今月2度目の“ボッチ飯”をする機会があったので、
“背中の羽”ならぬ足を伸ばして新宿西口は「思い出横丁」に立ち寄りました。
ここ新宿西口“思い出横丁”は狭い通りに焼鳥・モツ焼き屋・定食屋・飲み屋が肩を寄せ合い、
昼時から“一杯やれる”店も多数あって、飲兵衛さん達のオアシスといった様相。
新宿は、今や東京都庁をはじめ高層ビルが連立するビジネス街ですが、
線路脇の横丁界隈は発展以前からこの地を見守ってきた歴史ある飲み屋街です。
とはいえ、酒は“嗜む程度”の自分が足を運ぶのは横丁中央の交差路にある「かめや」さん。
(ボッチ飯で贅沢はしません:笑)
ロケーションや店構えの雰囲気から“立ち食いそば”の印象ですが、
厨房に面したカウンター席は椅子があるので、ノンビリは出来ないものの
座って蕎麦を食べることができます。(10人も座ることはできません)
店のイチオシは「天玉そば(400円)」。
(「元祖」という文字が輝いています)
なんですが...
いつも通りの「天ぷらそば(温:350円)」を注文すると1分少々で着卓。(はやっ)
そばが浸かった黒々としたツユの上には、かき揚げの天ぷらとネギが鎮座。
その色合いとは裏腹に醤油のパンチは控え目なものの、
奥深い出汁の風味が前面に立ってくるツユから引っ張り出すように
ズズズッと蕎麦を啜るのがシアワセな瞬間です...
(以前に比べると、蕎麦のキレがないのが残念ですが)
玉ねぎ・人参・春菊といったシンプルな具材で模られた
大振りなかき揚げは、店内で揚げたもの。
外は少しカリッとして中身はフンワリ。
ダイレクトに頬張るのもいいですが、
蕎麦ツユを吸わせて幾分シンナリさせるのが乙な食べ方。
汁に浸ったところから衣が剥離し始め、蕎麦ツユに浮かぶと
玉ねぎの甘味が効いて更に美味しく頂けます。
新宿界隈の蕎麦専門店で食べようものなら、それなりの金額を覚悟しなければいけませんが、
このパフォーマンスで天ぷら蕎麦が350円なら、少々狭くてもボッチ飯で食べたいところ。
350円で成せる満足感が堪りません...
ごちそうさんでした(2015.11.6)
“背中の羽”ならぬ足を伸ばして新宿西口は「思い出横丁」に立ち寄りました。
ここ新宿西口“思い出横丁”は狭い通りに焼鳥・モツ焼き屋・定食屋・飲み屋が肩を寄せ合い、
昼時から“一杯やれる”店も多数あって、飲兵衛さん達のオアシスといった様相。
新宿は、今や東京都庁をはじめ高層ビルが連立するビジネス街ですが、
線路脇の横丁界隈は発展以前からこの地を見守ってきた歴史ある飲み屋街です。
とはいえ、酒は“嗜む程度”の自分が足を運ぶのは横丁中央の交差路にある「かめや」さん。
(ボッチ飯で贅沢はしません:笑)
ロケーションや店構えの雰囲気から“立ち食いそば”の印象ですが、
厨房に面したカウンター席は椅子があるので、ノンビリは出来ないものの
座って蕎麦を食べることができます。(10人も座ることはできません)
店のイチオシは「天玉そば(400円)」。
(「元祖」という文字が輝いています)
なんですが...
いつも通りの「天ぷらそば(温:350円)」を注文すると1分少々で着卓。(はやっ)
そばが浸かった黒々としたツユの上には、かき揚げの天ぷらとネギが鎮座。
その色合いとは裏腹に醤油のパンチは控え目なものの、
奥深い出汁の風味が前面に立ってくるツユから引っ張り出すように
ズズズッと蕎麦を啜るのがシアワセな瞬間です...
(以前に比べると、蕎麦のキレがないのが残念ですが)
玉ねぎ・人参・春菊といったシンプルな具材で模られた
大振りなかき揚げは、店内で揚げたもの。
外は少しカリッとして中身はフンワリ。
ダイレクトに頬張るのもいいですが、
蕎麦ツユを吸わせて幾分シンナリさせるのが乙な食べ方。
汁に浸ったところから衣が剥離し始め、蕎麦ツユに浮かぶと
玉ねぎの甘味が効いて更に美味しく頂けます。
新宿界隈の蕎麦専門店で食べようものなら、それなりの金額を覚悟しなければいけませんが、
このパフォーマンスで天ぷら蕎麦が350円なら、少々狭くてもボッチ飯で食べたいところ。
350円で成せる満足感が堪りません...
ごちそうさんでした(2015.11.6)