オカシのキモチ

日々の昼ごはんとお菓子作り、
そして休日は散策という名の食べ歩き。
食いしん坊夫婦の備忘メモです。

いざ、『川越』へ...vol.3 一番街をブラブラ...

2015年02月27日 | ├ 埼玉県
“川越”散策ようやく本題となります...

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*本川越駅
 ↓
*クレアモール商店街(ピザランチ)
 ↓
*小江戸「蔵里」...
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更に北へ北へと歩いて、「大正浪漫通り」を抜けて“蔵作りの町並み”=一番街へと歩を進めました。



“大江戸”=東京に対して“小江戸”と呼ばれる川越。

黒い漆喰で塗られた江戸風の建物が数多く点在しているのが、小江戸と称する所以ですが、他にも独特な佇まいをした建築群も見逃せないところ。




▲シマノコーヒー大正館/アーチを多用した洋風建築(昭和8年~)

それが看板建築

大正12年(1923年)に発生した関東大震災後の防火対策として木造家屋の外壁に
銅版・モルタル・タイル等を施した建築様式で東京下町を中心に数多く出現。

「あれ、真正面は豪華なのに脇から見ると...」なんてツッコミをしてはいけません(笑)
これらも職人技が光る貴重な文化財で、ここ川越にも浸透して小洒落た大衆的な建物が現存していす。
(※「看板建築」とは建築史家の藤森照信市が命名)




▲うっかり見過ごしてしまいそうな立地にあります

それから、小江戸川越を代表する景観の一つ『時の鐘』。

現在の鐘楼は大火の後、明治26年に再建されたもの。
あくまで“景観”であり、観光名所と大袈裟な様相はなく自然に街並みに溶け込んでいるのが見事ですね。





観光案内所(恐らく「小江戸川越観光協会」)の辺りから
重々しい黒漆喰の土蔵が連続する町並みが本格的に始まり、観光客の姿も一気に増加...

[仲町]から[札の辻]までの通り沿いには独特な趣のある30数棟の蔵造り商家が軒を連ねています。





単に“江戸の面影を留める蔵造りの町”と言っていますが...
街中で見かけるアレがないことにお気付きでしょうか。

そう、地上からニョキっと伸びた電柱とそれを橋渡しする電線が、この界隈にはないのです。

電柱・電線を地中埋設する(平成4年完成)ことで街の景観を損なうことなく、
スッキリとした街並み作りをしています。

そして、平成11年に文化庁の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定され、
平成19年には「美しい日本の歴史的風土100選」に選定されました。




▲江戸時代中期の天明3年(1783年)創業の和菓子店「亀屋」


▲亀屋の一角に立つ蔵を利用した山崎美術館


▲まめ屋川越店/仲町の交差点

とはいえ、普通に車の往来があり、歩道も狭く、
観光客で犇き合っていたために撮影はあまり出来ませんでしたが、
時代を越えた趣ある建築が残る街並み散策は気分転換に最適でした(人混みが少なければ尚)




▲店頭に吊るされた大根

帰りに一番街にある漬物の店「河村屋」に寄ってみました。

店頭にはズラリと創作漬物が並んでいますが、
こちらの名物はシャリの上に漬物が乗った創作漬物寿司

機会があれば、ぜひ(笑)




▲醤油味・赤ワイン漬・黒こしょう味・梅しそ味を全て試食w(撮影させて頂きました)

自分の目当てはもう一つの看板商品、有りそうでなかった「玉ねぎの漬物」。

これが不思議なことに“玉ねぎ丸ごと1個”までしっかり漬かっており、
ヤサシイ甘みとシャッキリとした食感なので、サラダ感覚で飽きない美味しさ。

日頃から続けている“玉ねぎ生活”のラインナップが増えました(笑)

ごちそうさんです...


(つづく...この時期ならではの展示会に足を運びました)


【過去の記事より...こちらの建物も魅力的です】
*[アートカフェ カフェエレバート@川越]



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