【2011 交流戰】 ● 阪神 ０－２ｘ オリックス （京セラ） ： ●岩田

まあ、なんと云ひますか・・・
ヒット８本打つて完封されるなんて、タイムリー缺乏症もいいところだ。


先發の岩田は７イニング投げて、被安打５、失點２。
數字だけ見ると良ささうに見えるが、序盤は制球がままならず、初囘などよく１點で濟んだものだと思ふ。
２囘の１失點は、オリックスの３壘ランナーのスタートが良かつた。
たぶん岩田は２囘までで５０球以上投げてゐたのではなかつたか。

攻撃はあと１本が出ずにイライラさせられた。
４度の得點のチャンスにことごとく凡退し、得點することが出來なかつた。
初囘は平野の２ベース、上本のヒットで、平野がホームを狙つたが、センターからの好返球でアウト。
鳥谷、四球で１アウト２壘１壘のチャンスも、新井、マートンが凡退し無得點。
２囘には、金本、ブラゼルの連打でノーアウト２壘１壘のチャンスに、城島、俊介、關本が凡退。
４囘には、２アウトからブラゼル死球、城島ヒットで２壘１壘。
俊介がセンター前にヒットを打つたが、２壘走者がブラゼルだけにホームをつくことは出來ず、滿壘。
關本が凡退して得點ならず。
６囘には、先頭のマートンが２ベースを打つたが、金本、ブラゼル、城島が凡退し、得點ならず。

かうして見ると、６番から８番までの重量打線が重たい氣がする。
金本、ブラゼル、城島では、送りバントもエンドランも出來ず、打つしかほかに手立てがない。
それなのに、彼らはみんな打率が低い。
どうしたものだらうか。

守備では關本が見せてくれた。
Ｔ岡田のセンターに拔けるかといふ打球に追ひ付いてアウトにしたプレーはさすがだつた。
あと、マートン。
あのバックホームは良かつた。

心配なのが平野。
初囘にホームに突入してタッチアウトになつた時、どうやら足を痛めたらしい。
鳥谷に續いて平野まで故障となつてはえらいことだ。
２壘は關本に任せるとしても、平野を外野に廻すことが出來なくなる。
となると、レフトはやはりリンくんに頑張つて貰ふしかない。


また借金３に逆戻り。
次は２０日、２１日と福岡でソフトバンク戰。
１勝１敗では借金は返せない。
なんとか２つとも勝つて欲しいのだが・・・



勝利投手 [ オリックス ] フィガロ（2勝2敗0S）
敗戦投手 [ 阪神 ] 岩田（1勝4敗0S）
セーブ [ オリックス ] 岸田（0勝1敗7S）

バッテリー
阪神バッテリー 岩田 、久保田 - 城島
オリックスバッテリー フィガロ 、平野 、岸田 - 鈴木


スコアプレー
1回裏 田口　1アウト2塁の2-2からレフトへの先制タイムリーヒット！ オ1-0神 1塁
オ 1 - 0 神
2回裏 坂口　ショートゴロの間に三塁ランナー鈴木が本塁生還 オ2-0神 2アウト
オ 2 - 0 神