オカシのキモチ

日々の昼ごはんとお菓子作り、
そして休日は散策という名の食べ歩き。
食いしん坊夫婦の備忘メモです。

いざ、『川越』へ...vol.4 つるし雛展

2015年03月02日 | ├ 埼玉県
(週末に疲れが出てしまい、更新が滞ってしまいました

蔵造りの町並み“小江戸”川越が一年で最も賑わうのが毎年10月第3土曜・日曜の2日間に行われる「川越まつり」。

精巧な人形を乗せた絢爛豪華な山車が蔵造りの町並みを中心に曳行(えいこう)し、
何台もの山車が辻で相対、すれ違う様は間近で見ると圧倒されてしまうそうです...

これは“後の楽しみ”として...





この時期は川越の“冬の風物詩”『つるし雛展』が開催されていました。
(開催期間:2015年1月17日(土)~2月22日(日))
今回の散策は、これで締め括り




▲第1会場:蔵乃茶屋かくれんぼ


▲第3会場:仲町観光案内所

市内4会場の散策できる距離に立地し、
色鮮やかで可愛らしい迫力ある“つるし雛”が約200点展示されています。










▲座する雛人形もありました

つるし雛”とは布製の人形・動物・花などの小物を吊るし、健康や子供たちの成長を祈願するもの。

その構成は全体を一基、二基と数え、そこから一本、三本と垂れて、
一本の中に一個、三個、五個とあり、全て“奇数の数字”から成ること。

“割り切れない数字”というところから奇数が大事にされています。




▲第4会場:川越まつり会館


▲さかな


▲羊


▲赤ん坊


▲猫


▲ネズミと唐辛子の組み合わせって何の意味でしょう?


▲鶴


▲雛人形風


▲キャベツの妖精?

つるし雛はトータルで49個以内が一つのルール。
男性の平均寿命が50歳だった頃まで遡り、女性は一つ引いた数字で作り、奇数はそこからきたそうです。

そして、一つ一つのつるし雛に願いが込められています。
------------------------------------------------------
*亀:長寿の象徴
*金魚:お嬢様が美しく育ちますように
*雀:五穀豊穣・食に恵まれますように
*梟:福や不苦労にかけている
*猿:病が去りますように/難が去りますように
*兎:赤い目のうさぎは呪力があり、災厄を祓うの使いといわれる
*赤ちゃん:健やかに育ちますように
*竹:生長と生命力の逞しさ
*座布団:早くお座りできますように
*茄子・成す(なす):大願成就
*草履:早く「あんよ」ができますように
など
------------------------------------------------------


▲寝てるうさぎを横目に...作り手の遊び心が現れていますねw

恐らく長い時間をかけて一針一針手をかけて作られた雛飾りの表情は温かく、ココロが落ち着きます。

何でもかんでも大量生産の時代にあって、想いを込めた手仕事の作品からは“ヤサシサ”さえ伝わってきました。

少々歩き過ぎな一日でしたが、心地よい疲れで翌日を迎えることに感謝感謝。




▲毎月第一土曜日は『宵の市』が開催されます


▲散策土産に、こちらで髪留めを妻が買いました


▲銭洗い弁天の参道にある踏み石はカラダの悪いところがあると激痛必至!?

また別の季節に川越は散策してみたいですね



【過去の記事より...こちらは町全体が会場でした】

*[青春18切符の旅 2014春(水戸編)]※その4

コメント    この記事についてブログを書く
« いざ、『川越』へ...vol.3... | トップ | 麺匠『戸田久』/盛岡冷麺の... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。