オカシのキモチ

日々の昼ごはんとお菓子作り、
そして休日は散策という名の食べ歩き。
食いしん坊夫婦の備忘メモです。

都内最大級! 府中 郷土の森 梅まつり...でも花より団子

2016年03月07日 | ├ 東京都内
今シーズンから機能性下着“ヒートテック”のタイツを履いているせいか、
足元から一足早い“春の訪れ”を感じる今日この頃(タイツを脱ぐタイミングを見計らっています:笑)

皆様いかがお過ごしでしょうか

“春の訪れ=サクラの開花”というイメージですが、
桜より一ヶ月ほど早く咲いて“春を告げる風物”と言えば梅の花

先日は『府中 郷土の森』で開催中の「梅まつり」に足を運びました。


▲園内のけやき並木には寄贈された盆栽が並んでいます

府中 郷土の森」とは東京都は府中市、多摩川の是政緑地に隣接した野外博物。
自然豊かで13ヘクタールもの敷地内には散策路が整備され、
早咲きから遅咲きまで約60種1100本もの梅が咲き誇り、
これは都内市街地にある梅林では最大規模とのこと。

そして梅と共に風情を醸し出すのが、府中市内から移築復元された
江戸時代中期~昭和時代初期の建築物群でしょうか。

まずはこちらを散策


■旧府中町役場庁舎
1921年(大正10)に竣工した町役場。
洋風建築ながら裏には和風建築が付属。
東京都指定有形文化財。


■旧府中郵便取扱所
明治初年、府中で最初に郵便取扱所となった旧矢島家住宅。
丸い郵便窓口が当時を語ります。
黒い角柱型の郵便ポストも再現。


▲ハケ下の流れ


■水車小屋
1991年(平成3)竣工。
かつて武蔵野で多く見られた、「胸掛け式」と呼ばれる形式の水車。
春には隣接する竹藪でシャガが、6月にはアジサイが咲くスポット。


■旧河内家住宅
浅間山近くの人見街道沿いにあった茅葺き農家。
創建は江戸後期ですが、養蚕が盛んに行われた明治後期の姿で復元。
府中市指定文化財。 
現在は屋根を補修中でした。


■旧島田家住宅
1888年(明治21)創建の蔵造りの店(店蔵=みせぐら)。
伝統的な左官工法を再現し3年がかりで移築。
「島田薬舗」の看板は明治の三筆の一人、巌谷一六の書。


▲ちょうど「雛人形」が飾られていました。

雛人形の飾り方は関東地方と関西地方で異なるのを御存知でしょうか。
関東では向かって左側にお内裏様で右側にお雛様、関西ではその左右が入れ替わります。

また、お雛様の顔は当時に地域で好まれていた顔で作られており、
関東では目が大きくふっくらした可愛い顔、関西では切れ長の目に鼻筋の通った細面な顔と、
こちらも違いがあるようです。






そして梅園へ向かうと見事な梅が咲いていきました


梅は気温に敏感な植物で降雪や気温の低い日が続くと開花が止まってしまうそうです。
逆に気温の高い日が数日続くと、一斉に開花し始めます(梅の全体的な見頃は平均的に2月下旬)


梅の開花はその年の気候・気温に左右され易い上、先述のように梅の種類と本数が多いこともあって
見頃時期の予想は極めて難しいとのこと。


なので、[中咲き]が満開で且つ[遅咲き]も約五分咲になった時に“全体的に見頃”と伝えているようです。
一方で梅には「早咲き」から「遅咲き」まで多くの過程があり、咲き初めから散り際まで様々な見頃があるのも一つの魅力でしょうか。

近隣に住んでいる方が羨ましいですね





梅の花もいいですが...最後は花より団子

園内から漂う醤油の香ばしい香りに誘われて足を運ぶと...
“郷土の森名物”「ハケ上団子」が振る舞われていました。

これが、えも言われぬ美味しさ...(もっと買えばよかった:笑)

ごちそうさんでした。




▲早咲きのカワヅザクラ

穏やかな春の日差しの中、咲き綻ぶ梅の花を見ながら団子なんて食べてると、
ココロまで温まってくる気がします...

--------------------------------------------
■府中 郷土の森 梅まつり
*会期:2015年2月7日(土)~3月13日(日)※期間中の休館日はありません
*入場料:大人200円/中学生以下100円(4歳未満無料)
*開館時間:9:00~17:00(入場は16:00まで)
*問合せ:府中市郷土の森博物館 042-368-7921

■特別展「カイコとくらしたむかし」
*会期:2016年2月6日(土)~3月13日(日)

【過去の記事より...こちらもオススメ】

*[お得な切符で日帰り旅行(水戸編その2 偕楽園 梅まつり)]

コメント    この記事についてブログを書く
« スーパー健康食品?!ナッツ! | トップ | 牛乳ソフトクリーム / 海... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。