読書録 2023年9月上旬

9月1日

『φは壊れたね』森博嗣　2004年

再読。

Ｇシリーズというらしい。なんでかな？

メインキャラは、Ｃ大生の山吹早月、海月及介、加部谷恵美。

山吹は院生で指導教官はあの国枝桃子！

というわけで、あの西之園萌絵が研究室に入り浸ってるという設定。

天井からグリコのように吊り下げられた死体。しかも密室。なかなか派手な死に様ではある。

でも、なんか不完全燃焼というか、なんというか…

なんでφだったの？

9月3日

『θは遊んでくれたよ』森博嗣　2005年

再読

探偵・赤柳初郎がVシリーズの保呂草と繋がっていた。

なんとあの真賀田四季も関係してる？

海月及介が探偵役なのだけど、キャラに魅力を感じないので、いま一つパッとしないなぁ。

9月5日

『τになるまで待って』森博嗣　2005年

再読

超能力者が密室で殺される。

しかもその建物も封鎖されており、いわば二重の蜜室。

その場に居合わせていたのは、探偵・赤柳といつもの三人。

加部谷恵美からの連絡で、萌絵と犀川がヘリで登場。

数分話を聞いて、あっという間に謎を解く犀川。

さすがにそれはないよな。

真賀田四季との関わりが色濃くなってきたが、さて…

9月6日

『εに誓って』森博嗣　2006年

たぶん初読。

東京から那古野に帰る高速バスでバスジャックに巻き込まれてしまった山吹早月と加部谷恵美。　

ああ、死への甘美な誘惑。

問題を先送りにすること、それが生きるということだ。

うん、面白かった。

9月7日

『λに歯がない』森博嗣　2006年

たぶん初読。

大学の構造実験棟で蜜室大量殺人⁉︎

被害者は4人。みんな歯を抜かれていた…

探偵・赤柳がバーで会った女は誰だろう？もしや各務亜樹良？

ああ保呂草登場。お久しぶり。赤柳と知り合いだったのか。保呂草と真賀田四季の関係って？

いったい保呂草って何者？

免震構造ゆえに可能な方法がある。