中高大受験 難関校・人気校なら創研塾

生徒とのやり取りの中で感じたことを中心に、日頃から感じていることや変わった出来事などを発信しています。

先生、毎日やると違うんですね。

2017-04-04 19:25:51 | インポート
 春期講習が終盤となり、連日積み重ねの話になっていますが、生徒たち自身も毎日欠かさずに行うこと。」の効果を実感しているようです。「最初は覚えられないと思っていたのに、気づいたらこんなに覚えられるようになった。」とか、「えっ、最初はそれしかできなかったの?」と聞き返してきたりします。そうです、私たちは常にテストの点数を記録し、それを生徒たちに伝え、より具体的な数値として自分ができるようになったこと、初めは無理だと思っていたことが達成できたその過程を伝えることに努めているのです。
 見栄や根拠のない自信は必要ありません。実際に努力して自分ができるようになったこと、それを正当に評価して達成感を味わい、自信を持って次の一歩を踏み出すきっかけとしてほしいのです。


うれしい問題

2017-04-04 14:38:59 | インポート
 今度中学二年生になる生徒二人に、中学~高校レベルの漢字プリントを渡しました。すると「これは難しいよ!わかんないよーっ!」と言いながら嬉々として取り組んでいます。彼らは次の漢字検定でそれぞれ2級と準2級に挑戦するため、ほかの生徒に渡すのよりも難しめのプリントを渡したのです。もしかしたら拒否反応が起きるのかな?と思いつつ様子を見ていましたが、予想よりも嬉しそうに取り組んでいました。きっとこれまで学年相当の漢字プリントでは物足りなかったのでしょう。
 過去にも通常よりも難しいテキストを吹奏楽部で忙しい生徒に手渡したとき、「難しい問題だし、そもそも部活で時間が無いだろうけど、大丈夫?」と聞くと、「だって簡単な問題じゃ面白くないじゃないですか。」と言いながら、嬉しそうにしている生徒がいたのを思い出しました。その生徒は時間が無い中ほかの生徒よりも早くテキストを仕上げ、めきめきと力を付けていきました。その生徒は都立最難関のうちの一つ、国立高校に合格し、その後は東京大学に進みました。
 今目の前にいる二人もそんな風になってくれるのかな?と期待して見守っています。


つみかさねの力

2017-04-04 10:42:43 | インポート
 創研塾では、例えば英語の動詞の不規則変化を覚えるときには小テスト形式にして何回も何回も繰り返し行います。世界の国々を覚えるテストは、小学生から中学3年生まで同じ問題を何度も繰り返します。難しい問題、時間がかかる問題に慣れ、様々な方面から物事をとらえる力を養うために行う数学パズルも春期講習中は毎日のように行います。
 すると、初日はほとんど答えられなかった生徒が4日目、5日目くらいになるとほぼ満点を取れるようになってきますし、数学パズルも目に見えて様々な思考を試すようになり、粘り強さがみられるようになります。そこを評価し、できるようになった実感を持たせることが次へのモチベーションになると創研塾では考えています。
 小さな小さなつみかさねが本当に大きな力を生み出します。