オカシのキモチ

日々の昼ごはんとお菓子作り、
そして休日は散策という名の食べ歩き。
食いしん坊夫婦の備忘メモです。

【閉店】杜の都『太助』新宿店

2012年01月01日 | ├ ご当地・郷土料理
▲牛たんの上には生姜・小口ネギが乗ってて、サッパリといただけます

先週末の話なりますが、妻がオススメする牛たん専門店に足を運びました。
牛たんと言えば仙台。仙台と言えば牛たん...未開拓地なので、それくらいしかイメージが沸きません。



その本場仙台人が選ぶ牛たん専門店ベスト3には必ず入ってくるほど有名な
『牛たん定食発祥の店、仙台市青葉区国分町の太助』の新宿店で牛タンを食べてきました。



新宿で“牛たん”と言えば、牛たん・麦めしの『ねぎし』が思い浮かびますが、太助の牛タンはまた別物。
個人的には、太助の牛たんの方が美味しいと思います。



美味しく仕上げるために、柔かく、かつ噛み応えのある絶妙な厚さに切った牛たんを低温でじっくりと熟成させ、
火力の強い備長炭を使って、短時間で一気に焼き上げているようです。
(つまり、事前に少しが火が通っているワケです)




▲牛たん丼定食(ランチ価格980円)

妻は『味噌牛たん丼定食』を注文。

味噌牛たん丼にサラダ、スープ、お漬物、とろろがついた、このボリュームでリーズナブルな値段が嬉しいですね。

仙台味噌仕立ての味噌の牛タンは、
程よく柔らかさを残しつつ、噛み応えあり、旨みもギッシリ詰まって言うことナシです。

モッチリとプチプチな麦飯の食感が相まって、食が捗ります





▲牛たんシチュー味噌タン定食(ランチ価格1550円)

自分は『牛たんシチュー味噌タン定食』を注文。

皿盛りの味噌牛たんにサラダ、スープ、お漬物、とろろ、そして牛たんのシチューと言った、至れり尽くせりの定食です。





味噌牛たん焼きが美味しいのは言うまでもなく、この牛たんシチューも絶品です。

長時間じっくりと煮込んだ牛たんにマッシュルームが添えられ、濃厚な味わいです。





しかもトロトロの牛たんが5~6切れ入ってました。
何だか申し訳ないくらい、お腹一杯です...





ここで疑問に思うことが...なんで牛たんには麦飯を組み合わせるのか?



そもそも「牛たん定食」を考案したのは仙台の「太助」と言うお店。
戦後、仙台にやってきたアメリカ人が廃棄処分していた“たん”に目をつけ、
創業者が牛たん定食を考え出したそうです。
麦飯が添えられたのは、こういった時代背景からコストの面だと言われています。

その後、この“牛たん定食”が好評となり、太助からたくさんの店が生まれていきました。
そのため、“牛タン定食”と言うと、麦飯とテールスープがセットになったものを指すようになりました。

マグロや牛たんなど、昔は捨てていたのに、今となっては高価な食べ物になってしまいました。
やれやれです





でも、“とろろ”は?って疑問が残ります。

どなたか知ってませんかね




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◆仙台牛たん焼専門店・杜の都太助
http://www.tokyo-tasuke.jp/menu.shtml

◆仙台牛たん発祥の店 味太助
http://www.aji-tasuke.co.jp/


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