恐らく女性目線ではラーメン屋と同じくらい入りづらいお店...
ちょっとヨレたスーツ姿の男性陣がサッと食べて直ぐに出るといった印象の“立ち食い蕎麦屋”も、
今や“安い・早い”だけでは淘汰されてしまうのは世の条理。
個性的なメニューや味のこだわりをもった個人経営店がスバラシイのは本より、
好立地な利便性を前面に押し出す“大企業ならでは”の独自展開も無視できないところ。
我が家が時々出かけるJR南船橋では長らく営業していた『湾岸そば』が閉店...
その後釜にオープンしたのが、JR東日本の飲食事業子会社「日本レストランエンタプライズ」が
展開する“駅そば”『いろり庵きらく』でした。
(政権交代をマジマジと見せ付けられた衝撃です:笑)
以前は東京駅構内、在来線の改札内で唯一の京葉店を紹介しましたが、
こちらは便利なことに改札内外の両方から入店可能で、店を分断する仕切りを設置。
(ちょっと気になります:笑)
で、清潔感のある明るい店内は立ち食いメインではなく、着席スペースが常設。
かなりの腹ペコ状態だったので、あの日は「ミニカツ丼セット(温そば)」に「かき揚げ天」を単品注文。
(個人的には、蕎麦を食べる際はかき揚げは外せませんので)
前述のとおり、自社製麺は喉越しよろしく、汁の塩梅もサクサクのかき揚げも申し分ない味わい。
ミニ丼のカツは少々小振りですが、ちょうどいいサイズ感で出汁が浸みて先ず先ずの美味しさ。
同じ類の店を掻い摘んでいますが、利便性を考慮すれば価格相応の高いクオリティかと
(当たり前のことが返って無個性のように感じてしまうのが不思議です)
ごちそうさんです。