夫から通院の時に道路から歩くのが大変なので、何かレンタルできるものはないかと話が出た。
前回途中で座りそうになったと聞いていた。
緩やかだけどスロープがある。
そこで介護用品の会社の人に相談して、何種類か持って来てもらうことになった。
介護用品の会社とは、爺様の時にお付き合いがあって知っていた。
数日後にケアマネさんと業者さんが、車いす・歩行器3種類をもって来てくださった。
先日の会議の時に通院時に駐車場から院内まで、外での使用と話していた。
ところが夫は家の中と両方で使うと。
今は家の中では伝い歩きで済んでいる。今から新しいものに慣れることがどんなに大変か。
私としては、使うことの危険もあると思う。
「通院というお話だったので、車いすの方が良いのではと思ってお持ちしました」ケアマネさんも話してくれた。
私「これを押して上がっても下るのが無理でしょ」
夫「一人で行くわけじゃない。俺がついていくんだから良い」
もうこうなったら誰の話も聞かない。
連れて行くのは私じゃないもんね・・・これも夫が苛立ってる原因なのだが、譲れない。
やってみればいい。
夫「往診を頼める医院はないですか?」
ケアマネ「最近は往診をやってるところは聞かないですね」
夫「○○○○クリニックは?」
仰天してしまった。
終末医療専門医院で爺様の時にお世話になった。夜中でも対応してくれるけど。
この人、何考えてるの!
爺様の時にどう思っていたのか!
一番ウン??と思ったのは
「僕は親父の時は大変だとは思わなかったですよ。お袋は大変ですよ」
「ソナさんがいろいろやられていらしたから・・・」ケアマネさんがフォローしてくれた。
夫なんてこんなもんかい!
この婆さんから、よくこの人が育ったと思うぐらい単純。意地悪・小言・いやみ、一切ない。
この人は自分に降りかかってきたことしか理解できないのだ。
とにかく現場に引っ張り出して現実を見せなきゃだめなんだ。
今は担当者会議に参加して、婆様の4週間おきの通院もこなし、私が仕事に行ってる日は夕ご飯の支度もしてくれている。
コンサートも行けば良いと言ってくれる。
精一杯、協力してるのだろうと思う。
今日、婆様は歩行器をもってデイに行った。
先日の職員さんが「持って来ればトレーニングします」と言ってくださったから。
どうなることか・・・使えるようになれば良いけれど。