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賠償責任

2016年03月03日 | 日々のあれこれ
認知症の男性が徘徊がして列車にはねられた事故で、家族の監督義務を問う裁判があった。
同居の妻は93歳、介護1。監督は無理というもの。

長男は20年以上同居していないから監督可能な状況ではない。
監督義務者にあたらない判断だったと思う。

賠償責任が問われない結果となって本当に良かったと思う。
徘徊を監督するのは、専属で付きっきり介護ができる人が居ない限り無理。

「お宅は徘徊がないから良いね」時々言われる。
正直に「そうだよ!」と思う、徘徊があったら看られない。
ひとりで外に出られないから、食事時を除けば1人で放っておける。
電話に出ることもないし、玄関ベルにも反応しない。動けたら混乱が起きる。

今回の判決でオヤッ?と思ったのは、20年以上同居していない家族(長男)には監督責任はないこと。
監督責任がないことは状況から大いに結構、良い事と思う。

ただ、自分たちに置き換えて考えると、同居の家族には全責任があることになる。
これってどうなの?
徘徊の親族を抱えてヒヤッとしている人もあると思う。

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