める最も親しみのあるそうめん
・特級品 :熟練した一部の生産者しか製造できないそうめん(価格は上級品の2倍)
・縒つむぎ:北海道産の小麦だけを使用したそうめん
その他、手延べうどん、手延べパスタ、手延べ中華麺といった商品も製造
等級の違いで麺に巻く帯の色が異なるのは、まるで武道有段者のようですw
「そうめん」と云えば、コシがなくてヤンワリとした喉越しの印象しかありませんでしたが...はじめて食べた手延素麺「揖保乃糸」は全くの別物...
手延べ製法により、茹で伸びしにくく滑らかな舌触りの揖保乃糸は、歯切れのよい強いコシが何ともいえない味わいで、今まで食べていた素麺が何だったのか?と思ってしまう新食感でした。
揚げ茄子・九条ネギ・油揚げ・ワサビと薬味を添えてみましたが、まずは汁につけて豪快にそそること必至!
シンプルに揖保乃糸ならではの麺の美味しさを堪能できます。(茹ですぎも注意!)
ゴチソウさんでした。
そして前回の「そば三昧...」から麺類の連投ですが...これから徐々に暑くなる時季は、自宅でサクッと作る「冷麺」もオススメです。
■宗家の四季冷麺/GOSEI(株式会社五星)
韓国海苔やチヂミ粉など韓国の食品を多く扱う『五星コーポレーション』から「宗家の麺」シリーズ、「四季冷麺」は40~50秒茹でるだけの簡単調理ながら本格的な冷麺を堪能できます。
(全て本場各コクから直輸入しているので、小ロットの購入は実店舗で手にした方が価格相応の印象です)
我が家が冷麺を食べるようになったのは、岩手に住む妻の知人から「盛岡冷麺」を度々贈っていただいことが始まり。
今回の韓国冷麺は有り合わせ材料の具沢山でいただきました。
・自家製鶏ハム
・半熟煮卵
・ミョウガ
・キュウリ
・韓国海苔と刻み有明海苔
・天かす干しエビ
牛肉ベースの出汁に“程よい酸味”を効かしたスープ(ストレート)に合わせるのは、極細ながらもコシの強い極細麺。
具材を一通り絡めて食べると、ツルっとした食感と相まって本場宛らの味わい(大久保界隈で食べた程度ですが:笑)
カラシや“追い酢”を加えると一層旨し!でプロも選ぶ?!という涼を感じる味わいは、暑い時季こそオススメです。
(五星コーポレーション製の「お好み焼き粉」や「チヂミ粉」も個人的には普段使いにオススメしたい商品です)
ゴチソウさんでした。
時折、天気予報が外れてほんの少し晴れ間が覗くと安心しますが...
湿った空気や梅雨前線に覆われた日本列島は断続的に雨が降って雨脚の強まる地域もありますから、引き続きリアルタイムの警報を注視したいところ、皆さんもどうか御自愛ください。
▲2021.8 追記 坦々冷麺にもしてみましたb
【-おまけ-】
ちょうど夕食時のテレビ番組で大手外食チェーン店が特集される昨今...
「長崎ちゃんぽん リンガーハット」の人気商品を観てからというもの妻ともども無性に「皿うどん」が食べたくなって、ちょうど福島のお義母さんから大量に野菜をいただいたのでチャッチャと作ってもらいました
■長崎 白湯太麺皿うどん/狩野ジャパン
皿うどんと云えば、専ら「細麺」が一般的のように思いがちですが...こちらは“ちゃんぽん麺”を使った本場九州の太麺タイプの皿うどん。
食品メーカー「狩野ジャパン」独自の真空押出し製法で本物志向を目指したLL麺(ロングライフ麺)は、茹で伸びしくくモッチリとした食感よろしく程よいコシが特徴でしょうか、盛りもりの野菜に鶏ベースのあんかけスープが絡み合って食べ応えのある一皿。
このLL麺の商品は、焼そば・パスタ・ご当地長崎のちゃんぽんとバラエティ豊かなラインナップの中、太麺皿うどんがメーカー売上No.1という納得の美味しさでした。
■復刻版 長崎皿うどん 白湯(食べきりサイズ)/狩野ジャパン
太麺の皿うどんを食べて間もなくのこと...妻としては「本当に食べたかった皿うどんはパリパリした細麺の方!」いうことリベンジ皿うどんです(表記をよく見なかったようです:笑)
同じく「狩野ジャパン」が製造する「揚げ麺」の皿うどんは、良質の油で揚げることで麺独特の油臭さもなく香ばしい風味が特徴でしょう、具沢山の野菜に「あん」をかけた相性は抜群!
“パリパリ”とした麺と、あんかけが染み込んで“ヤンワリ”した食感の落差が何とも云えない美味しさで、カラシやウスターソースで味変すると一層旨し!です。
同社製の「生麺」を使った本格チャンポン麺にも期待してしまいます...ゴチソウさんでした。
そして今週は出社要請があってオフィスの窓辺でボッチ飯のランチタイムb
・白米とマンナンヒカリの合わせ炊きに豚肉そぼろ
・出汁巻き玉子焼き九条ネギ入り
・ズッキーニとマカロニナポリタン
・クリームコロッケ
・インゲンの胡麻和え
・ベイクドポテトにパルメザンチーズ和え
この弁当箱は相変わらずパズルのような詰めこみです。
先日の昼は「パン食」にしようと、自前の食パンサンドイッチにハインツのコーンポタージュ缶を添えてみましたb
・自家製鶏ハム&チェダーチーズ&レタス
・ズッキーニ&レタス
・人参シリシリ&レタス
・ズッキーニ&目玉焼き&レタス
食べ物が傷みやすい時季ですから、シャキシャキのレタスを挟んだサンドイッチは自宅ご飯ならではの味わいですね
▲いつも通り週末はカレーライスを食べます!