今日は少しだけ相馬観光ができて嬉しい研修医の名取です。
濱近先生と道の駅相馬に行ってきました。道の駅には特産品やお菓子、そして震災遺物が展示されています。4月はイベント続きでなかなか外に足をむけることができなかったのですが、やっと相馬の文化や被災地としての相馬に少しだけ触れることができました。
こちらに来て最初に思ったことは、意外に被災地っぽくないということです。正確に言うと、テレビでは関東に比べて震災や原発関連の情報はこれでもかと盛りだくさんに流れている反面、こと院内に関しては震災と放射線の話題はまったくと言っていいほど出ません。いたって通常運営という雰囲気で毎日が過ぎていきます。これは平時に戻ったということでとても良いことのような、逆に臭いものに蓋をしてタブーのような印象も受けます。震災からもう5年も経って風化してきた、震災の話は聞き飽きてもううんざり、つらくてもう思い出したくない、といった気持ちがあるのかもしれません。想像に過ぎませんが。
被災地に来ようと思った身としては、震災時やその後の当院の活躍を聞き興味を持ったためこの地に赴いたということもあるため、本当は生のそのような話も聞きたいところなのですが、被災しているスタッフもいらっしゃると思うと気軽に聞ける話ではないので、それは追々分かっていければと思います。ちなみに私も「被災地」という言葉は、なんと言うか憐れまれているような負の印象を受けるので好んで使いたくはないのです。とは言っても東北沿岸部はどうしても震災がすべての転換点となり様々な問題が生まれ今も続いてしまっているため、この話題からは逃れることができなく仕方なくこの言葉を使っています。やはりテレビが震災や原発の問題を今でも風化しないよう取り上げているのと同様に、当院も震災後の医師・看護師不足など厳しい状況に諦めた気持ちになったり見て見ぬふりをしたりするのではなく、アピールして全国に知ってもらうことがまずは大事なことだと思っています。
写真は道の駅相馬にあった特産品と相馬野馬追いのポスターです。7月には相馬野馬追いをぜひ見に行きたいものですよね。震災伝承コーナーもあったのでぜひ立ち寄ってみてください。
濱近先生と道の駅相馬に行ってきました。道の駅には特産品やお菓子、そして震災遺物が展示されています。4月はイベント続きでなかなか外に足をむけることができなかったのですが、やっと相馬の文化や被災地としての相馬に少しだけ触れることができました。
こちらに来て最初に思ったことは、意外に被災地っぽくないということです。正確に言うと、テレビでは関東に比べて震災や原発関連の情報はこれでもかと盛りだくさんに流れている反面、こと院内に関しては震災と放射線の話題はまったくと言っていいほど出ません。いたって通常運営という雰囲気で毎日が過ぎていきます。これは平時に戻ったということでとても良いことのような、逆に臭いものに蓋をしてタブーのような印象も受けます。震災からもう5年も経って風化してきた、震災の話は聞き飽きてもううんざり、つらくてもう思い出したくない、といった気持ちがあるのかもしれません。想像に過ぎませんが。
被災地に来ようと思った身としては、震災時やその後の当院の活躍を聞き興味を持ったためこの地に赴いたということもあるため、本当は生のそのような話も聞きたいところなのですが、被災しているスタッフもいらっしゃると思うと気軽に聞ける話ではないので、それは追々分かっていければと思います。ちなみに私も「被災地」という言葉は、なんと言うか憐れまれているような負の印象を受けるので好んで使いたくはないのです。とは言っても東北沿岸部はどうしても震災がすべての転換点となり様々な問題が生まれ今も続いてしまっているため、この話題からは逃れることができなく仕方なくこの言葉を使っています。やはりテレビが震災や原発の問題を今でも風化しないよう取り上げているのと同様に、当院も震災後の医師・看護師不足など厳しい状況に諦めた気持ちになったり見て見ぬふりをしたりするのではなく、アピールして全国に知ってもらうことがまずは大事なことだと思っています。
写真は道の駅相馬にあった特産品と相馬野馬追いのポスターです。7月には相馬野馬追いをぜひ見に行きたいものですよね。震災伝承コーナーもあったのでぜひ立ち寄ってみてください。