オカシのキモチ

日々の昼ごはんとお菓子作り、
そして休日は散策という名の食べ歩き。
食いしん坊夫婦の備忘メモです。

2016春の思い出 一泊二日のバス旅行(軽井沢編 vol.4 軽井沢写真館)

2016年10月18日 | ├ 北陸/甲信越
しばし旅の思い出に浸っている今日この頃。
懐かしい写真と記憶を辿って軽井沢の旅行記を書き留めております。

“駆け足”で初日を終えたので、本日から二日目の工程です(...というか最終日です)



▲まだ雪が残ってましたね...

宿泊した「アパホテル軽井沢荘」は
北陸新幹線・しなの鉄道[軽井沢駅]の北口から徒歩2分と好立地。
プリンスショッピングプラザでの買物は勿論のこと、
観光とウィンタースポーツの起点として重宝するホテルだと思います。
(早め早めの予約が肝心です)



▲レストラン四季...実際はここまで綺麗じゃありません(笑)

ビジネスホテルの分野に位置づけられるものの、
“軽井沢荘”というだけに共用部は落ち着いた雰囲気。




そして朝食はビュッフェスタイル。
1日の始まりに種類豊富なオカズが有り難いですね。

この日もかなり歩く予定だったので、遠慮なく頂いてしまいました



▲軽井沢駅北口の[もみじの広場]/長野県内の鉄道駅では最東端に位置します

食事を済ませ早々とチェックアウト
まずは軽井沢駅を経由して中山道を跨いでひたすら北上し、
旧軽井沢銀座”と呼ばれるエリアを目指します。
(軽く30分は歩きますね)

思い起こせば、軽井沢に足を運んで最初に気になったのは...
旧軽井沢(=旧軽[きゅうかる])に中軽井沢、そして新軽井沢といった様々な「軽井沢」という地名。

この違いは何なのでしょうか?



そもそも「旧軽井沢」とは中山道にあった“軽井沢宿”に位置するエリア。
住所だと長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢となり、「旧」という文字はありません。
自然豊かな場所でしたが、宿場町としては廃れてしまうものの、
前述のように明治になるとアレキサンダー・クロフト・ショーの開拓により別荘地・避暑地として栄えたのです。



▲前述のように昔は宿場でしたが、街道に本陣や旅籠(はたご)の面影はありません

時は流れ、駅や道路といった交通の便が発達したことで生まれたのが「新軽井沢」と呼ばれるエリア。

昔なじみの路面店が軒を連ねる軽井沢銀座エリア(=旧軽井沢)に対して、
今やプリンスショッピングプラザを目当てに多くの人が集まるエリアを
新軽井沢といえば分かり易いかもしれません。



▲[つるや旅館]辺りから宿屋街となりますが、今の呼び名は旧軽井沢銀座

そして、別荘地・避暑地として軽井沢という地名が“ブランド化”してことで、
それに肖るように改名していったのが、中軽井沢・東軽井沢・西軽井沢・南軽井沢に北軽井沢のエリア。
(線引きが難しいのでマップに起こしませんが)

この日、立ち寄った中軽井沢駅(後述)は元は「沓掛駅」という名前を改名し、
碓氷峠の先には東軽井沢と名のつくゴルフ場があり、
北軽井沢に至っては県を越えて群馬県内の地域でした...

軽井沢というブランドに染まろうと必至なんでしょうが、
古来からの地名を変えてしまうのは、聊か度が過ぎる気がするものの、
当時は異を唱える人が少なかったのでしょうか。
(マンション名の△△吉祥寺とか...疑問を持たずに銘々するのでしょうか)

何だか解せない歴史です...


さて、前置きが長くなってしまいましたが、
この旅イチバンの目的はご当地グルメでもなければ、観光スポットにも非ず...
旧軽井沢銀座商店街に佇む、とある写真館でのスタジオ撮影でした。



▲古き良き時代を感じさせる外観です

旅の記念に、わざわざスタジオで写真撮影なんて?と思う方がいるかもしれませんが...
こちらの軽井沢写真館では、数々のアンティークドレスを着飾って、
モノクロ・セピア写真といったレトロな雰囲気で写真撮影をしてくれるのです。

テレビ番組をはじめ、様々なメディアで紹介されているだけに“知る人ぞ知るならぬ、見ている人ぞ知る
旧軽井沢の人気スポットのため、開店と同時に乗り込んでいきました(旅先の“善は急げ”です:笑)



▲衣装は本物のアンティーク(100年以上前)やオーダーメイドの一点モノばかり

まずは「どんなカンジにする?」と店主(カメラマン)の誘導で妻のドレス選び。
(所詮、オトコは惹きたて役なのです:笑)

このドレス選びから、彼の軽快なトークが止まりません(カメラマンぽい:爆)
ある程度好みを叶えた上で、体型や顔立ち、肌感、雰囲気重視?で納得のドレスが決まると、
お次は自分の番で「旦那さんは、これなんかどうだろう?」と偶然好みが一致して即決(エーッ)



▲セピア写真がメインですが、カラーやハーフカラーも応相談、サイズも様々あります

衣裳が決まったら早速着替えるワケですが、ドレスなんて普段着ることがないので二人がかりの大仕事。
遠目に全身を撮影するので、ディテールはこの際省いて雰囲気重視で何とかカタチになりました。

自分はというと...
「旦那さんはハダカンボになって、このヒラヒラの白いシャツ着て!
それから白いソックスは膝まで上げてね」ってw

もう笑っちゃいました(保育園に通ってた頃以来です、そんな風に言われたの:笑)



▲我が家は館内撮影でしたが、混雑状況・天候次第で野外撮影もしてくれます

旅の思い出に”程度の軽い気持ちではあったものの、
明治~大正時代以前の重厚な衣装をいざ纏ってしまうとキモチも引き締まり、
カメラマンに言わるがままに細かいポーズを決めての撮影体験は
何よりも変え難い思い出になったと思います(照れ臭いですね:笑)

衣裳が似合う似合わないは別として、
数日後には“流石という出来栄え”の写真が手元に届いて大満足...
(通常のスタジオなら撮影料金に加えて技術・衣裳費ふくめて一万円は下らない印象ですが、こちらは非常にリーズナブルな価格帯かと)

今や携帯電話のカメラ機能が普及しているだけに、
写真は“一応の記録程度”の代物に成り下がってしまいましたが、
妻と二人肩を並べてカメラのレンズに視線を向けてのスタジオ撮影は
記憶に残る思い出”として素敵な体験ができました。

これからも節目節目において、二人でニンマリできる思い出写真を撮ってもらえるよう
旅の醍醐味を少しずつ増やしながら年を重ねていければと思います。


楽しい旅のスタートでしたが、この後はアクシデントが待っていました...

(つづく)

【お土産紹介 その3】

▼プリンスショッピングプラザでの戦利品です


“取っ手のとれるティファール”でお馴染みの「T-fal」ですが、
アイロンの販売金額は、なんと世界シェアNo.1。

そんなセールストークにまんまとハマったわけではありませんが、
買い替えを検討していたアイロンをこちらのタイムセールで購入(破格でした:笑)

スチーム孔から噴出する強力なジェットスチームで、今まで以上にアイロンがけが楽になりました。
力を加えずとも、サッと衣類のシワがとれて日々重宝しています。

しかしながら持って帰るのは大変でした

コメント    この記事についてブログを書く
« 2016春の思い出 一泊二日の... | トップ | 2016春の思い出 一泊二日の... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。