「首脳同士の外交が例外的だった20世紀前半の英外交官ニコルソンは、政治家の訪問外交を批判した。その手の外交は公衆の期待や誤解を引き起こし、政治家当人の虚栄心を刺激して誤った判断を誘発するという▲彼にいわせれば、外交とは会話や社交の術ではなく国益を異にする国の間で認証可能な合意を取り決める術だという。合意よりも首脳同士の親密さを内外に示すショーが「外交」となる時代の到来はニコルソンには想定外だったろう。(中略)▲首脳同士の親密な関係が、もしや両国の国益の調整よりもお互いの政権の都合のすりあわせの場になってはいないか。国益を守るべき外交が政治家の権力の小道具とされるのはニコルソンの悪夢であろう。」5/28付け毎日新聞「余録」より
”首脳”同士が国益ではなく自らの利益(選挙)を優先して国の政策を勝手に決めてしまうのは危ない「外交」です。特に日本では首相が決めたことを役人や国会が忖度追認する状況が続いていますからまずいですね。
5月27日(月)晴れ
太陽光発電量 24.7kWh
エネファーム発電量(おまかせ) 5.1kWh
W発電量 29.8kWh
売電量 22.1kWh
買電量 0.7kWh
W発電自給率 359.0%
W発電設備利用率 25.3%
日照時間 12.2h
連系以来 3574日(9年287日)