仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

憂國忌

2008-11-25 00:20:00 | 日々雜感
けふは憂國忌。
このところ、毎年思ふのだが、1年經つのが早い。

三島が亡くなつて、はや38年。
10歳の少年が三島の享年を上囘るオッサンとなつてしまつた。

45歳にして自ら生命を斷つた天才と、48歳にしてのんべんだらりと生きてゐる凡才。
淺學非才の身であれば致し方のないことだとはいひながら、忸怩たるものを感じるけふこの頃。

憂國忌。
なんだか、日本といふ國の有り樣が、ますます無樣なものになつてきたやうに思はれてならない。



コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 勤勞感謝の日 | トップ | 【關西學生アメリカンフット... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いちねん (かんさいや)
2008-11-26 00:08:36
なんだか体調が悪そうですね
私も家にこもって大人しくしております
無事に年越しできたらいいなあと思って暮らしています
何もできることがないので英語を始めました
中学1年英語からですがオーストラリアに嫁に行った従妹のためにがんばっています
阪神もやってないし、ひまなのもよくないから小さな目標を持って生きていきたいなと思うのです
返信する
Unknown (ken)
2008-11-26 23:49:00
市ヶ谷が小学校の教室のテレビで映し出されたあの日から、もう38年経つのですね・・・

37年経った時にやっと三島文学に目覚めた私ですが・・・

彼は予言者だったのかも知れない、と、いまの時勢を見つつ思う今日この頃です。
返信する
かんさいやさん (仙丈)
2008-11-29 22:48:04
調子良くないです・・・
ひとりでふらりと歩いてみようか、さう思つてテントを買ひました。
でも、いざとなるとそんなことをする氣力さへない自分でした。

返信する
kenさん (仙丈)
2008-11-29 22:51:02
三島にようやく時代が追付いて來たような氣がしてゐます。
石原愼太郎は三島との對談で三島の考へ方を批判してゐましたが、最近は三島の二番煎じみたいなことを云つてゐますね。
これも時代の流れなのでせう。

返信する

コメントを投稿