昨日(7月10日)、観てきました。
主演は草笛光子、90歳。
ちなみに私の母は89歳。82歳頃から少し呆け始めて、84歳から徘徊が始まり、86歳には介護施設に入所。今はすでにぼくが息子だとはわからなくなっている。
それに引き換え、90歳にしてこの演技!素晴らしい。
原作は佐藤愛子のエッセイだとのこと。ぼくの好きな北杜夫と親交があったので、調べたらまだご存命で、大正12年生まれの御歳100歳!なんと三島由紀夫より二つ年上だったとは!
さて、この映画は佐藤愛子の復活劇と云ってよい。2年前に最後の小説を書き終えて断筆して以来、今のぼくのように、のらりくらりとした毎日を送り、生きているやら死んでいるやらわからないような生活をしていたのだが、しつこい編集者に絡みつかれてエッセイを書くことになる。そのエッセイが「九十歳。何がめでたい」。
これが売れに売れる。太極拳の集団が全員この本を片手にして踊っているほど。
編集者・吉川(きっかわ〉を演じるのは唐沢寿明。コミカルなシーンもシリアスなシーンもいい。さすがである。離婚届をテーブルに置かれて嫁と娘に出ていかれてしまうのが、身につまされた。
愛子の今は亡き愛犬・ハチのかわいいこと!ガラス扉の向こうから執筆中の愛子を見つめている姿がいぢらしい。ぼくのイチ推しシーンだ。
蛇足ながら、ちょい役にメジャーな人が顔を出す。タクシーの運転手に三谷幸喜、家電修理にオダギリジョー、医療事務に石田ひかりなど。
てっきり脚本は三谷幸喜なのだろうと思って調べたら違っていた。
この映画、とても気になっていたので
ありがたい情報を得ました🙋
草笛光子さん‼️凄いですよね
正真正銘の美魔女だと思います😌
近々、見て来ます🎶
柴ワンコのハチのシーンもいいですよー