オカシのキモチ

日々の昼ごはんとお菓子作り、
そして休日は散策という名の食べ歩き。
食いしん坊夫婦の備忘メモです。

【閉店】『長田本庄軒』エキュート立川エキナカEAST店vol.1

2014年04月29日 | ├お好み焼き・粉もの・焼そば

今年のゴールデンウィークは生憎の“飛び石”日程で思うようにまとまった連休が取れないのでは?
と相変わらずテレビでは“せっかくの休みは何処かに出かけなければ”いけないように駆り立てる放映がされてウンザリな今日この頃。

今日は「昭和の日」です。

情報番組を流し観するくらいなら、敢えてテレビの電源を入れずにノンビリした時代を思い出して自分のペースでゆっくり休日を過ごすのもいいかと思います。

さて、先日に次いで“ソース味の誘惑”をもう一つ。
兵庫県は神戸市長田区のソウルフードである「ぼっかけ」を焼そばにかけた「ぼっかけ焼そば」というのを『長田本庄軒』で食べてみました。(こちら丸亀製麺を運営するトリドールが展開する専門店です)

そもそも「ぼっかけ」とは牛スジ肉とコンニャクを醤油ベースに砂糖や味醂などで甘辛く煮込んだもの。(その名の通りの発祥ですが、県内の地区によって「すじこん」「ころ」など呼び名が違います)
厳密に言うと、「すじこん」をうどんやお好み焼きなどの粉モノ料理にぶっかけたものを方言が訛って「ぼっかけ」となりました。

さて、前置きが長くなりましたが、オープンキッチンの鉄板を前に臨場感そのままに頂いたのは「ぼっかけオムそば(中サイズ)」。
(学生時代に鉄板焼の店でバイトをしていたので少し血が滾ります:笑)

ご覧のとおり、焼きそばを卵で包んでオムレツに見立てたモノ。
一見作るのが難しそうですが、実経験に基づくと迷わず勢いよく返して皿に盛り、ソースとマヨネーズで如何様にも誤魔化し可能です(「アッ!」なんてコトバは発しないこと:笑)

まず、これを“雑”と捉えるか、コテ捌きの雰囲気を楽しめるかで好き嫌いが分かれるかもしれませんが、個人的には焼きそばは申し分ないと思います。

“ぼっかけ”自体の量は少ないものの、コシのある中太麺に濃厚でシッカリと甘めのソースでサッと味付けされた焼きそばに、お好みでマヨネーズ・青海苔・カツオ節・紅生姜をトッピングする“足し算”の美味しさ。
そして包んだ卵のトロミが醸し出すマイルドな風味が相まって絶品でした。

難を言えば、“ぼっかけ”の存在感がもう少し欲しかったですね。


ごちそうさんでした。

 


◆焼きそば専門店『長田本庄軒』
https://www.toridoll.com/shop/nagata/


コメント    この記事についてブログを書く
« たこ焼き その3 一人寂し... | トップ | 亀戸天神 藤まつり2014 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。