日本の左傾化を憂うブログ

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旧ジャニーズ問題に対してしれっと「訂正」報道をしたNHK…被害者も視聴者も軽く扱うような報道は改めるべき

2025-02-19 17:21:51 | 日記

■旧ジャニーズ問題を巡りスクープとして報じたNHKだが…今になって報道を「訂正」

 

 

 

「NHK局内でジャニー氏から性被害」 ニュース7で証言を報道:朝日新聞

 NHKは9日夜のニュース番組で、20年ほど前に、音楽番組への出演を希望してダンスの練習に参加した現在30代の男性が、東京・渋谷のNHK放送センター内のトイレでジャニー喜多...

朝日新聞

 

 

NHKは9日夜のニュース番組で、20年ほど前に、音楽番組への出演を希望してダンスの練習に参加した現在30代の男性が、東京・渋谷のNHK放送センター内のトイレでジャニー喜多川氏から複数回、性被害に遭ったとする証言を報じた。
引用元:https://digital.asahi.com/articles/ASRB9777WRB9UCVL01X.html

 

NHK広報局は朝日新聞の取材に「放送センター内で深刻な性被害を受けたという男性の証言を重く受け止めている。番組の制作責任を持つNHKとして、看過できない問題であり、今後、出演者の安全や人権を守る取り組みをさらに進めていく」とコメントした。

男性が出演を希望していた音楽番組は、デビューを目指すジャニーズJr.が出演する「ザ少年倶楽部」(BSプレミアム)。2000年4月に放送が始まり、現在も放送されている。NHK広報局は「番組の内容やタイトルの変更を含めて抜本的な見直しを検討している」としている。
引用元:https://digital.asahi.com/articles/ASRB9777WRB9UCVL01X.html

 

●NHKは当時、「被害者は2002年に性被害を受けた」と報道していた

 

NHKが報じた男性の証言によると、男性は、高校生だった2002年秋、「ザ少年倶楽部」に出演を希望し、NHK放送センター内であったダンスの練習に参加。その際、会場に来ていたジャニー喜多川氏から声をかけられ、男性用トイレの個室で下着を脱がされ、性被害に遭ったという。男性はその後も、事務所から連絡を受け、週末練習に参加。5回ほど局内のトイレ個室で同様の被害に遭い、数カ月後、初めて拒んだところ、事務所から呼ばれなくなったという。

NHKは、この男性が出演するVTRも放送。男性は「ショックも大きかったですし、自分の中で今後、どうしていったらいいんだろうとすごい考えました」「僕の夢どうしてくれるんだという気持ちが強いです」などと語っていた。
引用元:https://digital.asahi.com/articles/ASRB9777WRB9UCVL01X.html

 

▼しかし、今になって報道の根幹に関わる被害時期をしれっと「修正」

 

 

NHK、旧ジャニーズ問題で局内のトイレでの性被害報道「修正」:朝日新聞

 NHKの稲葉延雄会長は12日の定例会見で、局内で旧ジャニーズ事務所(SMILE(スマイル)―UP(アップ).)の創業者、故ジャニー喜多川氏から性被害を受けたとする男性の証言...

朝日新聞

 

 

NHKの稲葉延雄会長は12日の定例会見で、局内で旧ジャニーズ事務所(SMILE(スマイル)―UP(アップ).)の創業者、故ジャニー喜多川氏から性被害を受けたとする男性の証言について、その時期が2002年秋ではなく、01年である可能性があることを認めた。その上で、「被害があった信憑(しんぴょう)性は変わらない」と強調した。
引用元:https://digital.asahi.com/articles/AST2D3SF2T2DUCVL029M.html

 

男性の代理人によりますと、被害の時期として申告した2002年のその日は、喜多川氏が海外に渡航中だったと会社側が主張しているほか、男性がNHKを訪れたことを知る関係者の証言などから、被害を受けた時期は2001年だった可能性があるということです。
引用元:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250210/k10014718431000.html

 

 

●NHKはこのセンシティブな問題に対し、「より慎重な伝え方が必要だった」とコメントするだけ

 

また、NHKは旧ジャニーズ事務所との関係性の検証について、第三者委員会を設置せず、報道による検証を行っている。第三者委の調査にしなかったことについて問われると、稲葉会長は「報道の現場で起こったことについては、報道自らが改善すべきだ」と従来の主張を繰り返した。
引用元:https://digital.asahi.com/articles/AST2D3SF2T2DUCVL029M.html

 

NHKはこの日、裁判の終結を報道した後、「男性の代理人によると、被害の時期として申告した2002年のその日は、喜多川氏が海外に渡航中だったと会社側が主張しているほか、男性がNHKを訪れたことを知る関係者の証言などから、被害を受けた時期は2001年だった可能性があるということ」と伝えた。

(中略)

「時期についてはSMILEーUP.側の主張やその後の取材などを踏まえると、より慎重な伝え方が必要だったと考えています」と時期について“訂正”した後で「NHKは今後もあらゆる取材において、確認を徹底していきます」と締めくくった。
引用元:https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2025/02/10/kiji/20250210s00041000315000c.html

 

 

▼この問題のみならず、昨今不祥事に対して傲慢な姿勢の対応が目立つNHK

 

 

●ラジオの中国語ニュースで中国籍スタッフによる「不適切発言」を巡って引責辞任した理事を、1週間後に再雇用

 

 

NHK「放送テロ」で引責辞任の前理事が再雇用 わずか1週間での復帰にネットは「偽装辞任」など批判噴出

 NHKのラジオ国際放送などの中国語ニュースで中国籍の外部スタッフが、沖縄県・尖閣諸島を「中国の領土」などと原稿にない発言をした「放送テロ」をめぐり、今月10…

zakzak:夕刊フジ公式サイト

 

 

NHKのラジオ国際放送などの中国語ニュースで中国籍の外部スタッフが、沖縄県・尖閣諸島を「中国の領土」などと原稿にない発言をした「放送テロ」をめぐり、今月10日に引責辞任した傍田賢治前理事がメディア総局のエグゼクティブ・プロデューサーとして再雇用されていたことが分かった。再雇用されたのは辞任から1週間後の17日付で、ネットでは「偽装辞任」などと批判が噴出している。

傍田前理事はモスクワ支局長やアメリカ総局長などを歴任。NHK関係者は理由を「海外での取材経験など、これまでの知見を生かしてもらうため」と説明している。
引用元:https://www.zakzak.co.jp/article/20240927-E7C6SPMH6ZJ4PKISXL4G3U7HUU/

 

●ネットでは「偽装辞任だ」と批判が噴出(あたりまえ体操)

 

 

旧ジャニーズ問題というセンシティブな報道を巡る過ちについて、簡単な訂正とコメントだけで終わらせるとは、問題も被害者も軽視していると言っても過言ではない。
かねてよりNHKは不祥事に対して説明や責任を求める国民に向けた、不遜な態度が目立っている。
国民から受信料を徴収して運営しているという自覚をもって、誠実な報道を心がけるべきだ。



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