【新しい生活様式】
新型コロナウイルスの感染が急拡大した頃、
日常生活における感染対策として専門家の提唱をベースに生活様式を見直すよう政府が発表したのが遡ること2020年5月、最初の緊急事態宣言でした📝
<集めていたチョコ菓子のおまけw>
巨額の裏金問題が露呈し、
国民から疑念と諦観の目を浴びせられ、今秋に審議が下ったものの、のらりくらりな政府に嫌悪・不信感が続く昨今ですが、
もうなかったかのようなアノ提言に対し、どうにか身を護りながら生活すること、4年半です
<いつぞやの忘年会は魚金にて>
今やコロナは第5類に移行した…
と云う謳い文句に乗って、事あれば大勢で騒ぎたい飲みたい輩がいる一方、
感染後の後遺症に悩まされたり、物理的に切り離された人との距離を縮めるのに時間がかかる人達がいるのも然り
<昨年の年越し蕎麦は鴨南蛮風に>
早々に過ぎ去る年の瀬になると、
「来年こそはと…」と一層気持ちが募るところ
心機一転、一年の無事と平安を祈願するため初詣へ向かう方が多いと思いますが、いつの時代も初売りの時季と相まって正月三箇日は何処も大混雑…
(わざわざ身を寄せてくる人もいるくらい💦)
<JR成田駅前>
初詣、どうしようか?
と気に病むのも煩わしかったので…
(旧年中の参拝中でも、御利益は変わらないそうです)
<成田山新勝寺境内にて>
ここ数年は成田山新勝寺へ⛩
自宅から電車を乗り継いで向かうものの、広大な境内と長い参道に人が埋め尽くされるには、やはり時期早々
人も疎らで余裕綽々の参拝の前に腹ごしらえです
<川豊で食べたのは2016年💦>
そう、せっかくならアレです
其処彼処の店頭から香ばしい香りを漂わせている鰻を食べてようかと一瞬思うものの、御重一つを掻っ込んで終わってしまうのではなく、地域に根差した別の方向性で美味しいモノはないだろうかと、鼻を効かせて見つけたのが...
<2024年12月撮影>
ビストロコパン🐔
白壁と屋根瓦で設えた和風建築ながら、フランス国旗とイーゼルから街の洋食店の雰囲気漂う外観に引き寄せられ、今回で4回目
<肩肘張らず食事ができそうです>
アットホームな店内は🏠
壁の絵画や飾り皿、棚に置かれた小物・調度品、そしてテーブルには予めカトラリーが配膳され、家庭的なフレンチといった佇まい
<店頭イーゼルには本日のオススメ>
パリ・ブルゴーニュ・リヨンといった地名に店名の「コパン(フランス語で友達や恋人の意)」を冠したコースメニューにプラジュール・パスタとシンプルなコースが加わって6種類📝
●プラジュール:1,210円
・サラダ+スープ
・メインディッシュorパスタ
●パスタ:1,210円
・サラダ+スープ
・パスタ
●パリ:1,815円
・前菜
・メインディッシュorパスタ
・デザート盛合せ
●ブルゴーニュ:2,198円
・前菜+スープ
・メインディッシュorパスタ
・デザート盛合せ
●リヨン:2,420円
・前菜
・メインディッシュ+パスタ
・デザート盛合せ
●コパン:3,025円
・前菜
・サラダorスープ
・お魚料理+メインディッシュ
・デザート盛合せ
※全コースにパン,珈琲or紅茶付
これまで食べた限り、
品数や手間に対して申し分ない内容と価格に全幅の信頼を寄せている我が家です(もう、価格改定は仕方ないですね💦)
ヨーロッパで50年以上愛されている
プレミアムコーヒー「COSTA COFFEE」が、ランチタイムはプラス220円で飲むことがでできるのも嬉しいポイント☕
ですが...
<今回は珈琲ではなくハーブティー気分>
せっかく成田まで来たんだから…
と量とバランスを考えて、結婚記念のお祝いも兼ねて6つのコースから今回もリヨンを注文しました
●コース リヨン
・前菜
・メインディッシュ+パスタ
・デザート盛合せ
・コーヒーor紅茶 ※セルフ
まずは本日の前菜から一品づつ🥬🥖
◆本日の前菜から各々気になるものを
・本日のキッシュサラダ添え(上)
・牛肉のカルパッチョ タップナードソース(下)
生地と卵液の一体感よろしく
アパレイユ(卵液)の中に入った自家製ベーコンとほうれん草が美味しさを底上げしたキッシュです
<牛肉のカルパッチョ>
日本ではサーモンやマグロですが、
そもそもカルパッチョとは薄切りの牛肉を使うのが本流🥗
どちらも僅かですが、新鮮野菜と相まって素材の旨味抜群な美味しさでした
<焼き立て熱々が登場>
素朴な味わいの
食事パンもお手製です🥖
モッチリとした口当たりに、ついつい食べてしまうと後々響くので注意です📝
続けて、お好みのパスタ🍝
以前はハーフサイズと明記があったのですが、やはり一人前としても十分なボリューム
◆本日のパスタ ※日替り2種類のみ
・明太子とじゃが芋の塩味パスタ(上)
・自家製ベーコンのトマトパスタ(下)
どちらもシンプル📝
海老が乗った塩味パスタはじゃが芋でトロミを付けた業ものといったところ、トマトパスタは噛むほどに広がる自家製ベーコンの旨味が秀逸
<自家製ベーコンが旨すぎです>
気取って食べるものではないですし、
自宅でもサラッとパスタを作れるようになりたいものです
<これは作れるようになりたい!>
お腹がふくれてきましたが...間髪入れずにメイン料理🍴
◆本日のメイン料理より
・恋する豚と白いんげん豆の煮込み カスレ
・若鳥のはちみつハーブ焼き フォンドボーソース
<恋する豚と白いんげん豆の煮込み カスレ>
養豚県ちばが誇るブランド
「恋する豚」を使った千産千消の料理🐖🐖
カスレとは、豚肉・ソーセージ・鴨肉といった肉類とインゲン豆などをカソール(料理名の由来)と呼ばれる深い陶製の鍋に入れて長時間煮込んだ豆料理
ホロホロと解けるくらい柔らかく煮込まれた豚肉とインゲン豆独特のホクホクとした味わいが何とも云えません💦
<若鳥のはちみつハーブ焼き>
焼き上がりこのサイズですから、
相当なボリュームに偽りなく、皮目パリッと中はジューシーな食べ応えが見事な若鳥です🐦
<野菜が下に隠れています>
どちらも特筆すべきは脇の野菜たち🥬
大根・牛蒡・じゃが芋・人参、そして青梗菜と味の染み込みと柔らかさが絶妙な炊き方に感激してしまいます
シェフにコツを訪ねたかったもののタイミング合わずで残念です💦
<デザート盛合せ>
〆のデザートは盛りだくさん
・胡麻のブランマンジェ
・シュークリーム
・柚子のジェラート
・柿のコンポート
<今回はシフォンケーキなしですb>
派手さはないものの、
全てお手製なのが恐れ入るところ、全体通した締めくくりとしては優しく非凡な味わいに胸一杯です
2人合わせて5,000円弱と、
鰻一尾を使った御重一人前価格に及ばすとも個人的には十分するぎ内容な上、細かやで丁寧な接客も印象的でした✨
<置物も店名に因んで可愛らしい>
成田に出向かずとも鰻は食べられますが、
この一連の料理はビストロコパンならでは📝
<ルーティーングルメです>
せっかく成田に出かけたら食べておきたい、年に一度?の楽しみとして引き続き応援したいお店です🐔
ゴチソウさんでした
また来年、食べに出かけたいと思います
【-昼のコース “本日の”料理一覧-】
※あくまで自分の覚書です※実食済は〇
●前菜
・生ハムとチーズそば粉ガレット卵焼き添え〇
・生ハムとかぼちゃのサラダ仕立て
・生ハムとパパイヤのサラダ仕立て
・アボカドと小海老のサラダ仕立
・わかさぎの温かいサラダ仕立て
・子いわしのエスカベッシュ〇
・いわしのマリネ〇
・秋刀魚のマリネ 北欧風
・自家製お肉のテリーヌ グリーンマスタードソース〇
・自家製レバーペースト パン添え
・牛肉のカルパッチョ タップナードソース〇
・本日のキッシュサラダ添え〇
・四種類のチーズのニョッキ(+300円)
●スープ※常時1種類
・冷製じゃが芋のクリームスープ
・にんじんのクリームスープ
・かぶのクリームスープ
・きのこのクリームスープ
●メイン料理
・恋する豚使用自家製ソーセージとベーコンのプティサレ・レンズ豆のソース
・恋する豚とソーセージの煮込み・シュークルート 粒マスタード〇
・恋する豚と白いんげん豆の煮込み カスレ〇
・豚ロース パルマティエール
・牛肉とキドニー豆の煮込み〇
・コパン特製ハンバーグ・ブラウンソース〇
・若鶏のコンフィー・マスタードソース
・若鳥のはちみつハーブ焼き フォンドボーソース〇
・真鯖のグリル・オリーブとケッパーソース〇〇
・真鯛の海藻蒸し・紙包み・レモンのソース〇
●パスタ※常時1~3種類
・青森産ベビー帆立とキャベツの塩味パスタ〇
・北海道産あさりとキャベツの塩味パスタ
・明太子とじゃが芋の塩味パスタ〇
・桜えびの塩味パスタ〇
・自家製ベーコンのトマトパスタ〇〇
・コパン特製ボロネーゼパスタ〇
・牛肉のトマトパスタ〇
せっかくなので最後に…
参道から新勝寺境内までの散策道中のスナップを残しておきます📝📹
初詣だけで300万人が参拝するので、三箇日ともなれば凄まじい混雑です💦
<参道には煎餅屋さんがたくさん🍘>
<なごみの米屋本店も寄ってしまいます>
<創業約700年の金時の甘太郎焼>
<大判焼は赤(小豆)と白(白餡)の2種類>
<川豊は参道にハミ出る程の行列💦>
<境内に入って仁王門へ>
<仁王門の大提灯と像は見事!>
<仁王池の亀石に御賽銭>
<池に落ちる葉に短い秋の名残を感じます>
<階段を昇って仁王門を振り返ると...>
<脇には葉が残る立派な大銀杏>
<内側が剥離してますが、力強さを感じます>
<参拝後は椅子に座って静かな一時>
<葉を付けた銀杏が見たかったですね>
<京成成田駅>
京成線まわりも攻めたいと思います☕🎂
◆関連エントリー (前回まではこちら)
フランス家庭料理『ビストロ コパン』 & 幸先詣