風見鶏つうしん:2009/8開始の太陽光発電を蓄電池付き再エネに変身させてほぼ買電ゼロを実現中の報告です。

15年超稼働中の太陽光発電に蓄電池を導入し「蓄電池付き再エネ」とすることで既築住宅での「ほぼ」買電ゼロ実現を実証中です。

締付不足

2019年05月26日 | スイッチング数推移など

 「これまで、取り付け済みのスマートメーター(約2,100万個)の内、約5,200個に対し、抜き取り調査を実施し、さらに今回の施工不良にかかわった作業員が施工したスマートメーターについて、当該作業員が取り付けた全施工数の10%(約3,000個)の追加調査を実施する旨を報告しましたが、その調査結果が取りまとまりましたので、以下の通りお知らせいたします。
 なお、以下の調査結果については経済産業省への報告を行っております。
 当社は引き続き、安心してスマートメーターをお使いいただけるよう安全第一で取り組んでまいります。
<調査結果>
○工事会社を対象とした抜き取り調査(調査数:約5,600個)
 ・放電痕ならびに焼損は確認されませんでした。
○報告徴収で示した7件の施工不良に関わった7名が施工したスマートメーターを対象とした抜き取り調査(調査数:約3,500個)
・放電痕ならびに焼損は確認されませんでした。
・発熱に至る可能性のある端子ネジ上下両側の緩みが確認されたのが4件。」2019年5月22日付け東京PG HP「施工不良による火災を受けたスマートメーター取付状況の調査結果および再発防止策について」より

 元は2023年だった東電のスマートメーター化完了時期を2020年に繰り上げたため作業技術者を大幅に増やし、急ピッチで取り換え工事を進める過程で、ノルマを急ぐあまりスマートメーターに接続する電力線を固定するネジを確実に締め付ける手間・確認を怠ったかもしれない施工不良事例があり、接触不良で放電し発火に至る事故が起こってしまったようです。一部の技術者の作業に限られ数は少ないようですが多くの作業者にとって事故の発生は残念な事です。
 当方で取り換え工事をしていただいた時の様子はトルクドライバーで締付強度を確認しておられて慎重確実な作業だったと記憶しています。
  上記記事にはこれまでの取り換え数が約2100万個と有りますが総数約2700万個(注)まであと600万個。2020年度末まで毎日仮に500人かけて工事するとしても約600日毎日のノルマは一人20個(20軒)、仮に8時間働くとして1時間に2.5件の作業です。(但し根拠データはありません)地域を一斉に取り換える時期が終了し、残り少ない対象は点在する事になり移動時間まで考えると1件の作業時間は短いものになりそうです。実際、近隣を見てもほとんど取り換えが終わっており、時たまアナログの旧型を見かけるだけです。
注)2018年5月18日付け経産省公表資料「各年度末のスマートメーター導入台数(2017年3月末時点)」に東京電力の設置予定台数は2700万とあります。

HIT(4.2kw)の発電データ
5月25日(土)晴れ 
太陽光発電量       25.5kWh
エネファーム発電量(おまかせ)   7.5kWh
W発電量       33.0kWh
売電量        23.8kWh 
買電量         0.7kWh 
W発電自給率      333.3%
W発電設備利用率     28.1%
日照時間       13.5h
連系以来   3572日(9年285日)

コメント
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