オカシのキモチ

日々の昼ごはんとお菓子作り、
そして休日は散策という名の食べ歩き。
食いしん坊夫婦の備忘メモです。

いざ、横浜へ...その12(素敵なティータイム...カフェドゥラプレス)

2016年06月19日 | ├ 珈琲・喫茶・甘味処・パーラー
(少し遡りますが...)先日に次いで横浜に出かけた時のこと。
夕方からのイベントまで時間があるので、[元町中華街]から[日本大通り]に移動したところ、
ガラッと街の印象が変わりました



▲[日本大通りスペシャルサイト]より http://www.nihonodori.jp/

日本大通り”という仰々しい名称ですが、
こちらは建築家リチャード・ヘンリー・ブラントンの設計により明治3~4年完成
同8年に命名された日本で初めての西洋式街路
(都市計画街路/日本人街と外国人街を区分する防火帯も兼ねて計画)

通りには旧商工奨励館・旧市外電話局(横浜情報文化センター)・ 横浜地方・簡易裁判所、
神奈川県庁本庁舎 ・横浜開港資料館旧館・三井物産横浜ビル・旧関東財務局といった
歴史的建造物が集積しており、風格ある街並みを形成し、
明治時代には人力車や車が行き交う街のメインストリートとしての役割を果たしていました。

幾度となく整備されてきた日本大通りは、その名の如く道幅は当初から36メートルと大きく、
両側に3メートルの歩道、9メートルの植樹帯を備えた通りでした。

関東大震災の復興整備によって幅員は22メートル、歩道は植樹帯も含めて7メートルに削られましたが、2002年の再整備によって当初の幅員に近い13.5メートルの幅員を取り戻したそうです。

敢えて“住む”場所ではないですが、散策するには安心・安全・快適な絶好のロケーションでしょう



▲既存の「旧・横浜商工奨励館」は昭和4年竣工

で、この界隈で一休みしようと妻が案内してくれたのが「横浜情報文化センター」。



▲1階ロビーにあるフロアー案内を兼ねたオブジェ

こちらは既存の「旧・横浜商工奨励館」を再利用した4階建ての旧館部分と
増築された12階建ての新館部分から構成され、
日本新聞博物館と放送ライブラリーを中核として、
多目的ホールやオフィススペースを備えた複合施設。



▲エントランスから望む優美なアーチ

クラシカルな館内の2階に上がると、その雰囲気を見事に馴染ませた
カフェドゥラプレス」が静かに佇んでいました。

白い壁に高い天井とアーチ状の梁、
そして重厚感ある柱を活かした店内はレリーフを施し、1930年のパリのカフェを再現。

こちらで一休みすることにしました



▲この重厚間たるやホンモノb

こちらはミシュランに掲載された姉妹店が手掛け、フレンチを主体に
コース料理からビュッフェ、ウェディングや二次会にも対応しているそうです。



▲カルディナール(Kardinal)とはカトリックでローマ教皇の最高顧問=枢機卿の意

お菓子も勿論フランス風。
日頃立ち寄る洋菓子店ではお目にかかれないものもありました。

妻が注文した「カルディナールシュニッテン」は白いメレンゲ生地と黄色のスポンジ生地を
交互に絞り出して長方形に焼き、コーヒー風味の生クリームを挟んだ伝統的なウィーン菓子。

珈琲との相性抜群でした



▲生地・カスタード・生クリームの一体感が秀逸なシュークリームw これは自分の中でベスト!

その珈琲はJBA(日本バリスタ協会)認定のバリスタが淹れた逸品。
エスプレッソをベースとした珈琲は口当たりと香り豊かで程よい飲み心地。

店の雰囲気と相まってステキなティータイムでした

ごちそうさんです。


今回は行き当たりバッタリで立ち寄りましたが、
次回は窓際を陣取って歴史建造物群の景色を眺めながら、
ゆっくりフレンチを堪能できればと...


横浜・桜木町・関内・元町中華街・日本大通りといった界隈は
少し歩いただけでシチュエーションが一変し、
様々な発見があって散策し甲斐がありますね。



▲山下公園沿いの通りに紫陽花が咲いていました

気のせいか、今年の梅雨は雨降りの日が少ないような...
勤勉な夏の太陽が働き始める前にキレイな紫陽花をたくさん見つけたいですね。

【過去の横浜散策】

*[いざ、横浜へ...その6(デコレーションケーキ)]


*[いざ、横浜へ...その1(おはよう朝モス&...)]


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