【２００９年公式戰】 7/29 ○ 阪神 ８ｘ－０ 横濱 （甲子園）

打つてはクリーンアップで８打點、投げては岩田がプロ初完封で今季初勝利！
けふは阪神が完勝、きつとすべての虎ファンが喜んでゐるだらう。

初囘の攻撃は見事だつた。
赤星が死球で出壘し、關本がバスター・エンドランを決めて、ノーアウト３壘・１壘。
昨年までの岡田阪神だつたら、まづ送りバントだつたところだ。
今年の阪神も送りバントは多いが、赤星の盜壘やたまにはけふのやうなエンドランもあるので、去年よりは攻撃の幅は廣がつてゐると思ふ。
鳥谷、金本の連續タイムリーで２點先制。
これで攻撃のリズムが出來たと思ふ。

３囘には、赤星、金本を壘に置いて、５番・新井が６月１６日以來の１０號３ラン。
５番に新井を起用した眞弓監督もほつとしただらう。
ただ、私としては２點リードしてゐる局面で、關本に送りバントさせたのが殘念だつた。
あの場面、赤星に走らせて欲しかつた。

７囘。
横濱のマウンドには、４６歳、名球會の工藤。
關本、鳥谷を壘に置いて、同じく名球會の金本が初球を叩いて３ラン。
名球會同士の對決は金本に軍配が上つた。
しかし、４６歳にしていまだに１４３ｋｍのストレートを投げる工藤はたいしたものだ。

岩田は９イニングのうち７イニングで走者を出し、そのうち６イニングで先頭打者を出した。
こんな状態で完封出來たといふのは、岩田の粘り強い投球もさることながら、横濱の拙劣な攻撃のお蔭とも云へるだらう。
７安打３四球で１點も取れないなんて、まるでどこぞのチームのやうだ。

ヒーロー・インタビューは岩田と新井。
岩田「怪我で出遲れてチームに迷惑をかけたので、これから勝つて行きたい」
新井「チームに迷惑をかけてゐるので打順はどうでもいい、氣持ちをリセットして頑張りたい」
この２人が持てる力を發揮してくれれば、後半戰の阪神は期待が出來るかも。

心配なのは、これだけ得點して明日も得點できるか、といふこと。
１５安打も打つてしまつたので、心配でならない。
明日はナマ觀戰豫定なので、ますます心配。
どうか明日も勝つて、３連勝して欲しい。




勝利投手 [ 阪神 ] 岩田（1勝1敗0S）
敗戦投手 [ 横浜 ] マストニー（1勝5敗0S）

本塁打
[ 阪神 ] 新井 10号(3回裏3ラン) 、金本 15号(7回裏3ラン)

バッテリー
横浜バッテリー： マストニー 、高崎 、工藤 、小山田 - 武山 、黒羽根
阪神バッテリー： 岩田 - 狩野




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＜ナマ觀戰記録＞

【リーグ戰】 ８戰６勝２敗

○ 4/3（金） 阪神５－２ヤクルト （京セラＤ：開幕戰／先發：○安藤）

○ 4/7（火） 阪神１１－１０廣島 （新裝甲子園開幕戰／先發：久保、○江草）

● 4/9（木） 阪神２－４廣島 （甲子園／先發：●石川）

○ 4/16（木） 阪神４－３中日 （甲子園／先發：久保、○アッチソン）

○ 4/30（木） 阪神３－２横濱 （甲子園／先發：久保、○アッチソン）

○ 5/14（木） 阪神７－１廣島 （甲子園／先發：○安藤）

○ 5/25（月） 阪神４－３ロッテ （甲子園／先發：○久保）

● 7/22（水） 阪神０－５ヤクルト （甲子園／先發：●岩田）