オカシのキモチ

日々の昼ごはんとお菓子作り、
そして休日は散策という名の食べ歩き。
食いしん坊夫婦の備忘メモです。

東京で革命を起こした本場熊本ラーメン『桂花ラーメン』

2016年03月02日 | ├ ラーメン・つけ麺・ちゃんぽん
最近は食欲が落ちたものの“目だけ”は食べたい欲求を押さえられないので、どーしたものかと(笑)

少し遡りますが...
九州を代表する御当地ラーメンの「博多とんこつラーメン」「長崎ラーメン 西海」についで、
今度は“熊本ラーメン”を食べてみました。

1955年(昭和30年創業)創業し、1968年に熊本からイチ早く東京新宿に出店し、
熊本ラーメンを全国に広めるキッカケを作ったのが、『桂花ラーメン』。

白濁濃厚な豚骨と鶏ガラのダブルスープに香ばしいマー油の香り。
2日かけて炊き出すスープはコッテリしながらギト付かないのが桂花ラーメン独特なのもの。
このスープにストレート固茹での麺を潜らせ、
東京人の舌を唸らせたという九州豚骨ラーメンのパイオニア的な存在のようです。

で、定番は店名を冠したの桂花ラーメンですが、
この面構えに惹かれて、もう一つの看板メニュー「太肉麺」をランチセットで注文。

独特のコシがある麺や焦げたニンニクの風味がスーッと抜けていくのが心地よいスープも然ることながら、ご覧のように特筆すべきは丼に盛り込まれた“太肉(ターロー)”でしょう。

太肉とは、豚肉三枚身の太肉をじっくり煮込んだ角煮。
舌にトロけるような柔らかい奥深さは桂花ラーメンを底上げする人気のトッピングだと思います。
(叉焼とは異なります)

脇を固める生キャベツに味付玉子・メンマ・ネギに加えて、
ラーメンでは珍しい茎ワカメがトッピングされるのも桂花ラーメンならでは。

総じて“豚の風味”そのままに、個人的には少々クセを感じますが...
口当たりよろしく食べ易いラーメンでした。

ごちそうさんです。

因みに...太肉(ターロー)という名称は創業者が名付けたもので、
現在は桂花の商標登録商品だとか。

【カテゴリー →[食べ歩き(ラーメン・そば・うどん)]】



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