先日、かなり早い中学校の試験が終わりました。いよいよ明日から残りのほとんどの中学校の中間試験対策を始めていきます。中学1年生にとっては初めての定期試験で、何をどのように勉強したらよいのか分からないですから、色々と細かく指示を出しながら進めています。
さて、今回の中間試験では、中学1年生の英語がやはり心配です。このブログにもたびたび書いている通り、青梅市で採用している英語の教科書では中学1年生の最初の単元でいきなりBe動詞と一般動詞が同時に出てきます。(他の教科書でも大方同じような作りのようです。)これは小学校で英語を学んできている前提で教科書が作られているからだそうですが、生徒たちの様子を見る限りでは多くの子供たちが苦戦するのではないかと容易に想像できます。
創研塾では3月から新年度の授業を開始し、これに対応できるように授業を組んでいますが、それでもギリギリです。昨日、生徒たちと話をしていると「心配なので、早めに英語の補習をしてもらえませんか。」との申し出がありました。早速本日一部の生徒には補習を行うつもりです。Be動詞と一般動詞はそれぞれ単独ではそれほど難しくはないと思います。しかし、両方同時となると一気にハードルが上がりますし、ここでつまずくとこの後の英語学習に大きく影響してしまいます。中3になって入塾してくれた生徒たちで英語が苦手、英語が嫌いという生徒のほとんどは、ここから分からなくなってしまっていると言っていいほどです。
ですから創研塾ではBe動詞と一般動詞の識別には、授業の進行も生徒たちの理解度・定着度の把握には本当に慎重になりますし、何度も何度も繰り返し取り扱うようにしています。
まずは今日の補習でしっかりと二つの違いについて説明し、多めに演習をしてもらうつもりでいます。ここでつまずいてしまうことの無いようにしたいと思っています。