オカシのキモチ

日々の昼ごはんとお菓子作り、
そして休日は散策という名の食べ歩き。
食いしん坊夫婦の備忘メモです。

マダム・ボンボニエール vol.1-2

2022年11月09日 | ├ カフェ&スイーツ・ドリンクスタンド

遡ること1947年。
東京は多摩川河畔で集団お見合いが開催されたことから、先日11月6日は「お見合い記念日」でした

当時の結婚紹介雑誌「希望」がお見合いを主催すると、戦争のために婚期を逃した20歳~50歳の男女386人が参加したそうです。

目と目を合わす」「男性に女性を引き合わせる」ことに由来する「お見合い」は長らくソーシャルディスタンスの呼びかけから人同士の距離間が一度壊れてしまった昨今、互いの距離を一気に詰めてしまう最たるイベントかもしれません(経験がないのでイメージでしかないですが💦)

 


知人の受け売りですが...
恋愛は「する」のではなく「落ちる」もの。
あせる必要もなく脳天から⚡️ビビビッ⚡️と雷に打たれ、事故に遭った感覚で唐突に始まるそうです(笑)

あくまで自論ですが...
個人差・大小あれど、生まれてきた以上は自分ともう一人分くらい幸せにする力をヒトは持っていると自分は信じています。
なので結婚にこだわらずとも自分で決めた相手と一緒に年齢を重ねられる人生は、それだけで豊かだと思います

 

先日、入籍したばかりの職場スタッフと話したところ、溢れんばかりの幸せオーラが周囲を包み込み、思わず笑顔になっていました。
戦闘シーンばかりだと思っていましたが、オーラって目に見えるんですね(笑)

 


さて、妻が誕生月だった10月の記事では皆さんから御祝いコメントをいただき、妻も喜んでおりました

自分としては前日から当日にかけてケーキと夕飯の準備をした甲斐あって慎ましくも誕生日のお祝いをできてホッとしています...🤗

そんな先月は日をずらして外食先でも祝いしたので、遅れませながら書き留めておきます

 



【-1.マダム・ボンボニエール-】
🍰vol.1 2022.7 今年も暑かった夏

週末の散策ルートから外れて千葉中央駅から徒歩数分の裏通り、ひっそり佇むケーキショップ『マダム・ボンボニエール』に初めて足を運んだのは猛暑真っ只中の7月末のこと

 


ヨーロッパの街角を彷彿とさせる落ち着いた雰囲気の外観に一瞬躊躇しましたが...
妻がご馳走してくれるというので、前のめりに入っていきました(笑)



旬のフルーツを使った季節のケーキと焼き菓子が並ぶ1階はケーキショップ

1989年の開業から千葉パルコ店、千葉三越店、千葉ペリエ店、稲毛ペリエ店、東千葉店、西千葉店を経て、2019年に創業30周年を迎えた現在は本店のみで営業しているそうです。

フランスで修業をしたオーナーがオリジナルレシピで作るケーキや焼き菓子は千葉駅界隈で長く親しまれ、代わる代わる入店する様子から今や地域御用達といった印象でした。



吹き抜けでつながる2階はカフェスペース。

白壁に前面の開口部から穏やかな陽が差し込んで落ち着いた店内では、ショップのケーキは勿論のこと、クレープジュゼットやミルフィーユといった限定デザートやサンドイッチ・ピラフ・カレーライスなどこだわりの軽食メニューが豊富

こちらで一休みさせてもらいました

 


<アールグレイティー(アイス)>


<ブレンドコーヒー>

店内に立ち込める芳しい豆の香から思ったとおり(私、鼻が利きます:笑)、ハンドドリップで一杯づつ点てる珈琲は味わい深いもの。

その香りと相まって、待っている時間さえも有意義です



<コーヒーゼリー>

好きなもの食べていい、と云われても控えめな自分は後学のために「コーヒーゼリー」を注文w

何気ないシンプルな井出達ですが...毎年夏はゼリーを作る身としては興味深々👀

ユルいホイップクリームで二層仕立てにするのもありですね

ゼラチン特有のプニッとした食感に珈琲とホイップのコクが相まって美味しいゼリーでした。



■Assiette-Dessert ※コーヒー又は紅茶付き
・焼きたてサクサクの苺のミルフィーユ
・オレンジとグランマニエ酒の香りのクレープシュゼット〇            
・ふわふわのプレーンタイプシフォンケーキ

妻のお目当ては、お皿に盛りつける出来立てのデザート=アシェット・デセール

 


<オレンジとグランマニエ酒の香りのクレープシュゼット>

オレンジソースでクレープを煮た温かいフレンチデザートの代表格「クレープジュゼット」は、目の前でパティシエが仕上げる際にフランベの青い炎が浮かび上がる幻想的な演出と芳しいグランマルニエの香りが印象的

持ち帰りを前提に作られたケーキとは一味違い、皿をキャンバスに見立てた熟練の技術は目にも美味しく、熱々のソースをまとったモチモチ食感のクレープ生地は絶品というしかありません...(生地だけなのにー:笑)

フレンチレストランや敷居の高いパティスリーに行かなければ、恐らく機会すらなかったであろうクレープジュゼットをカフェ付きのお手頃価格で食べることができて、「あれは美味しかったねぇ~」としばらく回想している日々が続きました(笑)

 


🍰vol.2 2022.10 そして秋。

今年の誕生日はどうしよう...何を食べに行こうか?
と迷っていたところ、思い出したのが夏のクレープジュゼット

妙に高価で窮屈なホテルビュッフェやコース料理は「やってます感」に陶酔するだけで選択肢が浮かばなかったところ、何を食べたか記憶と味が残るような特別感はないものかと選んだのが「マダム・ボンボニエール」。

妻の誕生日祝いだと伝えた上で席の予約をして再来店しました🍽🍽

 


小じんまりしたカフェスペースですが、抜けた空間と陽の光、そして簡素な佇まいが個人的にはお気に入り。

言い出しっぺの妻に連れ立って入店した甲斐がありました(笑)



<ブレンドコーヒー>

■FOOD MENU※コーヒー又は紅茶付き
・スモークサーモンと2種のチーズのサンドイッチ〇
・ローストチキンとフレッシュ野菜のクラブサンドイッチ〇
・クリームチーズとクルミとクレソンのサンドイッチ
・ホースラディシュディップのB・L・Tサンドイッチ
・グリルで焼いた野菜のカレーライス
・マダムのピラフ目玉焼きぞえ
・アルデンテにゆであげたミートソーススパゲティ

お祝いの主たるメニューはショーケースに並ぶケーキでしたが、その前にカフェメニューで腹ごしらえ



<スモークサーモンと2種のチーズのサンドイッチ>

スモークサーモンの具材は珍しくないものの、サーモンの塩加減を損なうことなくチーズを2種類使った組み合わせと挟む順番は勉強になりましたって

さらに少しのマスタードと飾りのようなピクルスの酸味が絶妙なアクセントになり、彩りのいいトーストと相まって計算された美味しさを感じました。



<ローストチキンとフレッシュ野菜のクラブサンドイッチ>

瑞々しい野菜に折り重なるよう挟まれたローストチキンのサンドは、パンをトーストして香ばしい食感よろしく何よりも食べやすい具材の厚さ・切り方・挟み方。そして見事な断面は恐れ入ります...

自分で作るサンドイッチに比べると食べ応えだけは負けませんが(笑)、随所に工夫が垣間見えて一味も二味も違う美味しいサンドイッチでした

 

フォロワーの方はご存知かと思いますが、家事分担している我が家の昼メシ担当は私
家族のために料理をするのを面倒と思ったことはないものの日々それだけではないですからね

品数・組み合わせを「考える余裕」がない時もあるので、何気ない外食先の一時も参考にしたいと思います

 

で、


<ケーキ盛合せ>
・クルミのタルト
・パリ ブレスト
・オレンジパウンドケーキ

最後に好きなケーキをどうぞ!と妻を1階のケーキショップに向かわせましたが、ショーケース内のケーキは過半数が完売...

大量にケーキを買い込む女性の声が吹き抜けから階段にかけて何となく聞こえてはいたものの、これほどとは

旬のフルーツを使ったケーキが完売して地味な構成ですが、バースデープレートに仕立てて御祝いしたところ、どれも唸る美味しさ❗️

一つ挙げるとするなら、胡桃をキャラメルソースで和えてクッキー生地に詰めて焼いた「クルミのタルト」は絶品でした‼️

ゴチソウさんです。

 

ウェディングケーキの土台を配送するのに店内が忙しないタイミングだったのが残念でしたが、スタッフから「お誕生日なのにすみません」と一言あり、物静かで丁寧な接客も印象的でした。

またの特別な機会に足を運びたいですね

 



【-2.最近の家ゴハンあれこれ-】

<ラムレーズンとオレンジピールのパウンドケーキ>

週末のオヤツと知人への贈答用にカトルカール(パウンドケーキ)を2本焼きました🟠🟠

ラム酒にサッと漬けたレーズンとオレンジピール、ローストしたクルミを生地に混ぜ、ポピーシード(ケシの実)をトッピング。

毎度のことながら寝かせることでシットリと味の深みが増して、ついつい食べてしまいます...



・ジャーマンポテトサラダサンド
・紅生姜入りタマゴサラダサンド〇
・レンコンとツナのサラダサンド
・ピーナッツクリームのサンド

うっかり途中までマヨネーズ縛りになってしまったサンドイッチは、最後の一枚で軌道修正(笑)

恐る恐る加えた紅生姜と茹で玉子の相性が意外によかったのは収穫でした



・白米に味噌汁
・ジャガイモの味噌そぼろ煮〇
・出汁巻き卵焼き紅生姜入り
・レンコンのピリ辛キンピラ

ホクホクとした根菜類の美味しい季節❗️
ジャガイモをインゲンと一緒に味噌でそぼろ煮にしたところ、コックリ(ホッコリ+コク?)とした味わいにw



<けんちん蕎麦>

熱々の麺類をフーフーして食べるのも美味しい季節

具だくさんの中には妻の実家から届いた栗もあって、云われるまで何だか分かりませんでしたが、ホンノリ甘いコクがホックリとした味わいです



・白米に味噌汁
・ジャガイモのコロッケ
・インゲンとクルミ チーズのサラダ
・出汁巻き玉子焼き塩昆布入り
・ソウメンカボチャの煮物〇
・レンコンのピリ辛キンピラ

口解けのいいソウメンカボチャの煮物はネットリした食感と相まって、白飯が捗る美味しさ。

イモ・クリ・カボチャと根菜好きには至福の季節です



<冷凍餃子:イオンTOPVALU>

水・油なしで焼ける簡単調理の冷凍餃子に白飯と味噌汁を添えてボッチ飯

いつも通りに焼いて見事なパリパリ羽餃子でしたが、中がヌルくてレンチンしたのはココだけの話(グホッ;笑)

ゴチソウさんでした


昨晩11月8日は皆既月食が起こり、我が家の小さな窓からも見ることができました

442年ぶりの天体ショーなんですね


コメント (4)    この記事についてブログを書く
« 妻へのバースデーケーキ2022 | トップ | グツグツ、もつ煮込み/最近... »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (まかろん)
2022-11-09 05:06:08
sojinさん、今回もなんて素敵で美味しそうな記事なんでしょう👏

奥さまを想うsojinさんの優しさと、心遣いがいっぱいの、あまーい😊生地、じゃなかった、記事ですね。

ゼリーとかサンドイッチとかを
プロの技を見て参考にしよう、というご様子は、ほんとにご夫婦仲が良いからこそだろうなと、心温まる思いがしました。

カトルカール、美味しそう〜〜👏
サンドイッチも、けんちんそばもどの料理も美味しそうです。

どうもご馳走さまでした(いろんな意味で)🙏
年末までお二人元気にお過ごしください。😄🌸
返信する
Unknown (tsumita-y)
2022-11-09 06:50:58
ご紹介ありがとうございます。
マダムボンボニエール、惹かれます。
行ってみますっ! たつみ
返信する
Unknown (sojin_2008)
2022-11-10 00:07:48
>まかろんサン
コメントありがとうございます🤗
言葉の音読使いが見事で、恐れいります🗒

ちょっとした観察眼で店の味を家庭料理に活かせたら何気ない食卓も変わるのではと思っています…🍳

それにしても一年経つの早いです🚶‍♂️🚶‍♂️
お互い年末まで健康で駆け抜けたいですね‼️
返信する
Unknown (sojin_2008)
2022-11-10 00:08:33
@tsumita-y サン
コメントありがとうございます😊
千葉にお住まいでしたら、ぜひ‼️
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。