オカシのキモチ

日々の昼ごはんとお菓子作り、
そして休日は散策という名の食べ歩き。
食いしん坊夫婦の備忘メモです。

ドリアの日/イタリアンカフェレストラン『サイゼリヤ』の食べ歩き(2020年〜)

2024年10月29日 | ├ ドンブリ飯・ファミレス

10月29日は「ドリアの日」📅

今や洋食の定番「ドリア」は、
神奈川県は横浜市の老舗ホテル「ホテルニューグランド」(1927年12月1日開業)の初代総料理長を務めたサリー・ワイル(Saly Weil 1897~1976年)氏が考案した料理



<ニューグランド公式HPより>

はニューグランド開業に合わせて、
1927年にフランス・パリから招かれたスイス人シェフ。
フランス料理をはじめ西欧料理全般に長け、イタリア料理やスイス料理も得意としていました


<サリー・ワイル氏>同引用

ある時、ホテル滞在中の銀行家から
「体調が良くないので、何かのど越しの良いものを」と要望を受け、サリー・ワイルが即興で創作した一皿が「ドリア」誕生のきっかけになったのです📝


<シュリンプ・ドリア>同引用

瞬時に彼が作ったのは、
バターライスに海老のクリーム煮を乗せ、グラタンソースにチーズをかけてオーブンで焼いたもの🦐

それから好評を得たこの料理は「シュリンプドリア」(Shrimp Doria:海老と御飯の混合)としてホテルのレギュラーメニューになり、名物料理の一つとして今日まで愛され続けています🏨

 

そして...


<多くの弟子たちと>同引用

シュリンプドリアは彼の弟子達
通じて他のホテルやレストランに広まり、全国津々浦々の洋食店で「ドリア」と振舞われています...

そもそもサリー・ワイルが
来日しなければ生まれなかった「ドリア」。

彼の功績を讃え、スイスから来日した1927年10月29日に因んで株式会社「ホテルニューグランド」が2021年に「ドリアの日」を制定しました📅


<我が家のオーブン料理より>

や日本人にとってお馴染みの
ドリアに限らず、洋食の歴史を語る上でサリー・ワイル氏とニューグランドホテルの影響は計り知れないと感じます

いつか泊まってみたいですね(遠い目:笑)

 


前置きが長くなりましたが、
市販品や材料さえあれば家庭でも味わえるドリアを手頃な価格で食べるとしたら...


<公式メニューより抜粋>

第一に思い浮かぶのは、
サイゼリアの「ミラノ風ドリア」でしょうか


<1968年創業、1973年設立>

サイゼリアとは云うまでもなく、
お馴染みのイタリアンレストランのチェーン店(屋号・企業名も同じ)で、国内に1,000店舗以上、地球上に約1,500の店が存在します🌎

外食業界では、ガストに次ぐ国内1,000店舗を達成したファミリーレストランですから街中での遭遇率も高く、広く浸透していると思われます📝


<公式サイトより一部抜粋>

特筆すべきは...
ミラノ風ドリア(税込300円)をはじめとする豊富なメニューをもってする驚異的なコストパフォーマンス📝

小エビのサラダ、マルゲリータピザ、イカ墨のパスタ、フォカッチャ、ティラミス、そしてグラスワインやドリンクバーなど、お小遣いの範囲内で「自分の初イタリアン」をサイゼリヤで慣らしてから大人の階段を昇り、今も変わらず利用している方が多いと感じます

 

都内在住時は、我が家もその手軽さと価格設定の恩恵に肖ることしばしば。
ですが、あのワイワイ・ガヤガヤと騒々しい店内が苦手でしばらく足が遠退いたのですが...


<誰が担当しても苦手なCMです>

千葉に引っ越してから、
🔥サイゼリヤ熱🔥が再来したのは新型コロナウイルスが国内に蔓延し、緊急事態宣言が発令された頃🏠

自粛を余儀なくしてテレビを観る時間が良くも悪くも増えたものの、
国会答弁や記者会見で繰り広げられる定型のやりとりに嫌気が差し、味気なく無味乾燥な毎日を送っていたところ、「おうちdeサイゼ」と題したテイクアウトのキャンペーンが始まり、妻が買ってきてくれたのがキッカケでした📝

※メニュー・価格等は日付時点のものです

 


🍝vol.1 2020年春:おうちdeサイゼ編



・デミグラスソースハンバーグ&ターメリックライス 
・若鶏のディアボラ風&ターメリックライス

前菜をはじめ、野菜・ピザ・
パスタ・ドリア・肉・パン・セットメニュー、そしてデザートと店内飲食の大半を網羅するテイクアウトメニューが段階的に登場しました📝


<マルゲリータピザ>

ピザの温度感やボリュームは
デリバリー店に敵わないものの、他は店内メニューと遜色ない内容で満足度の高い食べ応えと味わいでしたね


<これが目的だったのかw>

が無性に食べたくなるという
イタリアンプリンは、口当たり印象的な甘さと香りを意識して作られた硬めのプリン🍮

まったりと濃厚な美味しさ健在でした

 


🍝vol.2~4:2020年夏~冬 ランチ編



<ナスのミートソース>

平日限定のお得なランチ
メニューがあるのを当時知りました📝

その内容は、お馴染み「ミラノ風ドリア」をはじめ、ハンバーグやパスタに全品サラダ・スープ付きで税込500円という驚きの価格


<サラダ・スープ付き>

🥤Lunch Menu -選べる人気の9種類- 
<パスタ>
・ほうれん草のスパゲッティ
・スパゲッティアラビアータ
・ナスのミートソース
<米料理>
・キーマカレー
・半熟卵のミラノ風ドリア
・タラコとエビのドリア
<グリル>
・まろやかデミグラスソースのハンバーグ
・オニオンソースのハンバーグ
・鶏肉のトマトソース煮込み 撮影ナシ

※平日11:00〜15:00  
※ランチドリンクバー100円!例外在り


<ほうれん草のスパゲッティ>

良くも悪くも在宅業務🏠となり、
早足で行って帰ってくれば、間に合うんじゃない?(笑)

業務の隙をついては、駆け足で利用すること3回


<まろやかデミグラスソースのハンバーグ>


<ミニフィセル>

鉄板グリル料理は、
ライスかバケットを選ぶことができ、個人的にはサイズ感がちょうどいいミニフィセルで食べるのがオススメ📝


<スパゲッティアラビアータ>

ミラノ風ドリアは食べ損ねたものの、
全品サラダ・スープが付いて、当時は税込み500円

何だか申し訳ないくらい満足度が高いランチでした

 


🍝vol.5:2022年10月 ティータイム編



<千葉都市モノレール>

新型コロナウイルスが変異を
繰り返し、年始から「オミクロン株」が蔓延し、国内では第8波と呼ばれていた時季💦

今後の住まい作りの見聞を深めようと、週末ともなればショールームを梯子していた我が家🏠


<イタリアンプリン:250円>

歩き疲れて休憩がてら2年ぶり
千葉県だけでも100店舗を超えますから、至る所に見かけるわけです🍝


<間違い探し>

卓上にはメニューの他、
サイゼリヤ自慢の食材紹介や「間違い探し」のシートがあるのを御存知でしょうか?

右と左(表と裏)で違いが10個あるのですが...これが中々の難解問題💦
可愛らしいタッチのイラストから子供向け?と思いきや、巧妙に描かれた微々たる差異を見つけるのに知らず知らず力が入ってしまいます(笑)


<カプチーノ>

ちょっと一息つく程度だったのに...
気が付けば、夕飯時に迫る長丁場(笑)

間違い探しの傍ら、久しぶりにミラノ風ドリアを突っついて帰りました


<これぞサイゼリヤの代名詞!>

耐熱皿が以前と変わりましたが、
自慢のホワイトソースとミートソースをライスに絡めて食べる熱々料理は、当時の美味しさそのまま
サイゼリヤの店舗で食べることに意義があると思います🔥

 

因みにミラノ風ドリアとは、
ミートソースがイタリアはボローニャ地方のもので、その近隣都市「ミラノ」から銘々されたそうです(もしくはミートソースがミラノの郷土料理を参考にしたことが由来とも云われています)📝

 


🍝vol.6:2024年10月 ティータイム編



<コレが食べたかったのでしょ?>

退院後はリハビリがてら毎週散策

たまには違ったルートを歩こう!」と妻に誘導されるがまま向かって、また2年ぶり💦


<セットドリンクバー200円>

相変わらず懐にやさしい価格設定が
有難いところ、各々好きなデザートにドリンクバーをつけて一休み


<ティラミスクラシコ300円>

コロナ禍の影響で数々の企業が
価格改定する中、サイゼリヤは改革の一つとして2020年夏に「ミラノ風ドリア1円値上げ」を打ち出したのは少々驚きました

 

そもそも低価格ですから、文句のある人は少ないと思いますが...


<エスプレッソはダブルでb>

価格改定は単なる値上げに非ず、
その意図はインの受渡を削減することでした💰

利用客もスタッフも硬貨のやり取りをなるべく避けたかった当時、全商品の価格を50円単位にすることで受け渡しを6~8割減らせると想定し、実際にその通りになったそうです

しかも自分が食べた分が500円・600円とキリのいい金額なので、会計前にグループでまとめてくれる客が増えたことで、個別会計も減少する結果となり、最たる成果だったと感じます📝

 

まぁ...


<またも間違い探しb>

何はともあれ、先ずは間違い探し📝
10個の間違いを見つけられた瞬間の「アハ体験!?」は脳に対する最高の栄養だと思います(笑)

ゴチソウさんでした

 

一杯100円のグラスワインから
一本1,000円というマグナム(1500ml)と手軽なテーブルワインが揃っていることからサイゼ飲みする方が見受けられますが、酔いが回る前に軽く10如何でしょうか?

長引けば長引くほど注文が嵩み、10個の間違い探しはサイゼ沼にハマる入口だと思います(笑)

 
我が家は再び駆け足でランチに向かえるよう、体調を整えているこの頃です

◆イタリアンレストラン『サイゼリヤ』
https://www.saizeriya.co.jp/


コメント (2)    この記事についてブログを書く
« 創業50年!『ロイヤルホスト... | トップ | 妻へのバースデーディナー202... »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (オカシのキモチ)
2024-10-31 00:13:35
>あみん(hgn)さん
コメントありがとうございます😊
店内の雰囲気に関しては同感です…
ですが、空いたタイミングに利用する機会がありましたら、間違い探し片手に手頃なイタリアンを堪能してください🍝🥖🍲🍷
返信する
Unknown (あみん (hgn))
2024-10-30 09:05:16
 学生が「(安いから)サイゼには何時間でも居られる(若者ですから、“居れる”でしょうか(^^; )」なんて話しているのを聞いて、敬遠していました。安いのは分りますが、実際、仰せのようにガヤガヤした雰囲気(通路脇で、壁がない店舗なら実感できます^^)はちょっと遠慮したい雰囲気Maxでした。
 ちょっと認識が変わりました。今度、機会を見つけて空いている時間帯にでも挑戦してみたいと思います^^
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。