オカシのキモチ

日々の昼ごはんとお菓子作り、
そして休日は散策という名の食べ歩き。
食いしん坊夫婦の備忘メモです。

2018一泊二日のバス旅行 静岡編vol.3 特別史跡「登呂遺跡」

2018年05月26日 | ├ 東海/関西


今月の大型連休が明けて中旬まで遡りますが…
バス便と宿泊先をキッチリ準備して静岡県に出かけた時のこと

まずは行き付けの「のっけ家」で地場の鮮魚を堪能し、オナカ一杯なところで...
少しでも歩いて消化を促そうと、静岡駅南口を抜けて南東方向に歩くこと30分くらいでしょうか。




東名高速道付近の住宅地内にポツンと現れたのは特別史跡『登呂遺跡』。



▲登呂遺跡公園は総面積7haと広大

そう、日本人なら社会科で習ったであろう約2000年前の弥生時代の水田遺跡です
(稲作伝来が弥生時代からと言われる中、日本で水田遺が見つかったことで話題になった遺跡)



▲静岡駅からはバスで20分程の住宅地内に表出

時は太平洋戦争の最中(1943年)、住友金属が軍需工業用地として埋立工事中、弥生時代後期のものと思われる丸木舟・住居跡・水田跡などを発見。



▲居住域の奥に広がる水田

戦後の本格的な調査によれば、12の住居跡と2伝えるの倉庫跡、そして約1万2000坪(400a) の水田跡の存在が明らかとなり、多くの土器・木器類が見つかる正に"奇跡の遺跡"が登呂遺跡。



▲竪穴式住居は自由に出入り可能

▲小さな子や歴史を学び始めた学生には格好の教材

現在は国の特別史跡に指定された登呂遺跡は竪穴式住居や高床式倉庫を復元し、史跡公園として整備されたことで老若男女問わず"身近な遺跡"という印象でした。



▲高床式倉庫

▲火起こし体験

園内では「火おこし」や「米の脱穀」など様々な体験イベントが開催され、年配ボランティアの方が時に愛嬌を交えて親切に説明する姿に好感が持てました。



▲縄文-弥生-近代に至る農業や生活の変遷を伝える資料を展示する登呂博物館

恐らく静岡市内で育った小学生には、社会科見学の定番スポットだったでしょう👒


▲屋上から園内一部を眺望

何はともあれ、教科書に掲載された遺跡の地を歩くことが出来たと思うと感慨深いですね。

当時は静岡県に足を運ぶなんて考えもしませんからね、貴重な体験が出来たと思います


【おまけ】

◼︎登呂遺跡ようかん
今回は羊羹を買って帰ろうと手にしたコチラ、
登呂遺跡のゆるキャラ「トロべー」の絵をパッケージした静岡ならではの"静岡茶"と栗・苺の一口サイズ羊羹です。
職場でのオヤツや週末のティータイムにピッタリのサイズ感で、後ほど食べてみようと思います。

(つづく)

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