創研塾では、塾で生徒が使用する電子辞書を用意しています。(もちろん、紙の辞書もあります。)先日、電子辞書を追加購入しました。
英語の授業では、文法の解説が終わると問題演習に入るパターンが多いです。問題演習の際には生徒たちの机の間を回り、解答の状況やノートの取り方、さらに質問対応などをしています。質問を受けていて感じるのが、単語の意味やつづりさらに読み方を聞かれるケースが最近増えたことです。私に聞くより自分で調べる習慣を付けてほしいため、英語の授業では一人一台ずつ使える台数の電子辞書を用意したのです。特に最近入塾した生徒たちは、これまで在籍していた生徒に比べると解いてきた問題の量や単語数に差があるケースが多いように感じます。最近入塾した生徒達は、既存の生徒に気後れすることなく分からない単語を調べることができますし、私はその分生徒たちの解答状況を確認したり文法事項の質問に答えることができるようになりました。
受験生たちはこの時期志望校の過去問を解く割合が増えました。過去問の長文問題を解く際には、分からない単語があったとしても周囲の文章から推測するように伝えています。解き終わって○付けが終わってから、電子辞書を使って分からなかった単語や語句を調べるように伝えています。紙の辞書ではついついおっくうがる生徒たちでも電子辞書では積極的に調べるようになっています。
授業をスムーズに進められること、分からない単語をそのままにしないこと、単語や語句への関心を高めることなど、電子辞書を使うことのメリットは大きいことは当然知っていました。今後、電子辞書の使い方・使わせ方についてさらに効果を高める方法などを再度検討してみようと思います。