【オールスター ２００９】 第２戰 ： 全セ ４－７ 全パ （廣島）

きのふに引續き、けふも「打高投低」のゲームとなつた。
兩チーム合せて５本のホームランが飛び出し、そのうちの２本がソフトバンク・松中の２打席連續ホームラン。
２本目が勝ち越し２ランホームランとなつたため、ＭＶＰは松中が獲得した。


＜その他、印象に殘つたプレー＞

西武・中村の特大ホームラン。

ヤクルト・井端のきのふから通算して５打席連續ヒット。
これはオールスター・タイ記録。
本人は知らなかつたらしい。
アウトになつてから藤川球兒が教へてくれたとのこと。
本人曰く、どうせなら打席に入る前に教へて欲しかつた。

西武・中島のファイト溢れるプレー。
ファウルフライをキャッチしたあと、そのまま３壘ファウルエリアにある觀客席にころげ落ちた。
怪我してゐなければ良いのだが・・・

廣島・赤松はけふもヒットで出壘し、盜壘を決めた。
いまの阪神に赤松がゐてくれたら・・・



＜阪神選手について＞

金本はやうやくヒットを打つた。
阪神の４番がノーヒットでは寂し過ぎるので、打つてくれて良かつた。

藤川球兒は５囘に登板し、サブローにホームランを打たれた。
あまりストレートが走つてゐなかつた。


＜けふの涌井語録＞

放送席にゲストとして招かれ、中島のファインプレーについてコメントを求められた時の言葉。
「あまり無茶しないで欲しいですね」


＜杉内の豫言＞

マウンドに向ふ時にインタビューに應へて、
「けふは全部變化球でいきます。ストレートは投げません」
ところが、宮本にホームランを打たれた球は、唯一投げたストレートだつた。


さて、これで球宴も終り。
いよいよ折り返し點も過ぎて、ペナントレースも後半戰に入る。
阪神が３位以内に入れる可能性はかなり低いが、ひと試合ひと試合を大切に戰つて欲しい。
そして、來年以降のことを視野に入れた試合をして欲しい。
いつまでもアラフォー・トリオでもあるまい。



勝利投手 [ 全パ ] 杉内（1勝0敗0S）
敗戦投手 [ 全セ ] 吉見（0勝1敗0S）

本塁打
[ 全パ ] 中村 1号(2回表ソロ) 、松中 1号(4回表ソロ) 、サブロー 1号(5回表ソロ) 、松中 2号(6回表2ラン)
[ 全セ ] 宮本 1号(4回裏ソロ)

バッテリー
全パバッテリー： 涌井 、杉内 、金子 、シコースキー - 田上 、里崎
全セバッテリー： 大竹 、ルイス 、藤川 、吉見 、林昌勇 、永川 - 石原 、相川




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