入院４日目

今日、私は病院に行きませんでした。
次男が出先からこちらに回ることになっていたから留守にしたくなかった。

私「今日は病院どうする？」

夫「2時ごろから行こうか」

私「あなた一人で行ってきてね」

夫「エッひとりでか」

私「私は昨日も行ってるし。毎日行ってるし・・・」

支度をしない私に「じゃ、行ってくる」
怒って出かけて行った。

担当医の説明の日も「俺、大事な打ち合わせがある」と一度は逃げた。
「一人で聞くのは嫌よ」
困った困った言いながらも一緒に聞いた。
気持ちがあればできること。

今回、私は前に出ない。
弟妹にも夫に「知らた方が良いでしょ」と促して私は電話はしない。
言わないとしないことにイライラするけど。
全部取り仕切るのはもう嫌だ。丸投げされる。

怒って出かけた夫でしたが帰ってきたら
「穏やかな顔だったし返事も出た。帰りにありがとうも言ったよ。あのまま素直でいてくれたらいいなぁ～」

言われなくても行ってちょうだいね、あなたの母上ですぞ！

姉と

今朝、玄関わきに夏ミカンが沢山入った袋が置いてあった。

姉からだった。「庭で取れたから食べて」とメモが入っていた。
夕食後電話をした。
姉は私がまだアルバイトをしていると思って黙って置いて行ったそうな。

お正月以来の姉とのやり取り、婆様のことも話した。
実家のこと、親戚の事などあれやこれや。。。３時間もしゃべってた（笑）

姉妹っていいもんだな(^-^)

入院３日目

夕方婆様の所に行ってきました。
車椅子でフロアのテレビのある所にいました。
歩いて行く私を見つけるとこっちというように手招き。
私はマスクをしていたけど分かったようだった。

「お散歩に行っても良いですよ」と言う看護師さんの言葉でフロアーを車椅子を押して散策。
ご近所の奥さんの名前がかかった部屋を見つけてビックリ。
珍しい名前だから多分ご本人でしょう。
婆様には言わずにおいた。

婆様の意識のハッキリしていること、驚きです。
会話が成立します。冗談を言えば笑う。
訊けばきちんと返事が返ってくる。

どうなっちゃったの、入院してからシャキッ！
明日どうか分からないけど、今日はハッキリしていた。
ケアマネさんが来てくださったのも分かった。

顔つきが家に居た時と全く違う。
痴呆の顔ではない。

その後

担当医の説明があった。
小さな梗塞が右足を動かす神経の所にある。
これ以上広がらないような薬を４～７日間ぐらい点滴。
その間、リハビリも一緒に進めていく。
特に何か起きなければ1週間後に退院できる。

う～～ん、1週間とは思わなかった。
ホッとしたけど、あとでガッカリした。薄情な言い方だけど正直半々。

今日の婆様は会話もハッキリして夫が席を外した時に私に訊いてきた。
「私はずっとここに居るの？」ビックリ。
「違うよ」といったらとびっきりの笑顔を見せた。

現状をしっかり説明して、婆様の入院中にすべきことを話してきた。
・歩行器で何とか歩けるようになること。
・お茶がきちんと飲めること。
・薬をきちんと飲む事。
「その3つね、そうすれば今までの生活と変わらないんだから」
「それなら私の足次第だね」と言った。

MRIの結果では脳萎縮も年相応、物忘れはあるでしょうけど痴呆レベルではない。
首の血管は年齢よりずっとしっかりして綺麗ですよ。

今まで、解らないのかソラ使っているのか分からない状態だった。
解っていても知らん顔してたのか？

入院

昨日デイから帰宅した時から右足の動きが悪かった。
普段でも右足の動きは悪く引きずる感じだった。

今朝は歩行器で移動するのも危ない。
歩行器に付いている椅子に乗せて居間まで連れて来た。
歩行器から居間の椅子に移動するのも一苦労。

もしや、どこかが詰まった？何しろ脳梗塞3回の人。
衰えの範囲なのか、どこかが詰まったのか判断が難しい。

食事はいつもと変わらず、お箸も使える。
訊けば言葉も出た。これも普通。
椅子にもいつも通り座っていられる。
午後になっても足はシャキッとせずどうしたものかと夫を呼んだ。

「右足だけか・・・。それでも救急車呼ぼう。何ともなければ帰ってこればいい」
夫が電話で状況を話し、すぐに来てくれた。
過去3回の脳梗塞でお世話になった病院へ搬送された。

明日の午後、病状説明がある。
夕方、荷物を持って病院に行った時、看護師さんが「MRIで小さな梗塞が見つかりました」
ラクナ脳梗塞と言うらしい。

何年ぶりだろ？

小説を最後まできちんと読んだ。読めた。
内館牧子著「終わった人」

煮えるまでちょっと読む・・・カボチャが黒焦げになった。

ドラマ化すれば良いのにと思ったら映画になっていた。
6月公開、舘ひろし、黒木瞳、、、らしい。
トシ役は誰なんだろ？　観に行こう。

『過去と戦っても勝てない』だって。

晴れ～

お天気も気分もです。孫が来たから。
ほとんどの土曜日は夕食を一緒にしてる。

親にはやってもらえない事を私たちに言う。
「お手伝いして」
「は？」食べさせてもらいたいのだ。
口に入れてあげると嬉しそうに
こんな時期もそう長くはないだろうね、今のうち。

みんな沈黙でシ～～ンの我が家も数時間は活気づく。

便利なもの

小型犬用のトイレシート。
爺様の時も大活躍してくれた。今回もやはりこれはお勧め。

片面がビニールでツルツル、薄手なのでサッと必要なところに差し込める。
騒ぎが最小限で済む。シーツの洗濯が減る。

捨てるだけだから、後始末の手間もかからない。
便利そうなものは何でも使ってみるものです。
「大」の始末もだいぶ慣れた

無事帰宅

夕方帰宅した婆様は大丈夫だった。
足取りはおぼつかないことに変りはないが、歩行器で歩ける。
行く前と変わらない。良かった。

担当者会議の時に、前回の帰宅後、重心が後ろに行ってしまい部屋まで歩くのが大変だった話をしたからかもしれない。
車椅子で移動してると言ってたけど、今回は歩行器で動いていたのかな。

気分はハイのようでタンスを開けて真冬のセーターに着替えてた。
自分で着替えられるじゃん！　放っておいた。
脱いだカットソーとベストは丸めてタンスに入れてあった。

「なんでそんな真冬のセーター？どこかへ行くの？」と聞いたら「(＾▽＾) ハッハッハ」だった。
何か理由があるだろうに・・・。

もうじき

あと30分ぐらいで帰ってくる。
車椅子移動の3日間があるわけで、どうなって帰ってくるか、、、。
変わりなければいいが、あれ以上歩けなくなっては困る。

ショートステイに行くと足が弱る、そんな気がしてならない。
かといってショートを辞めるのは負担が大きい。
行った時のままの状態であればよいのだが・・・