27年前に創研塾を卒業した卒業生からメールがありました。これまでの人生を振り返った時、創研塾で過ごした時間が貴重であったこと、その時の経験が自分の礎になっていること、現在創研塾で学んでいる生徒たちにはこの環境を楽しんでほしいことなど、大変うれしい内容がたくさん綴られていました。
このメールを読んだとき、ここまで当時のことを覚えていてくれていること、そして大切に思っていてくれることに驚きました。このようなメールをわざわざくれたことに感謝しています。
彼からのメールを載せることは差し控えますが、私からは下記のような返信をしました。今日は思いがけずうれしい一日となりました。
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□□□□□様
ご無沙汰しております。創研塾の奥松です。
丁寧なメールをありがとうございました。
お元気にしていらっしゃるようで何よりです。
そうですか、もう厄年ですか。早いものですね。
先日、福生の壱発ラーメンの前を通った際に
ちょうど当時のころを思い出し、懐かしさを感じていました。
まだお互い若かったですから、深夜にあのような
ボリュームのあるものを食べてもそれほど影響もなかったですね。
さて、このように創研塾のことを思い出してくれていること、
ここで過ごした時間のことを大切にしていただいていること
大変ありがたく思います。
実は、成績が上がらなくて悩んでいる生徒がいるときには、
「昔な、野球部の泥だらけのユニフォームのまま一番に塾に来て、
そのまま勉強し、そして10時に塾が終わってもまだ塾にいて、
11時頃になってもう終わろうよ、と言ってやっと帰る生徒が
いたよ。時には寝袋とストーブを持ち込んで兄弟で塾に泊まったり
したこともあったよ。外部の教室で一緒に朝まで勉強したことも
あったなぁ。器用とは言えなかったけれど、とにかく努力だけは
人の二倍、三倍していたよ。明治大学に入り、今はアパレル会社の
社長をやっているよ。俺は彼のことを努力の天才と呼んでいるんだ。」
こんな風に勝手に紹介して、生徒を励ましたり、やる気を引き出すのに
使わせてもらったりしています。
おっしゃる通り、目標に迷うことがあることでしょう。特に移り変わりの
激しい世の中ですし、コロナ禍によっていっそう瞬時の決断を求められる
機会も増えていることと思います。実際、私も同じです。情報収集をし、
周囲に相談したとしても最終的に決断をしなければならないのは時には
つらいです。しかし、その時に信じるのは自分自身です。その自分自身と
いうものを若いころの自分自身が努力した経験から形作ることができて
いるのは強いですね。きっとどんな荒波にも立ち向かうことができると
信じています。
それから、創研塾の後輩のことまで気にかけてくださってありがとう
ございます。現在も学校が終わり次第塾に来て夕飯を食べに帰り、
そして10時が過ぎても塾に残る生徒、塾が休みの日にも自習をするから
塾を開けてほしいと言ってくる生徒、授業が始まる何時間も前から
塾に来る生徒たちがいます。当時から変わらぬ創研塾スピリットが
受け継がれているのですね。こんな生徒たちに囲まれている私たちは
幸せですし、誇りに思います。
長くなりました。こちらに帰ってくる機会がありましたら、そして
時間がありましたら遠慮なく連絡をください。コロナが収まっていたら
当時はかなえられなかった乾杯をしましょう。
それでは、くれぐれも体に気を付けて、ますます活躍してください。
会長(当時の塾長)、千恵子先生からもよろしくとのことです。
またメールをお待ちしています。
創研塾 奥松研亮
ご無沙汰しております。創研塾の奥松です。
丁寧なメールをありがとうございました。
お元気にしていらっしゃるようで何よりです。
そうですか、もう厄年ですか。早いものですね。
先日、福生の壱発ラーメンの前を通った際に
ちょうど当時のころを思い出し、懐かしさを感じていました。
まだお互い若かったですから、深夜にあのような
ボリュームのあるものを食べてもそれほど影響もなかったですね。
さて、このように創研塾のことを思い出してくれていること、
ここで過ごした時間のことを大切にしていただいていること
大変ありがたく思います。
実は、成績が上がらなくて悩んでいる生徒がいるときには、
「昔な、野球部の泥だらけのユニフォームのまま一番に塾に来て、
そのまま勉強し、そして10時に塾が終わってもまだ塾にいて、
11時頃になってもう終わろうよ、と言ってやっと帰る生徒が
いたよ。時には寝袋とストーブを持ち込んで兄弟で塾に泊まったり
したこともあったよ。外部の教室で一緒に朝まで勉強したことも
あったなぁ。器用とは言えなかったけれど、とにかく努力だけは
人の二倍、三倍していたよ。明治大学に入り、今はアパレル会社の
社長をやっているよ。俺は彼のことを努力の天才と呼んでいるんだ。」
こんな風に勝手に紹介して、生徒を励ましたり、やる気を引き出すのに
使わせてもらったりしています。
おっしゃる通り、目標に迷うことがあることでしょう。特に移り変わりの
激しい世の中ですし、コロナ禍によっていっそう瞬時の決断を求められる
機会も増えていることと思います。実際、私も同じです。情報収集をし、
周囲に相談したとしても最終的に決断をしなければならないのは時には
つらいです。しかし、その時に信じるのは自分自身です。その自分自身と
いうものを若いころの自分自身が努力した経験から形作ることができて
いるのは強いですね。きっとどんな荒波にも立ち向かうことができると
信じています。
それから、創研塾の後輩のことまで気にかけてくださってありがとう
ございます。現在も学校が終わり次第塾に来て夕飯を食べに帰り、
そして10時が過ぎても塾に残る生徒、塾が休みの日にも自習をするから
塾を開けてほしいと言ってくる生徒、授業が始まる何時間も前から
塾に来る生徒たちがいます。当時から変わらぬ創研塾スピリットが
受け継がれているのですね。こんな生徒たちに囲まれている私たちは
幸せですし、誇りに思います。
長くなりました。こちらに帰ってくる機会がありましたら、そして
時間がありましたら遠慮なく連絡をください。コロナが収まっていたら
当時はかなえられなかった乾杯をしましょう。
それでは、くれぐれも体に気を付けて、ますます活躍してください。
会長(当時の塾長)、千恵子先生からもよろしくとのことです。
またメールをお待ちしています。
創研塾 奥松研亮