【宜野座キャンプ】 新井がランチタイム特打に登場

けふの解説は吉田義男さん。

シート打撃に、岩田と球兒が登板。
兩投手ともに仕上りは上々。
岩田は藤本に１・２壘間を破られたのと、誰か忘れたがセンター前にテキサス性のヒットを打たれただけ。
球兒にいたつては、最後にバルディリスに打たれただけ。
とはいへ、いまの時期、打者は先行して仕上げてゐるＷＢＣ組の二人を打込むのは難しいだらう。
むしろ、藤本の打撃の調子が良いのが目立つた。
さすがに眞弓監督が譽めてゐるだけのことはある。
今年の藤本、期待できさうだ。
でも、さうなると、關本、平野、バルディリスの使ひ方がますます難しい・・・

ランチタイム特打では、新井とメンチが登場。
新井はこれが初の特打。
１１０本のスイングで２１本のさく越えだとか。（あれ？新聞によると２４本だ）
確かに、ボケっと見てゐるだけでも、ずゐぶん飛ばすなあ、と思つた。
腰の具合ひも良いさうだし、このまま順調にキャンプを消化すれば、今年は少なくとも背番號以上はホームランを打つてくれるに違ひない。
メンチはいつものやうにオマリー投手？の投げる球を打つた。
解説の吉田さん云はく、「オマリーは遠くに飛ばせるところに投げてゐるのと違ひますか」。
たとへさうだとしても、メンチには「遠くへ打球を飛ばすちから」があると思ふ。
あとは、「生きた球」にどれだけ對應できるかだらう。
前囘の特打で氣になつた「下半身のぐらつき」は、まだあるにせよ、少しはマシになつて來た。
打つた後の右足つま先が開いてゐないので、ボールを叩くインパクトの瞬間には、からだは安定してゐるのかもしれない。

午前中のケース・バッティングのヴィデオ。
玉置と黒田が登板。
ノーアウト１壘のケースを想定して、内野手と１壘ランナーを配置してのバッティングおよびピッチング。
玉置は殆どヒットも打たれず、落ち着いたピッチングを見せてくれた。
今年は１軍での活躍も期待できさう。
黒田はけふはいまひとつ。
バルディリスがここでもヒットを打ち、昨年彼に缺けてゐたバッティングでも存在感をアピールした。
彼は守備では素晴らしいプレーを見せてくれるだけに、バッティングが良くなれば、それこそ３壘定著もあるだらう。

明日は２度目のお休み。
選手たちも、のんびり過ごすのもよし、休日返上で練習するもよし、それぞれ有意義に過ごして欲しい。